'23-'24シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第4節(バイエルンvsレバークーゼン) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

 

 

 


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


代表期間を経て中断していたブンデスリーガが再開。
そんな今節はバイエルンOBのシャビ・アロンソが
監督を務める難敵レバークーゼン(B04)を本拠地
アリアンツ・アレーナに迎えて対戦。
試合はバイエルンが2度のリードを奪うも結果的に
2-2の引き分けに終わってしまいました。
※試合は現地時間9/15(金)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マヌエル・ノイアー
■ラファエル・ゲレイロ
■キングスレー・コマン


試合前、バイエルンのマズラウィの母国モロッコの
地震やリビアの水害で亡くなられた方々への黙祷が
捧げられてからのキックオフとなりました。
そしてバイエルンはこの日オクトーバーフェスト仕様の
薄緑色のユニフォームを纏って試合に臨みました。
そんな序盤はバイエルンがボールをキープして
攻め上がるのに対してレバークーゼンはブロックを
やや引き気味にバイエルンを迎え撃つ格好となります。
前半3分、レバークーゼン陣内左サイドでバイエルンが
インターセプトするとニャブリとケインが一気に
駆け上がり速攻を仕掛けます。
ニャブリからケインへのパスは流れるも逆サイドから
高速で上がってきたザネがこぼれ球を拾うと
バックヒールで流したところにライマーがシュートで
合わせますが、これは力なくGKフラデツキに止められます。


しかし前半7分、レバークーゼンの攻撃をザネがパスカット
してからの速攻から右サイドでCKを得ると、
ザネがゴール前に上げたボールはニアサイドでタプソバが
頭で触れてコースを変えるもこれがファーサイドで
待っていたケインの正面に飛んできて、どフリーのケインが
頭でガラ空きのゴールに流し込んで1-0とバイエルン先制。


バイエルンは今季開幕から好調のザネのドリブルから
攻撃のリズムを掴み、巧みにレバークーゼン守備陣を
引っ張って他の味方をフリーにして攻撃できる為、
序盤はレバークーゼンを自陣ゴール前に追いやり、
得点機を伺うことができています。
前半10分のザネのシュートは枠外となりましたが…。
また、前述のように守備時高い位置からのプレスにより
レバークーゼンの自陣での組み立てを巧みに
インターセプトできていることからここまでは
セットプレー以外でレバークーゼンがバイエルン
ゴールにシュートを打つ場面は見られません。


中盤以降、よぅやくペースを掴み始めたレバークーゼンの
攻撃陣がボールをキープしてバイエルン守備陣を陣内に
押し込んで巧みなパス交換でバイタルエリアに到達すると
前半23分にフリンポンがシュートを放ちますが、
これはミンジェがブロックして枠外となります。
しかしこの後のCKのこぼれ球を最終的にバイエルンが
クリアするも、この前の中央PA手前でのプレーで
グリマルドがボールを蹴り上げた後にミュラーが
グリマルドの足を蹴り上げたとしてレバークーゼンに
FKが与えられます。
これをグリマルドが自らバイエルン守備陣の壁を越え、
更にはドライヴ気味に落ちるシュートをバイエルン
ゴール右上隅に決めてレバークーゼンが1-1の同点に
追いつきます。


この辺りからレバークーゼンは基本陣形を3-4-3から
4-4-2に代えてキミヒへのマークを強めると、
更には前からのプレスを強めてバイエルン陣内で
インターセプトする機会が増えると自然と
レバークーゼンの攻撃する機会も増えてきて
バイエルン守備陣も対応が遅れてきてしまいます。
そんな終盤前半33分、最終ラインのターから中盤の
ヴィルツへ縦パスが入ると、そのまま前を向いた
ヴィルツが裏のスペースへ飛び出したボニフェイスへ
スルーパスを送ります。このパスを受けたボニフェイスが
守護神ウルライヒをかわしてゴールを決めますが
これは事前にオフサイドがあったとして無得点。


この後両チームともにオープンな攻め合いを展開するも
DF陣やGKの好プレーにより追加点は生まれず、
前半はドローで終えます。後半へ続く…。


さて後半。
レバークーゼンはアンドリッヒに代えてパラシオスを投入
しますが序盤は前半終盤同様、お互いに攻防を繰り返す
ものの決定機には至らないていう状況です。
バイエルンはケインが左右にポジションを移して
2列目以降が上がってくるスペースを作って攻撃を潤滑して
くれるのですがなかなか…後半12分には左サイドで
デイヴィスがドリブルで持ち上がるとゴール前へ低空
クロスを送るとミュラーを経由してスペースへ抜け出た
ケインが決定的なシュートを放ちますが、
前半にもビッグセーヴを連発しているGKフラデツキに
またもブロックされ、勝ち越し点を奪えません。


中盤に入るとバイエルンはミュラーに代えてムシアラ、
そして代表期間中に負傷していたキミヒに代えて
マズラウィを投入します。
これでマズラウィが右SB、空いた中盤にライマーが
入ることになるのでしょう。
ただ、負傷による仕方ない交代だとは思いますが、
キミヒがいなくなることでバイエルンは正確な
ロングパスが中盤から出なくなることで攻撃の
停滞が懸念されます。
バイエルンは更にニャブリに代えてテルを投入します。


試合は1-1のまま終盤に突入。
バイエルンに勝るとも劣らないボールスキルを発揮する
レバークーゼンは後半33分、自陣からタプソバの
持ち上がりと左サイドでホフマン、グリマルド、
ボニフェイスが絡むパスワークからバイエルン陣内
深くへ侵攻するとウパメカノの寄せにより瞬間ボールを
ロストしますが、こぼれ球を拾ったヴィルツがPA内に
侵入して守護神ウルライヒと1vs1になると左足でコースを
狙ったシュートを放ちますが、これはポストに弾かれ
バイエルンとしては大ピンチを免れます。
レバークーゼンはこの後フリンポンに代えてアドリを
投入します。
そしてバイエルンはケインに代えてチュポ=モティング、
ライマーに代えてデ・リフトを投入します。


そしてこの交代の直後に試合が動きます。
後半41分、ムシアラがレバークーゼン陣内左サイドを
ドリブルで持ち上がるも一旦はブロックされますが、
これをライマーに代わって中盤でプレーするデ・リフトが
拾って大外で待つテルへパスを送ると、
テルがPA角付近で仕掛けて相手DF2人の間を結って
ゴール前にクロスを送るとこれにフリーのゴレツカが
左足で合わせてゴールを決め、2-1と遂にバイエルンが
勝ち越しに成功します。


後は5分という比較的長いA/Tでレバークーゼンの
猛攻を耐え凌ぐバイエルンがどこまでイケるか…
というところだったと思いますが、
バイエルン陣内PA内でデイヴィスがホフマンを
倒したプレー…通常なら流れる程度のチャージだったと
思われますが、これが何とVARによりPKと判定されます。
このPKをパラシオスが冷静にゴール左隅へ決めて
レバークーゼンが2-2の同点とするとスコアはこのまま
動かず、シーズン序盤の頂上決戦は痛み分けとなりました。


戦績:3勝1分(勝ち点:10)
得点:11/失点:4
順位:2位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半7分:ケイン
後半41分:ゴレツカ

▼レバークーゼン

前半24分:グリマルド(FK)
後半45(+4)分:パラシオス(PK)


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ウルライヒ
DF:ライマー、ウパメカノ、キム・ミンジェ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:ゴレツカ、キミヒ
OMF:ザネ、ミュラー、ニャブリ
FW:ケイン

▽交代
ミュラー→ムシアラ、キミヒ→マズラウィ、ニャブリ→マティス・テル、ケイン→チュポ=モティング、ライマー→デ・リフト

イエローカード:

監督:トーマス・トゥヘル

○レバークーゼン

GK:フラデツキ
DF:コスヌ、ター、タプソバ
MF:フリンポン、アンドリッヒ、ジャカ、グリマルド
ST:ホフマン、ヴィルツ
FW:ボニフェイス

▽交代
アンドリッヒ→パラシオス、フリンポン→アドリ、タプソバ→フロジェク、ホフマン→インカピエ、ヴィルツ→アミリ

監督:シャビ・アロンソ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)