'23-'24シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第14節(フランクフルトvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


先週、12月2日(土)はホームでのウニオン戦を予定していましたが、
ミュンヘンの大雪の影響で試合開催できず延期に…。
代替日程は来月24日に確定しましたが、1節飛ばしての
今節は日本人選手の長谷部誠擁するフランクフルト(SGE)と
ドイチェ・バンク・パルクにて対戦。
試合はバイエルンが1-5でフランクフルトに大敗しちゃいましたダウン
※試合は現地時間12/09(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マタイス・デ・リフト
■ジャマル・ムシアラ
■ブナ・サール


さて試合の方ですが、
雨でピッチがぬかるんでいる影響か、前半1分にバイエルンにミスが発生し、
デイヴィスがパスを受けるもトラップが大きくなってしまい、こぼれ球をクナウフに
カットされてしまうと、一気にゴール前に持ち込まれシュートを打たれてしまいます。
これは幸いにもネットの外側に当たって事なきを得ますが、
立ち上がりはフランクフルトがバイエルン以上のハイプレスを見せてアグレッシヴさで
試合のイニシアチヴを握った状態で展開されます。


すると前半12分、フランクフルトのハイプレスに苦しむバイエルンが守護神ノイアーの
苦し紛れのクリアボールを中盤左サイドで拾うと今度はこれを右へ展開します。
右サイドでパスを受けたブータが対峙するデイヴィスを抜き切る前にゴール前に
クロスを送ると、これのクリアを試みたマズラウィのキックが甘く、こぼれ球をPA前の
シャイビが回収するとフリーで強烈な右足のシュートを放ちます。
これはクロスバーに当たってバイエルン的には一瞬助かりましたが、このこぼれ球を
拾ったマルムシュが追撃のシュートを放つとこれはゴール左下隅へ突き刺さり、
0-1とフランクフルトが先制します。


スコアだけでなく内容でもフランクフルトに押され気味のバイエルンも前半25分に
落ち着いたパス&ムーヴでボールを回すと中盤でパスを受けたゴレツカがドリブルで
フランクフルト陣内へ侵入すると、裏へ飛び出したケインへスルーパスを送り、
これをケインが右足アウトサイドでシュートを放ちますが、決定機ながらボールは
無情にもゴール右ポストを更に外れてしまい、同点に追いつくことができません。
更には前半29分、フランクフルト陣内右サイドでコマンがファウルを受けFKを得ると、
キミヒはゴール前へのクロスではなく、裏へのスルーパスを出すと、これにフリーの
チュポ=モティングが反応してシュートを放つもGKトラップが正面でブロック。


押し込みきれないバイエルンを尻目にフランクフルトは前半31分、
自陣からバイエルンDFライン裏へのスルーパスを出すとこれに飛び出したクナウフが
競り合ったキム・ミンジェのチャージを耐えきってボールをキープすると、後方から
上がってきたディナ・エビンベにパスを送ります。
最高速で上がってきたディナ・エビンベがドリブルでPA内まで侵入するとバイエルン
DF陣の寄せを耐え凌いでシュート。ボールは守護神ノイアーが身体に当ててブロックを
試みると後方に流れてしまい、そのままゴールネットを揺らしてしまいます。
フランクフルトが0-2と逆にリードを広げます。


フランクフルトは更に前半36分、バイエルンが中盤でボールを保持していたものの、
キミヒの縦パスを読んでいたラーションがカットするとフランクフルトがここから
ショートカウンターを発動し、こぼれ球を拾ったマルムシュがドリブルで侵攻、
PA手前まできたところで左HSをフリーで上がってきたラーションへパスします。
パスを受けたラーションがマーカーのウパメカノを巧みに揺さぶって振り切ると、
左足でシュートを放って0-3とバイエルンから更なるリードを広げます。


バイエルンは前半44分にフランクフルト陣内左サイドでキム・ミンジェがパスを
カットして反撃に転じると縦パスを受けたコマンがPA内のケインへ渡します。
ケインは残念ながらフランクフルトDF陣のマークに遭いシュートは打てませんが
右サイドのザネへパスをつなぐと、PA内でザネがボールを持ってディナ・エビンベと
対峙し他の選手を引きつけたところで後方PA外でフリーのキミヒへのパスを選択します。
このパスをキミヒがダイレクトに右足で合わせるとボールはゴール右のネットへ
突き刺さり、バイエルンがようやく1点を返して1-3として前半は終了。
後半へ続く…。


さて後半。
バイエルンはデイヴィスに代えてゲレイロ、そしてマズラウィに代えてライマーと
両SBを変更して残り45分での追い上げに臨みます。
キックオフ直後、右サイドで組み立て左サイドへ大きく展開、コマンが個人技で局面を
打開すると大外から上がってきたゲレイロがパスを受け、ゴール前へクロスを送ります。
これは一旦クリアされるものの、キミヒがダイレクトにヘディングシュートを放つも
ケインが受け?後方に落としのパスを送るとフリーのチュポ=モティングが右足で
シュートを放ちますが、これはコッホが足に当てて枠外へと逸らせます。


追い上げに向けて試合の主導権を握り、イイムードで後半に入れたバイエルンでは
ありましたが後半5分、最終ラインを中盤まで押し上げたところでウパメカノが
ディナ・エビンベにインターセプトされてしまい、フランクフルトにカウンターを
発動されるとこぼれ球を拾ったシャイビがドリブルでバイエルン陣内左HSを独走、
バイエルン守備陣が必死の帰陣で追いつくものの、同時に上がってきていた
ディナ・エビンベへのスルーパスが通るとダイレクトで左足シュートを打たれ、
これがそのままゴールへ吸い込まれてしまい、フランクフルトが1-4として再び
リードを3点に広げます。


バイエルンは後半10分、フランクフルトの自陣からのカウンターが相手の
トラップミスで崩れたところを守護神ノイアーが拾って逆に前線へのロングパスを
送ると左HSで待っていたケインが受けて左サイドのコマンへワンタッチで送ると
パスを受けたコマンもワンタッチでゴール前へクロスを送ります。
ここにフリーで走り込んできたチュポ=モティングが右足でのゴールへの押し込みを
試みますが、ボールは無情にもキックミスかクロスバーの上を越えてしまい、
バイエルンは追撃のチャンスを自ら潰してしまいます。


必死の攻撃も結果に結びつかないバイエルンを尻目にフランクフルトは後半15分、
一度はバイエルン陣内深くへ攻め入るもゴール前でウパメカノにクリアされますが、
ここで巧みにバイエルンより早くセカンドボールに対応してボールを保持すると、
右HSでパスを受けたゲッツェが右サイドのシャイビとのワンツーからバイエルン
守備陣のギャップへ侵入すると中央PA内待つマルムシュへパス。
パスを受けたマルムシュはスペースへボールを流して対応するつもりだったのかも
しれませんがここにフリーで飛び込んできたクナウフが右足アウトサイドでゴールへ
沈めて1-5…となったかと思われましたが、クナウフのポジションがオフサイドで
あったとして一旦はゴールが取り消されますが、VAR判定によりクナウフのゴールが
認められ、改めて1-5とフランクフルトがバイエルンから大量リードを奪います。


バイエルンはコマンに代えてニャブリ、そしてチュポ=モティングに代えて
ミュラーを入れての対応を試みます。
しかしそのニャブリ、自陣左サイドでパスを受けてドリブルを開始したものの
マルムシュにファウルを受け倒れた時に負傷しちゃったようで、
交代出場してものの数分でムシアラとの交代を余儀なくされてしまいます。
そして残り時間20分余りを残しバイエルンは交代枠を使い切ってしまいます。
これに対して試合終盤に入りフランクフルトはここでよぅやく選手交代。
この日ドッペルパックのディナ・エビンベに代えてエンクンクを投入し、
その後マルムシュに代えて長谷部、クナウフに代えてハウゲを投入します。
終了間際にもシャイビに代えてヌガンカム、そしてブータに代えてバウムを
入れて巧みに時間を消費したフランクフルトにしてやられたバイエルン。
1-5と'19-'20シーズン以来の大敗を喰らって連勝は6でストップし、

加えて今季初黒星となってしまいました。


戦績:10勝2分1敗(勝ち点:32)
得点:44/失点:14
順位:2位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半44分:キミヒ

▼フランクフルト

前半12分:マルムシュ
前半31分:ディナ・エビンベ
前半36分:ラーション
後半5分:ディナ・エビンベ
後半15分:クナウフ


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:マズラウィ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:コマン、チュポ=モティング、ザネ
FW:ケイン

▽交代
デイヴィス→ゲレイロ、マズラウィ→ライマー、コマン→ニャブリ→ムシアラ、チュポ=モティング→ミュラー

イエローカード:キム・ミンジェ(累積2枚目)、ザネ(累積2枚目)

監督:トーマス・トゥヘル

○フランクフルト

GK:トラップ
DF:トゥタ、コッホ、パチョ
MF:クナウフ、ブータ、ラーション、ディナ・エビンベ
ST:シャイビ、ゲッツェ
FW:マルムシュ

▽交代
ディナ・エビンベ→エンクンク、マルムシュ→長谷部、クナウフ→ハウゲ、シャイビ→ヌガンカム、ブータ→バウム

監督:ディノ・トップメラー


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)