国際親善試合 ドイツ代表vsフランス代表 | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表。


自国開催のEURO2024に向けて先日日本代表と戦い、
結果大敗を喫したドイツはハンジ・フリックが
解任となるという衝撃が走りました。
そんな今節、代表SDのルディ・フェラーを暫定監督
に据えて臨む一戦は、フランス代表をドルトムントは
ベストファーレン・シュタディオンに迎えて対戦。
試合は2-1でドイツがフランスを破って監督交代後
息を吹き返す勝利を手にしましたアップ
※試合は現地時間9月12日(火)開催。


さて試合の方ですが、
最終ラインが3バック的な構成でヘンリヒスやターが
加わっていること、久々にスタメンとなったミュラーを
最前線に据え、それ以外ドイツは日本戦に比べ
あまり変化はないようです。
それでも日本よりも恐れ多いフランス相手に苦戦が
予想されましたが試合はいきなり動きます。


前半4分、ドイツは中盤でフランスにインターセプトされ
自陣PA手前まで攻め込まれるもギュンドアンの献身的な
守備でこれを止めると、パスを受けたギュンドアンが
トリッキーなパスでヴィルツに渡してここからドイツが
ヴィルツのドリブルを起点に反撃開始。
右サイドでザネとヴィルツでボールをキープすると
中央を経由して左サイドへボールを回しますが、
パスを受けた大外のニャブリがHSを裏抜けした
ヘンリヒスにスルーパスを渡すと、そこからマイナスの
クロスを送ります。ニアサイドでヴィルツがスルーした
ボールはフリーのミュラーが受け、
股間でのトラップから左足のシュートを放つとこれが
ゴールに収まり、1-0とドイツが先制します。


ドイツは右SB的な位置のターが自陣でのビルドアップ時
ズーレ、リュディガーとともにパス供給の起点となって
フランスの1stプレスをかわしてボールが前に出ると
今度は右サイドを駆け上がりザネのサポートに入って
いるようです。ただ、ドイツはどちらかというと
ヘンリヒスがより高い位置を取る為、ニャブリと連携して
攻め上がる機会が多いように見える左サイドの方が
より攻撃的であろうと思います。
実際、ドイツ先制時も左サイドからでした…。


ドイツが開始直後に先制したものの、
決して試合の主導権を握った訳ではなく、
フランスもコマンのスピードを生かした突破を試み、
ドイツ陣内深くまで侵攻してくることがあり、
引き続き献身的な守備が必要となります。
そんな前半25分、ギュンドアンが負傷により交代。
代わりにパスカル・グロスが入ります。
この直前までプレーしていたギュンドアンですが、
確かジャンプして腰から落下したシーンがあり、
そこが負傷したのだと思われます。


試合中盤から終盤にかけてはやはりフランスが優位に
試合を進めている印象が見受けられます。
決定的ではなかったものの、前半30分のコロ・ムアニの
シュート(枠外)、更には前半38分ドイツ陣内右サイドでの
グリーズマンのFKからのチュアメニのヘディング
シュート(テア・シュテーゲンがセーヴ)等圧倒的では
ないものの比較的ドイツを押し込んでいるようです。
また、前半41分にはグロスのパスミスからコロ・ムアニの
飛び出しを許すとこれはグロスが警告有のファウルで止め、
ドイツはピンチを脱し、1-0のまま前半は終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
ここでの立ち上がりもフランス主導で始まります。
後半2分には枠外となったものの、PA外ながらチュアメニの
強烈な右足シュートがドイツゴールを襲います。
ただ、ドイツも押されっぱなしではなく自陣PA手前で
グロス等守備陣の献身によりフランスからインターセプト
するとそのグロスの鋭い縦パスからフランスのプレスから
脱しボールを前線へ供給します。
ただ、守護神テア・シュテーゲンのロングボールを
フランスにカットされるケースがやや多く、
その後も(そのテアシュテーゲンがセーヴしますが)
カマヴィンガのシュートがドイツゴールを襲い、
序盤はフランス優位に進んでいるように見えます。


中盤に入るとドイツはニャブリに代えてブラント、
ミュラーに代えてハヴァーツ、
そしてフランスはコマンに代えてデンベレ、
パヴァールに代えてクンデ、そしてコロ・ムアニに
代えてテュラムが投入されます。
試合時間残り30分を切って、大きなシステム変更はないが
メンバーを変更することでどぅ試合が動くか…。
しかし、グロスていう選手…代表で初めて聞いた
名前ですが、最終ラインでビルドアップに参加したと
思えば攻撃時に相手ゴール前まで顔を出す等
交代で出てきたとはいへ、かなり運動量が高い選手です。


お互いに交代策で試合の流れを変えようと試みた
両国でしたが、あまり大きな変化はなく試合は終盤を
迎えます。
ここで両国は再び交代策に動き、ヘンリヒスに代えて
ゴーゼンス、ヴィルツに代えてホフマン、
一方フランスはラビオに代えてフォファナが投入されます。
そして、ここまでビハインドを負っている
フランスとしては追いつきたい意向がある為、
残り時間10分を切るとドイツを自陣ゴール前に釘付けにし
猛攻を仕掛けます。後半36分のグリーズマンのシュートは
守護神テア・シュテーゲンが辛うじて手で触れて枠外へ
逃れます。


ここまで全体的にやや押され気味でそれほどシュートも
打てていなかったドイツですが後半42分、
フランスのトディボが前線に出した縦パスをターが
カットすると、スペースでパスを受けたハヴァーツが
右HSを全速力でスペースへ駆け上がるザネへスルーパスを
送ると、これを受けたザネが左足で冷静にGKメニャンを
かわすゴールを決め、2-0とドイツが追加点を挙げます。


しかしフランスは後半44分、右サイドでコマン同様
スピードのあるデンベレが仕掛けてカットインすると、
グリーズマンを経由して左サイドでフリーでドイツ陣内PA内に
侵入してきたカマヴィンガが受けて切り返したところに
ザネがブロックを試みたものの、ファウルを犯してしまい、
フランスにPKが与えられます。
これをグリーズマンが冷静にゴール右下隅に沈め、
2-1とフランスが1点を返しますが反撃もここまで。
ネガティヴな監督交代を経たドイツが今後に向けて
ポジティヴになれるであろうかたちで試合を終えました。


サッカーゴール

▼ドイツ

前半4分:ミュラー
後半42分:ザネ

▼フランス

後半45分:グリーズマン(PK)


▼出場メンバー

○ドイツ

GK:テア・シュテーゲン
DF:ター、ズーレ、リュディガー、ヘンリヒス
CMF:ギュンドアン、エムレ・ジャン
OMF:ザネ、ヴィルツ、ニャブリ
FW:ミュラー

▽交代
ギュンドアン→グロス、ニャブリ→ブラント、ミュラー→ハヴァーツ、ヘンリヒス→ゴーゼンス、ヴィルツ→ホフマン

イエローカード:グロス(1枚目)、リュディガー(1枚目)

監督:ルディ・フェラー(暫定)

〇フランス

GK:メニャン
DF:パヴァール、トディボ、サリバ、テオ・エルナンデス
MF:コマン、チュアメニ、カマヴィンガ、ラビオ
ST:グリーズマン
FW:コロ・ムアニ

▽交代
コマン→デンベレ、クンデ→パヴァール、コロ・ムアニ→テュラム、ラビオ→フォファナ

監督:ディディエ・デシャン


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)