国際親善試合 ドイツ代表vs日本代表 | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表。


自国開催のEURO2024に向けて
ネーションズリーグで勝ち残った国とは異なり
現状では親善試合しか調整の機会がないドイツ代表。
そんな今回の親善試合、ボルフスブルクは
フォルクスワーゲン・アレーナにて日本代表と対戦、
結果は1-4とW杯に続き再び日本に敗れてしまいましたダウン
※試合は現地時間9月9日(土)開催。


さて試合の方ですが、
2022年カタールW杯での対戦からまだ1年も経ってない
タイミングではありますが、こぅしてリターンマッチの
機会が設けられました。
ドイツにとっては敗戦した日本に対するリヴェンジと
言ふより、開催国となるEURO2024に向けてこれ以上
失態を晒すことができない重圧の中での試合であったと
思いますが、立ち上がりはドイツが狙い通りボールを
保持して試合の主導権を握るていう構図ができていると
思います。
W杯の時は引き気味ながら三苫の仕掛けに苦しめられた
経験からキミヒが久々に右SBに入って巧みな位置取りで
三苫の上がりを防いでいるように映っており、
ここまで日本に危険なシーンを作られている印象は
ありません。


しかし前半11分、日本はドイツのビルドアップを防ぎ、
GKテア・シュテーゲンからロングボールを出させて
これを自陣で奪い返すと右→左への大きな展開から
三苫にパスを繋ぐとそこからドイツのラインを下げさせ
ブロックを作られると今度は右サイドへ展開します。
鎌田を経由して、オーヴァーラップしてパスを受けた
菅原がシュロッターベックをかわしてゴール前に
クロスを送ると中央からニアサイドにポジションを
移しながら対応した伊東がつま先?で触れたボールが
ブロックを試みたリュディガーの足に当たった?ことも
あってコースが変わり、これがゴールに収まって
0-1と日本が先制します。


先制を許してしまったドイツですが前半19分、
ビルドアップ時キミヒが中盤にポジションを移して
パス交換に参加すると、日本の守備陣が集中する
密集地帯ながらギュンドアンやエムレ・ジャンが絡んだ
パスワークで左HSに日本のブロックを誘い込むと、
ギュンドアンからフリーでDFラインと中盤のギャップに
走り込んできたヴィルツに良いパスが渡ります。
そして更に右サイドをフリーで上がってきたザネに
スペースへのパスが送られると、これをザネが左足で
ダイレクトに合わせてゴール。
ドイツが1-1の同点に追いつきます。


しかし日本は前半22分、自陣でのビルドアップから
右前方に大きく展開すると伊東にパスが渡り、
シュロッターベックと対峙するも外側から追い抜いた
鎌田にパスが渡ると更に大外から上がってきた菅原が
パスを受けてゴール前にクロスを送ります。
これを伊東がダイレクトに蹴ったボールは横に流れるも
上田が左足で触れたボールが意表を突いたかたちで
ゴールに収まり、1-2と日本が勝ち越します。


日本はカタールW杯での勝利が自信になったことも
あるでしょうけど、ドイツに優位に進められながらも
2点を奪取したことで落ち着いてプレーしている印象です。
逆にドイツは中盤にキミヒが割って入っても日本の
ブロックを崩すことが困難となり、右サイドのザネに
ボールが入ると期待が持てる展開にはなりますが、
最終的にハヴァーツにつながるシーンがほとんど
ありません。
そんな前半41分、ドイツは最終ラインのパス交換で
シュロッターベックからリュディガーへのパスが
巧く渡らず、これを上田に奪われると一気にゴール前まで
持ち上がられ、最終的に1vs1となったテア・シュテーゲンが
シュートブロックに成功しますが危ういシーンでした。
結果的にドイツがただボール保持率では上回っていた
ていうだけでスコアの上では日本リードで前半終了。
後半へ続く…。


さて後半。
日本が流れを掴んだそのままにチャンスを迎えます。
後半3分、日本が自陣左サイドから大きく前に出した
ボールをキミヒが拾うものの、そのトラップボールを
狙っていた三苫が奪い返して中央部を持ち上がると、
逆サイド大外から上がってきた伊東にパスを送ります。
これを読んでいたであぅシュロッターベックが一旦は
ボールに触れるものの、スペースに流れたボールを
再び上田が拾います。
しかし、トラップがやや大きめになったことで
GKテア・シュテーゲンのブロックに遭いますが、
こぼれ球に反応した守田がPA外ながら強烈な左足の
シュートを放ちます。しかし、これはブロックに
入ったドイツDF陣により枠外となります。


この後から日本は布陣を3バック(守備時は5バック)
へとシステムを可変させ、ラインを上げるドイツに
対して重心が下がりやや引き気味となりますが、
中央部のスペースをガッチリ埋めてドイツの左右の
揺さぶりに対しても動じることなく決定的な
スペースへの侵入を許しません。
そして中盤に入ると日本は鎌田に代えて谷口、
更に上田に代えて浅野を投入します。
一方ドイツはエムレ・ジャンに代えて初招集グロス、
そしてシュロッターベックに代えてゴーゼンスを
投入します。


おそらく最終ライン3枚でのビルドアップ時の
要員と思われていたシュロッターベック。
これがゴーゼンスに代わったことにより、
攻撃時左サイドでの押し上げも崩しのオプションと
なったドイツではありましたが、
日本がガッチリ固めるゴール前を崩すことができず、
ヴィルツに代えてブラント、そしてハヴァーツに
代えてミュラーを投入して状況の打開を図りたい
ところであります。


終盤になってドイツはニャブリに代えてシャーデ投入。
対する日本は菅原に代えて橋岡、そして三苫に代えて
堂安を投入します。
そして後半45分、これまでハーフコートゲームを
展開しながら攻めども攻めども日本守備陣を崩せず、
やや疲労感の見られるドイツの最終ラインでのパス交換を
狙っていた日本は左SBのゴーゼンスが受けたパスを
久保が奪い返すとガラ空きのドイツ陣内を持ち上がり、
GKテア・シュテーゲンと1vs1になると中央部を
上がってきたフリーの浅野に横パスを送り、これを浅野が
無人のゴールに沈めて1-3と日本がリードを広げます。
更に後半A/T、自陣右サイドでドイツからボールを
奪った日本はスローインから堂安の落としを久保が
巧みなトラップでゴーゼンスのマークをかわして
ドイツ陣内を持ち上がり、PA付近で追いつかれるも
スペースを見つけてゴール前にクロスを送ると、
これを田中がヒットしなかったものの放った
ヘディングシュートがゴール左隅に収まり、
1-4とこの時間では決定的な点差とします。


そして試合は終了を迎え、絶対に結果が必要であった
ドイツにとっては望んだものとはならず、
今後に向けて心配な結果となりましたが、生きてる
限り勝負は続いていくので、今とかたちに変化が
あるかもですが、見守っていきたいと思ひます。


サッカーゴール

▼ドイツ

前半19分:ザネ

▼日本

前半11分:伊東純也
前半23分:上田綺世
後半45分:浅野琢磨
後半45(+2)分:田中碧


▼出場メンバー

○ドイツ

GK:テア・シュテーゲン
DF:キミヒ、ズーレ、リュディガー、シュロッターベック
CMF:エムレ・ジャン、ギュンドアン
OMF:ザネ、ヴィルツ、ニャブリ
FW:ハヴァーツ

▽交代
エムレ・ジャン→グロス、シュロッターベック→ゴーゼンス、ヴィルツ→ブラント、ハヴァーツ→ミュラー、ニャブリ→シャーデ

イエローカード:ズーレ(1枚目)、ゴーゼンス(1枚目)

監督:ハンジ・フリック

〇日本

GK:大迫敬介
DF:菅原由勢、板倉滉、冨安健洋、伊藤洋輝
CMF:遠藤航、守田英正
OMF:伊東純也、鎌田大地、三苫薫
FW:上田綺世

▽交代
鎌田大地→谷口彰悟、上田→浅野拓磨、守田英正→田中碧、伊東純也→久保建英、菅原由勢→橋岡大樹、三苫薫→堂安律

監督:森保一


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)