国際親善試合 ポーランド代表vsドイツ代表(2023年6月16日) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表。


自国開催のEURO2024に向けて
ネーションズリーグで勝ち残った国とは異なり
現状では親善試合しか調整の機会がないドイツ代表。
そんな今節はワルシャワ・ナショナル・スタジアムで
元FCBのレバンドフスキ擁するポーランドと対戦。
そんな試合でドイツは0-1と敗れてしまいました…ダウン
※試合は現地時間6月16日(金)開催。


さて試合の方ですが、
ウクライナ戦からキミヒとリュディガー以外の
メンバーを変えてきたドイツ。
おそらく戦前の予想通りドイツが押し込むであろう
展開を予想してか、実際のポーランドは守備時CBを
3枚配してWBが下りて5枚でラインを組んでドイツの
攻撃に備えます。
そんなポーランドに対してボール保持率75[%]を記録
しながらWBのホフマンの裏への抜け出しやムシアラの
独力突破、そしてそのムシアラ含めヴィルツや
ハヴァーツの前線が流動的に動いてポーランドに
守備の的を絞らせないパス&ムーヴでチャンスを
生み出そうと試みるドイツですがポーランドの守備は
堅く、立ち上がりでの先制とはなりません。


中盤に入るとこの日自身の代表引退試合で自分の
背番号である16番にちなんで16分に退くブワシュチコフスキが
ドルトムント時代の同僚レバンドフスキに主将腕章を託すと
選手達が作った花道を通って舞台を降ります。
同じくドイツ代表でもドルトムント時代の同僚ギュンドアンや
ギンターがクーバ(ブワシュチコフスキ)を労います。
この後ブワシュチコフスキに代わってスコラシュが入ります。


この後、ドイツに対して劣勢のポーランドがハイラインの
ドイツのDFラインの裏を狙った反撃を見せる等ポーランドに
チャンスがない訳ではないですが、ドイツほど相手ゴールに
迫る機会は少なく、しかしドイツも自陣ゴール前をガッチリ
固めてスペースを埋めるポーランドに対してゴールを伺う
スキを見出すことができず…前半29分にポーランド陣内
左サイドでヘンリヒスがインターセプトしてから手早く
ハヴァーツに繋いでシュートを放ったまでは良かったですが
ここはGKシュチェスニーにブロックされたのは残念でした。


そんな前半31分、数少ないドイツへの攻撃から右サイドで
CKを得たポーランドはS・シマンスキの蹴ったボールに対し
キヴィオルが頭で合わせたシュートがゴールに収まり、
ポーランドとしてはおそらく理想的な展開で1-0と先制します。


相手に先制を許してしまい、早めに同点に追いつきたい
ドイツは終盤、この日終始引き気味な姿勢のポーランドに
対して自陣深く追い込みをかけますが、序盤でもよく見られた
ようにポーランド陣内PA手前でボールをキープするものの、
そこでポーランドのプレスをかわす為にパスを回して中々
相手ゴール前へ迫ることができず、ただ時間だけが過ぎていき
おそらくは思ったほど決定機を生み出せないまま前半は
ポーランドリードで後半へ折り返します。


後半に入るとドイツはホフマンに代えてゴーゼンスを投入。
そしてポーランドはレバンドフスキに代えてミリクを、
そしてS・シマンスキに代えてリネッティを投入して
お互い後半に臨むことになります。


そんなドイツは後半3分にハヴァーツが裏へ飛び出した
ところにリュディガーからのロングパスが入ると、
その交代出場のゴーゼンスが左サイドからPA内に入ると
ハヴァーツの落としのボールを受け、ダイレクトに
シュートを放ちますが、これはGKシュチェスニーに
ブロックされてしまいます。
しかし、ポーランドにカウンターを許さず重ねて攻撃を
続けるドイツは一旦左サイドのムシアラがボールを
キープして再び中央にパスを返すとジャンがスルーした
ところにキミヒがダイレクトに左足を合わせるも
ボールはクロスバーを叩き、またもドイツは同点の好機を
逸してしまいます。
前半のドイツはホフマンが主に相手の背後を突く動きで
チャンスを狙っていましたが、後半に入ってからは
交代で入ったゴーゼンスが今度はサイドを変えて同様の
プレーをしている状況です。


時折、ポーランドにボールを奪い返されることはある
ものの、再び中盤で奪い返して相手陣内へ押し込みつつ
攻撃を続けるドイツですが、2度の決定機を外した以外は
効果的な攻撃はなかったですが後半12分、
ドイツは右サイドで得たCKからPA内のリュディガーの
ヘディングシュートがベドナレクの手に当たったとして
一旦はPKの判定がされましたが、その後背中に当たったと
してPKではないとVAR判定により覆りました。


ポーランドは中盤に入ると、セットプレーのタイミングで
ジエリンスキに代えてスリシュが投入されます。
そしてドイツは後半20分、相手陣内で得たFKを一旦は
弾き返されてしまいますが、ガッチリ固められている
ポーランドゴール前で巧みなパス&ムーヴでPA内右サイドで
フリーになったハヴァーツにボールが渡ると、
振り向きざまに左足でシュートを放ちますが、ここでも
GKシュチェスニーにブロックされてしまいます。


嫌な流れを変えたいドイツはヘンリヒスに代えてザネ、
更にムシアラに代えてフュルクルクを投入して
攻撃陣に厚みを持たせます。
そしてポーランドはベレシンスキに代えて
フランコフスキが投入され…ポーランドリードのまま
迎えた試合終盤、ポーランドはD・シマンスキが足を
負傷し、ビエリクと交代となりますが、
後半33分にポーランド陣内で得たFKから、リュディガーの
落としのボールをチャウが振り向きざまに強烈な
シュートを放つものの、ここでもGKシュチェスニーの
好セーヴに遭い、残り時間の減少につれて1点が重く
のしかかってきます。
そんなドイツはキミヒに代えてゴレツカを投入、
更にヴィルツに代えてブラントを投入します。


試合時間も残り5分を切ってドイツは代表戦初出場の
チャウに代えてヴォルフを投入し、この試合最後と
なるであろう賭けに出ます。
後半44分、ポーランドの守備ブロックを左右に
揺さぶりつつ相手陣内のバイタルエリアまで到達
すると、左サイドでパスを受けたブラントが後方で
フリーのリュディガーに渡すと、
リュディガーがゴール前に送ったクロスをファーサイドで
ヴォルフがヘディングで合わせるものの、
これもシュチェスニーに止められ、
後半45分のCKでもゴレツカのヘディングまたも
シュチェスニーに止められ…
最終的にたったシュート3本のポーランドに対して
シュート20数本放ったドイツは無得点のまま
敗れてしまいました。


相手のGKの神セーヴ連発ていう不可抗力もあったし、
結果以上に内容が悪かったということでもなく、
フリック監督もどういう根拠があってか
"必ず立ち直る"とコメントしているので、
今は期待するしかないでしょう。


サッカーゴール

▼ドイツ

ゴールなし

▼ポーランド

前半31分:キヴィオル


▼出場メンバー

○ドイツ

GK:テア・シュテーゲン
DF:ケーラー、チャウ(→ヴォルフ)、リュディガー
MF:ホフマン(→ゴーゼンス)、エムレ・ジャン、キミヒ(→ゴレツカ)、ヘンリヒス(→ザネ)
ST:ヴィルツ(→ブラント)、ムシアラ(→フュルクルク)
FW:ハヴァーツ

イエローカード:チャウ(1枚目)

監督:ハンジ・フリック

〇ポーランド

DF:ベレシンスキ(→フランコフスキ)、ベドナレク、ケンジオラ、キヴィオル、カミンスキ
MF:ジエリンスキ、ダミアン・シマンスキ(→ビエリク)、セバスティアン・シマンスキ(→リネッティ)
FW:ブワシュチコフスキ(→スコラシュ)、レバンドフスキ(→ミリク)

監督:フェルナンド・サントス


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)