'23-'24 チャンピオンズリーグGS第6節(ユナイテッドvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はイングランドのマンチェスター・ユナイテッド(MUN)のホーム、
オールド・トラフォードにて対戦し、試合はバイエルンが1-0と
ユナイテッドをくだして5勝1分としてグループ首位での突破が決まりましたアップ
※試合は現地時間12/12(火)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マタイス・デ・リフト
■ブナ・サール
■セルジュ・ニャブリ
■スヴェン・ウルライヒ


さて試合の方ですが、
グループ突破にはこの試合に勝つだけではダメで他力本願にかけるしかないユナイテッド、
そして(僕個人としては…)'98-'99シーズン決勝での逆転負けがいまだに忘れられない
バイエルンとの対戦となれば色々とアツい展開になりそうな気がしますが、
立ち上がりからそれぞれの長所を生かした個人技やパスワーク等でお互いゴール前での
攻防の応酬となります。
前半7分にはユナイテッドの攻撃から、自陣右サイドでキム・ミンジェと対峙した
アントニーが巧みなタッチでミンジェを抜くと一気にバイエルン陣内へ侵攻、
バイエルンはゴレツカが対応しますがエンドライン際まで侵入されるもPAに入るか
入らないかのところでよぅやく捕まえてカットします。


中盤になっても両チームのせめぎ合いは続きます。
前半23分、ユナイテッドの攻撃からルーク・ショーがPA外からながら強烈な左足の
シュートを放ちますが、これは守護神ノイアーがブロックして枠外へ弾き出します。
対するバイエルンも前半27分、左サイドでパスを受けたザネがカットインを開始すると
中央でムシアラとのワンツーでスペースへ抜け出すと一気にPA内まで侵入しゴール前まで
到達します。しかし、ここはゴール前に4~5人が集まったユナイテッド守備陣の
ブロックに遭い、シュートを放つには至りませんでした。


両チームスコアレスのまま終盤に入ると前半31分、ユナイテッドのCKからの攻撃で、
B・フェルナンデスがクロスを送るもこれをケインがカットすると、そこから縦パスを
送ってバイエルンが反撃を開始します。中盤でムシアラが繋いで右サイドを上がる
コマンへパスが送られると、ユナイテッド陣内へ侵攻したコマンがゴール前へ
アーリークロスを送ります。これに逆サイドをフリーで上がってきていたザネが
ジャンピングヴォレーで合わせますがシュートはヒットせず、バイエルンの先制とは
なりません。


ここまで何とかバイエルンの攻撃を凌いでいたユナイテッドに前半37分、
アクシデントが発生し、マグワイアがコンタクトプレーもなかったにもかかわらず、
突如股関節を痛めたようで一旦治療の為ピッチを離れその後復帰しますが、
自分でプレー続行不可能と合図を送り自らボールをタッチ外へ出します。
マグワイアはヴェテランのエヴァンスとの交代を余儀なくされます。
ただ、この交代が試合の行方を左右するような影響を及ぼすことはなく、
お互いのハードワークにより前半はスコアレスで終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
気になる選手交代は、まずユナイテッドがルーク・ショーに代えてワン=ビサカ、
次にバイエルンはマズラウィに代えてライマーが投入されます。
そんな立ち上がりはユナイテッドがバイエルンDFラインの裏を突いてB・フェルナンデスの
スルーパスに反応した右サイドのアントニーが抜け出しますが、ここはスピード負け
していないキム・ミンジェがPA内まで侵攻されるも先にボールに触れてプレーを止めます。
ユナイテッドは前半4分にも右サイドを攻め、裏へ抜け出したワン=ビサカのマイナスの
クロスにPA外ながらB・フェルナンデスがフリーで右足シュートを放ちますが、
これはクロスバーの上を越えていき、ゴールとはなりません。


後半序盤はユナイテッドがバイエルンに対してややアグレッシヴさで上回り、
比較的押し気味に試合は展開されているように映りますが、後半14分にバイエルンが
自陣右サイドでガルナチョのパスをキミヒがカットして俊敏なネガティヴトランジション
から反撃を開始すると中央でパスを受けたムシアラがドリブルでユナイテッド陣内へ侵攻、
最後は左HSを裏抜けしたザネへスルーパスを送りますが、これが通らずそのままボールは
ラインアウトしてしまいます。


ただ、中盤に入るとバイエルンがそれまでやや劣勢だったのを跳ね返してユナイテッド
陣内ゴール前まで侵攻するシーンが目立ち、少しずつ流れが変わってきているのを
感じるようになったと思ったところでムシアラに代えてミュラーを投入します。
そして後半26分、バイエルンがポゼッションで優位に立ち、ライン全体を上げて
ユナイテッドを自陣に押し込むと右サイドでパスを受けたコマンが中に切れ込み、
最後はフリーでPA内中央へ侵入しケインからのパスを受け取ると落ち着いてGKオナナの
動きを見ながら右足でシュートをゴールに決めて1-0とバイエルンが先制します。


対するユナイテッドはその2分後、自陣でのビルドアップからGKオナナがバイエルンの
ハイラインの裏を突くロングスルーパスを送ると左HSでスペースへ飛び出したダロトが
これを受けるも、トラップしてPA内へ侵入したところに守護神ノイアーが待っていた
ようにボールをセーヴしてバイエルンは難を逃れます。
この後ユナイテッドはガルナチョに代えてメジブリを、アントニーに代えてペリストリを
投入します。


終盤に突入するとバイエルンも途中で負傷が疑われたコマンに代えてテルを投入します。
対するユナイテッドはヴァランに代えて18歳のメイヌーを投入、お互いに…というか、
ユナイテッドにとっては交代策で状況を打開したいところ…でしょうか?
ただ、サー・アレックス・ファーガソンが退任した後はリーグタイトルに恵まれていない
ユナイテッドと今のバイエルンのチーム完成度には多少なりとも差があると思われ、
時にケインが中盤まで下りてビルドアップに参加するバイエルンの方がポゼッションで
ユナイテッドを上回り、巧みなパスワークで試合巧者ぶりを見せつけ、また終盤の
ユナイテッドの猛攻に対しても巧みなプレスとポジショニングから決定的なシュートを
打たせず、先制後の1点を守り抜き、この大会でのユナイテッドに引導を渡すかたちで
グループ最終節を勝利で飾りました。


そして…18日(月)に決勝トーナメントの抽選会があり、

バイエルンの準々々決勝の相手はイタリア・セリエAのラツィオに決定しました。


★グループA順位

1位:バイエルン  (勝ち点:16 5勝1分    得点:12/失点:6/差:6)
2位:コペンハーゲン(勝ち点:8  2勝2分2敗 得点:8/失点:8/差:0)
3位:ガラタサライ (勝ち点:5  1勝2分3敗 得点:10/失点:13/差:-3)
4位:ユナイテッド (勝ち点:4  1勝1分4敗  得点:12/失点:15/差:-3)


サッカーゴール

▼バイエルン

後半26分:コマン

▼マンチェスター・ユナイテッド

ゴールなし


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:マズラウィ、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:ゴレツカ、キミヒ
OMF:コマン、ムシアラ、ザネ
FW:ケイン

▽交代
マズラウィ→ライマー、ムシアラ→ミュラー、コマン→マティス・テル、ザネ→ゲレイロ

イエローカード:ゴレツカ(累積1枚目)、

監督:トーマス・トゥヘル

○マンチェスター・ユナイテッド

GK:オナナ
DF:ダロト、ヴァラン、マグワイア、ルーク・ショー
CMF:マクトミネイ、アムラバト
OMF;アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ
FW:ホイルンド

▽交代
マグワイア→エヴァンス、ルーク・ショー→ワン=ビサカ、ガルナチョ→メジブリ、アントニー→ペリストリ、ヴァラン→メイヌー

監督:エリック・テン・ハーグ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)