'23-'24 チャンピオンズリーグGS第5節(バイエルンvsコペンハーゲン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はデンマークのコペンハーゲン(FCK)をホームのアリアンツ・アレーナに迎えて対戦。
試合は両者スコアレスとなり、0-0の引き分けに終わりました。
※試合は現地時間11/29(水)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マタイス・デ・リフト
■ジャマル・ムシアラ
■キム・ミンジェ
■チュポ=モティング


さて試合の方ですが、
既に前節でグループステージ突破を確定させたバイエルン。今節はキム・ミンジェ等
数名の主力を温存してゲレイロやテル等一部のスタメンを変更してこの一戦に臨みます。
それによって本来は中盤のゴレツカが最終ラインに入り、
ウパメカノと2CBを組むことになります。
そんな立ち上がりはコペンハーゲンより一枚上手のバイエルンのパス交換スキルと
プレスの鋭さで試合のイニシアチヴを握って…いるように映りますが相手のゴール前で
スペースを利用することができず、決定的な場面を生み出すことができません。
前半14分にはコペンハーゲン陣内へと侵攻したバイエルンがキミヒの裏への
スルーパスに飛び出したコマンの折り返しをミュラーがヘディングでクロス気味に
ゴール前へ送ったパスにファーサイドでフリーのテルが左足でダイレクトにシュートを
放ちますがこれはヒットせず、ボールは枠外となります。


バイエルンとしても一部の出場メンバーが変更となっていることもあり、
連携不備なところもあるかもしれませんが、中盤になるとコペンハーゲンが士気高く
プレーしていることもあってスペースがガッツリ埋められ、バイエルンが相手陣内
バイタルエリアで思うようにシュートが打てない状況となっています。
その為、バイエルンの攻撃を耐えきったコペンハーゲンが巧みなワンタッチパスを
繋いでバイエルンのハイプレスをかわして反撃に転じるシーンもあり、
前半27分には中盤に下りて縦パスを受けたクラエソンの落としのパスに対して
裏へ飛び出した左サイドのレラガーが拾うと、一時はバイエルンDF陣が追いついて
ブロックに入るものの、中央部をフリーで上がってきたバルドグジがレラガーの
クロスをダイレクトに左足で合わせます。
しかし、このシュートは枠外へと流れコペンハーゲンにとっては無得点に終わります。


逆にピンチを脱したバイエルン今度は反撃に転じ、前半30分に右サイドでコマンと
キミヒが絡んだパス交換からライマーが裏へ飛び出すとキミヒからのスルーパスを受けて
ゴール前にクロスを送ります。
これをファーサイドで受けたテルが頭で更に中央へ折り返すとこれにミュラーが頭で
合わせますが、このボールはGKグラバラがナイスセーヴで弾き出します。


これ以降も比較的バイエルンが押し気味に試合を進めているように映りますが、
自陣ゴール前でコペンハーゲンDF陣が納豆のような粘り強い守備でバイエルンに
決定機を作らせず、シュートが絡んだゴール前で攻防する場面が少なく、やや退屈な
時間だけが過ぎていくという風に感じた前半はお互いにスコアレスで終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
前半の出来として、得点がないこもそうですがいつもの圧倒的な攻撃力を発揮できて
いないと思われるバイエルンを尻目に立ち上がりにコペンハーゲンが仕掛けます。
後半2分、中盤でライマーからキミヒへのパスに寄せたところからボールを奪うと
エルユヌシのドリブルからスペースに飛び出したゴンサウヴェスがパスを受けると、
バイエルン陣内をドリブルで持ち上がり、決定的なスペースではなかったものの
シュートコースを見出したのかPA外からでしたが右足でシュートを放ちます。
これは守護神ノイアーを横っ飛びさせるほど厳しいコースだったものの、
最終的にボールはポストの右へそれて枠外となります。


中盤に入るとコペンハーゲンはクラエソンに代えてオスカールソンを、
そしてバルドグジに代えてアシュリを投入します。
バイエルンの所属するグループAは現状、バイエルンだけがグループ突破を
決めており、コペンハーゲン含めガラタサライとユナイテッドにもまだ突破の
可能性は残されており、当然ここまでは諦めていないということでの攻撃的な
選手の交代なんだと思います。
しかし、選手交代でリフレッシュしたコペンハーゲンではなくホームのバイエルンの
攻撃から試合が動きかけます。
後半17分、コペンハーゲンを自陣に追い込んで攻撃を展開するバイエルンが右サイド
から左サイドへボールを振って、パスを受けたゲレイロの縦パスによりPA内へ侵入
すると最終的にボールを拾ったテルがシュート体勢に入ったところをファルクに倒され、
PKの疑惑があり一旦はVARにかけられますが、ノーファウルで試合続行となります。
ここでバイエルンはコマンに代えてザネ、ゲレイロに代えてパヴロヴィッチ、
そしてテルに代えてニャブリを投入し、こちらも先制狙って主力を投入します。


バイエルンは後半23分、コペンハーゲンの攻撃をかわすとノイアーからのボールを
左サイドでデイヴィスが受けるとそのままコペンハーゲン陣内深くまでドリブルで
侵攻すると、PA付近まできて相手の守備ブロックを下げさせたところで後方から
フリーで左HSを上がってきたケインにパスを送ります。
PA外からでしたがケインが強烈な右足のシュートを放つもここはGKグラバラが
片手で弾いてCKへ逃れます。
この後のCKでっも試合は動きませんでしたが、後半25分に自陣でパヴロヴィッチを
ファウルで倒したはずのボイレセンが負傷してアンカーセンと交代します。
更に、ベンチで控えていたウルライヒが主審に何かマズい言葉で抗議したのか、
何故かイエローカードを受ける事態になっちゃいました。
ちなみにこの後ザネが直接FKを狙って強烈な左足のシュートを放ちますが、
ここでもGKグラバラに片手1本で枠外にそらされてしまい、両チームともに
ゴールが遠い感じです。


両チームスコアレスで迎えた終盤ですが、この辺りでザネやニャブリ等フレッシュな
攻撃陣が入った効果がよぅやく表れてきた感のあるバイエルン。
コペンハーゲンを自陣に追い込んで攻撃しますが後半39分に再びPA内でファウル
紛いのプレーがあり、ここでも一旦VARで振るいにかけられますがやはりファウル無で
プレー続行という結果になります。
そしてバイエルンはデイヴィスに代えてクレツィヒを投入します。
逆に後半42分、攻撃の主導権を握ったコペンハーゲンが左サイドでCKを得ると、
ファーサイドでエルユヌシがヘディングシュートを放ちますが、
かなりの至近距離だったものの守護神ノイアーがライン上でブロックします。
更にこぼれ球を再びエルユヌシがシュートするもこれもノイアーがブロック。
バイエルンはこの試合最大と言っても良いピンチを脱します。


そして後半A/Tに入るとバイエルンの攻撃で左サイドのクレツィヒがPA内で
パスを受けるとトラップ?したボールが対峙したアンカーセンの左手に
当たっていましたが、三度VARによる判断の結果…またもノーファウルとなります。
その後もPA内ではないものの、コペンハーゲン陣内バイタルエリアで明らかに
ハンドに見えたようなプレーがありましたがこれも流され…試合は両チーム
スコアレスで終了。
審判の判定にだいぶ泣かされた感はあったものの、負けなかったことだけでも
良しとするしかないでしょう。


★グループA順位

1位:バイエルン  (勝ち点:13 4勝1分    得点:11/失点:6/差:5)
2位:コペンハーゲン(勝ち点:5  1勝2分2敗 得点:7/失点:8/差:-1)
3位:ガラタサライ (勝ち点:5  1勝2分2敗 得点:10/失点:12/差:-2)
4位:ユナイテッド (勝ち点:4  1勝1分3敗  得点:12/失点:14/差:-2)


サッカーゴール

▼バイエルン

ゴールなし

▼コペンハーゲン

ゴールなし


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ライマー、ゴレツカ、ウパメカノ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ
OMF:コマン、ミュラー、ゲレイロ、マティス・テル
FW:ケイン

▽交代
コマン→ザネ、ゲレイロ→パヴロヴィッチ、マティス・テル→ニャブリ、デイヴィス→クレツィヒ

イエローカード:ウルライヒ(1枚目)、

監督:トーマス・トゥヘル

○コペンハーゲン

GK:グラバラ
DF:ジェラート、ヴァヴロ、ボイレセン、ディクス
MF:ゴンサウヴェス、ファルク、レラガー
ST:バルドグジ、エルユヌシ
FW:クラエソン

▽交代
クラエソン→オスカールソン、バルドグジ→アシュリ、ボイレセン→アンカーセン、ゴンサウヴェス→ヒュイルント


監督:ヤコブ・ニーストルップ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)