国際親善試合 ドイツ代表vsウクライナ代表(2023年6月12日)。 | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表。


自国開催のEURO2024に向けて
ネーションズリーグで勝ち残った国とは異なり
現状では親善試合しか調整の機会がないドイツ代表。
そんな今回の親善試合はブレーメンは
ヴェーザー・シュタディオンにてウクライナと、
ドイツにとって通算1000試合目の記録的な
ものとなったものの結果は3-3のドローでした。
※試合は現地時間6月12日(月)開催。


さて試合の方ですが、
立ち上がりにドイツからボールをインターセプトして
自陣でパスを回すウクライナに対してハイプレスを
仕掛けるドイツ代表は前半2分、リュディガーの
プレスによりバイタルエリアでムドリクのバックパスの
ミスからフュルクルクがボールを拾うとどフリーで
シュートを放つもボールは枠外となってしまいます…。


得点とはならなかったものの、このプレーで優位に
立つようになったドイツは落ち着いてパスを
回してウクライナ守備陣を追い込むと前半6分、
右サイドを大外からウクライナの最終ラインと中盤の
空きスペースにダイアゴナルに飛び込んできた
ヴォルフにキミヒからスルーパスが渡ると、そのまま
PA内に侵入したヴォルフが巧みな足技で相手DF陣の
チャージをかわすと左足でシュートを放ち、
これがフュルクルクに当たって軌道が変わって
ゴールに収まり、ドイツが1-0と先制。


余裕の出てきたドイツ代表はウクライナの攻撃を受けながらも
巧みにいなして再び相手陣内へ攻め上がると前半11分、
右サイドでヴォルフのドリブルからHSに位置取る
フュルクルクにパスが渡るとワンタッチで前方スペースへ流し、
そこに飛び込んできたブラントがゴール前へクロスを
送るとそこに待っていたのはファーサイドのラウム。
ここでもワンタッチでシュートを放つもボールはネットの
外側を揺らすにとどまり、追加点にはなりません。


そんなドイツに対しウクライナは前半18分、
自陣でドイツのプレスをかわしつつ反撃の糸口を探し、
前線へ上がった右サイドのティムチクめがけてロングパスが
通るとここで中央部のスペースへ飛び出したツィガンコフへ
スルーパスを送ります。
パスを受けてフリーで持ち上がるツィガンコフが1vs1となった
GKトラップの守るゴールを破って1-1の同点とします。
※一旦はツィガンコフのオフサイド疑惑がありながらも…
 スルーパスを受ける際にラウムの位置によりオフサイドで
 ないとVAR判定にてゴールと認定されました。


ウクライナは更に前半23分、
ドイツ陣内右サイドでインターセプトに成功すると、
スペースへ飛び出したティムチクがスルーパスを受けて
ドリブルでドイツ陣内深くまで持ち込むと
エンドライン際からマイナスのクロスを送ります。
これに合わせるかと思われたツィガンコフがスルーした
ボールを後方でフリーのムドリクがダイレクトに
合わせるとボールはリュディガーに当たって軌道が
変わるもゴールに収まってしまい、
ウクライナが1-2と早くも試合をひっくり返します。
※記録はリュディガーのOGとなりました。


終盤ドイツはウクライナをほぼほぼ自陣に追い込む
ハーフコートゲームを展開し、前半38分には右サイドで
ウクライナのパスをカットして手早くボールを逆サイドに
回してラウムからゴール前にクロスが送られますが、
これに頭で合わせようとしたフリーのフュルクルクの
シュートはヒットせずボールはクロスバーの上へ…。
前半終了間際にもザネのFKがクロスバーを叩くという
惜しい場面があったドイツ代表ですが、
前半はウクライナに対してビハインドを負ったまま終了。
後半へ続く…。


さて後半。
ドイツは前半に失点の原因となってしまったシュロッティに
代えてクロスターマンを、そしてゴールに絡むことはあった
ものの、逆にチャンスき決めきれなかった感の強い
フュルクルクに代えてハヴァーツを投入して臨みます。
そして後半の立ち上がりも前半同様、ドイツが基本的に
ボールを保持してジワジワとウクライナ陣内へ攻め入り、
相手の守備の綻びを突いてチャンスに繋げたいプレーを、
そしてウクライナはハイラインのドイツのDFライン裏を
狙ってロングボールでの状況打開を試みる展開となります。


そして後半最初に決定機を作ったのはウクライナ。
後半11分、自陣右サイドでドイツのDFライン裏を狙った
ロングボールを放り込むとこれはラウムが奪い返して
再びドイツがボールをキープするも、ウクライナの
プレスをかわそうとゴール前でバックパスを受けた
ギンターがトラップを誤り、これをドフビクに奪い
返されてしまうと中央部をフリーで上がってきた
ツィガンコフにパスが渡り、これをダイレクトにゴールへ
流し込みウクライナが1-3と逆にドイツを引き離します。


流れの悪いドイツは中盤に入るとゴレツカに代えてムシアラ、
そしてヴォルフに代えてホフマンを投入します。
後方からも独力で持ち上がれるムシアラのプレーもあって
息を吹き返した感のあるドイツに対して流れを渡すまいと
ウクライナもドフビクに代えてヴァナト、
更にステパネンコに代えてイグナテンコ、
そしてヤルモレンコに代えてマリノフスキを投入します。
この時間帯はある意味交代合戦というべきか…
ドイツは更にブラントに代えてヴィルツ、そしてラウムに
代えてヘンリヒスを投入。
そしてウクライナは2得点のツィガンコフに代えて
ズブコフを投入します。


終盤に入るとウクライナは更に交代策に走ります。
マイコレンコに代えてソボル、そしてムドリクに代えて
ピハリョノクを投入します。
そして試合時間も残り10分を切って後がなくなってきた
ドイツですが最後の最後で意地を見せます。
後半38分、ウクライナのプレスが効いてボールを前に
出せないドイツの最終ラインでしたが裏のスペースを
狙ってリュディガーがロングパスを送ると
スペースへ飛び出したハヴァーツがマトヴィエンコの
マークを受けながらも巧みにかわしてゴール前へ
抜け出るとチョコンと合わせてゴールへ収め、
ドイツが2-3としてウクライナに詰め寄ります。


試合を諦めていないドイツは後半45分、
ウクライナ陣内へ攻め入ると左サイドのヘンリヒスから
PA内のハヴァーツへロングパスが渡るとハヴァーツが
巧みなトラップからマトヴィエンコのマークをかわして
フリーになるもブロック試みたソボルが倒してしまい、
土壇場でドイツがPKを獲得します。
これをキミヒがゴール左ポストに当たって内側ネットを
揺らすギリギリのコースに決めて3-3と遂にドイツが
同点に追いつき試合は終了。


この試合、代表通算1000試合目ながらも比較的守備の方の
課題が大きかったと思われるドイツの次の親善試合の相手は
元FCBで現FCBのレバンドフスキ擁するポーランドと
ポーランドで対戦予定。
数少ない試合の機会ですから、しっかり修正して臨んで
欲しいもんですな。


ゴール

▼ドイツ

前半6分:フュルクルク
後半38分:ハヴァーツ
後半45(+1)分:キミヒ(PK)

▼ウクライナ

前半18分:ツィガンコフ
前半23分:リュディガー(OG)
後半11分:ツィガンコフ


▼出場メンバー

○ドイツ

GK:トラップ
DF:リュディガー、ギンター、シュロッターベック(→クロスターマン)
MF:ヴォルフ(→ホフマン)、ゴレツカ(→ムシアラ)、キミヒ、ラウム(→ヘンリヒス)
FW:ブラント(→ヴィルツ)、フュルクルク(→ハヴァーツ)、ザネ

イエローカード:

監督:ハンジ・フリック

〇ウクライナ

GK:トルビン
DF:ティムチク、ザバルニー、マトヴィエンコ、マイコレンコ(→ソボル)
MF:ヤルモレンコ(→マリノフスキ)、ステパネンコ(→イグナテンコ)、スダコフ、ムドリク(→ピハリョノク)
ST:ツィガンコフ(→ズブコフ)
FW:ドフビク(→ヴァナト)

監督:セルゲイ・レブロフ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)