'22-'23シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第34節(ケルンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

 


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


色々あった'22-'23シーズンも遂に最終節…
そんな今節はケルン(KOE)のホームである
ライン・エネルギー・シュタディオンに乗り込んで対戦。
この試合2-1で勝ったバイエルンが
別会場でドルトムントがマインツと引き分け
勝ち点で並ぶも得失点差で上回ったことで
首位に返り咲き土壇場でリーガ11連覇達成となりましたアップ
※試合は現地時間5/27(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■マヌエル・ノイアー
■リュカ・エルナンデス
■アルフォンソ・デイヴィス


さて、試合の方ですが、
例によって最終節は全試合が同日同時刻開催の為
A/Tによって試合終了時間に多少の差が発生しますが、
試合が終わったら順位が入れ替わっちゃいました…
ことも過去にはあったりなかったり…という
若干スリリングなスケジューリングとなります。
ただ、今はWebで情報をGETできる為リアルタイムな
変化に付いていけることから意味はないかもですが、
やや緊張した感じでの立ち上がりとなります。
ただ、立ち上がりのバイエルンは、
ここ数試合に比べ多少のスタメン変更がありながらも
ケルンのプレスをかわしながらタッチ数を少なく
パスをつないで幅を取って左右に揺さぶって
ボールを前進させています。


すると前半8分、バイエルンは自陣最終ラインでの
組み立てから一時はケルンに高い位置でボールを
奪われてしまいますがサッと帰陣したミュラーと
キミヒのプレスから右サイドでボールを奪い返すと
手数を少なくボールを前に運び、
フラーフェンベルフからミュラーとのワンツーで
パスを受けたザネがドリブルでピッチ中央を右→左へ
持ち上がると左サイドでフリーのコマンへパス。
そしてコマンはPA角から侵入すると対峙した
シュミッツをかわしてシュートコースを見出すと
右足を振り抜き、ボールはゴール右上隅に突き刺さり、
1-0とバイエルンが早い時間に先制します。


そして中盤に入るとスタンドが急にザワつき始め…
どぅやら首位ドルトムントが対戦相手のマインツに
先制されたという情報があってのことでした。
これが選手の耳に入った訳ではないかもですが、
先制したことで気持ちに余裕の出てきたバイエルンは
前半19分にジグザグにパスを繋いでケルン陣内へ
侵入すると、右HSでコマンとパヴァールのワンツーから
パヴァールがゴール前にクロスを送るとこれに
ファーサイドでミュラーがケルンDFと競り合いながら
ヘディングシュートを放つもボールはファーポストに
弾かれてしまいます。


ケルンも前半23分には中盤でスヒリがファウルまがいの
チャージでフラーフェンベルフを倒すもオンプレー
状態となり手薄なバイエルンDF陣をパスを受けた
マルテルがゼルケとのワンツーでゴール前に抜け出るも
ギリギリでウパメカノとキミヒが寄せに入ったことが
効いたのか、マルテルのシュートはクロスバーの上を
越えてケルンの得点とはなりません…が、終盤になって
バイエルンの守備網を掻い潜って危険なエリアまで
侵攻してくるケルンはいつバイエルンに追いついても
不思議ではないコワさがあります。


しかし、前半終了間際に再びペースを掴んだバイエルンは
ケルンのゴールキックのボールを受けたマイナに対して
ザネとがプレスを仕掛けマイナが蹴ったボールをザネが引っかけ、
ニャブリへ渡すとザネはダイアゴナルに裏を取り始め、
それに反応したニャブリがスルーパスを送るとパスを受けた
ザネがゴール前までドリブルしながら独走し、
GKシュヴェーベとの1vs1を制してゴールを決めて2-0!…
…となったかと思われましたが、
ザネがマイナのキックを引っかけた際にハンドであった
としてバイエルンの得点は取り消され、前半は1-0と
バイエルンがリードして終了。
後半へ続く…。


さて、泣いても笑っても残り45分で全てが決まる後半。
勝利(優勝)に向けて追加点が欲しいバイエルンは
前線の配置をシャッフルして後半へ臨みます。
しかし、ケルンDF陣がバイエルンの変化に動じず
しっかり対応してスペースを埋めて…巧みに相手
守備陣を崩すことができません。
後半13分には中盤右サイドでケルンのスローインからの
ボールを奪うとカウンター気味に速攻を仕掛けますが、
右サイドでパスを受けたコマンがケルン陣内深くまで
ドリブルで持ち上がってクロスを送りますが、
ゴール前へフリーで上がってきたザネには
巧く繋がらずヘディングシュートを放ったものの
ヒットせずボールは枠外となりました。
その数分後、今度はケルンがバイエルンのボールロストから
バイエルンゴール前へ攻め込むと右サイドでCKを得ます。
これをファーサイドでゼルケがフリーで放った
ヘディングシュートがバイエルンゴールを襲いますが
守護神ゾマーが片手で弾き出すナイスセーヴを見せ、
バイエルンはピンチを脱します。


中盤に入るとケルンはゼルケに代えてティールマン、
更にシュミッツに代えてフセインバシッチ、
カインツに代えてシンドラーが投入されます。
一方、バイエルンはミュラーに代えてカンセロが
投入されます。
バイエルンはこれにより3バックでマズラウィが右、
カンセロが左に大きく張り出すという布陣に変更
したのだと思われますが…。
FCBは更にプレー中に負傷したフラーフェンベルフに
代えてゴレツカ、そして殊勲の先制ゴールを挙げた
コマンに代えてチュポ=モティングを投入します。


そんな中後半28分にケルンがバイエルンからボールを
インターセプトしてバイタルエリアまで攻めたところで
何故かスプリンクラーが作動してバイエルン的には
幸運にも一旦プレーが途切れます。
スプリンクラーの誤作動とか人の乱入より珍しい…。
ただ、終盤が近づくにつれてザネのドリブルからの
シュートや、決定力の高いチュポ=モティングが
シュートを放つもなかなか追加点を奪えず
相手の戦意を殺ぐことができないバイエルンに対し
ケルン側はまだやれると言わんばかりの意思を感じる
プレーで度々バイエルン陣内まで上がってくる為、
リードしているとしてもリードしている感はありません。


そして後半34分、ケルンが左サイドでCKを得ると
ショートコーナーとしてPA角でパスを受けた
フセインバシッチがクロスを上げるとこれを
ブロックしたニャブリが"PA内で"ハンドを犯したと
VARが判定したことによりケルンにPKが与えられます。
これをリュビチッチが守護神ゾマーの飛んだ右とは
逆のゴール左隅へ沈めてケルンが1-1の同点に追いつき、
勝たなければ絶対に優勝できないバイエルンは
一転して窮地に追いやられてしまいます。
この後ケルンは同点弾のリュビチッチに代わって
ピーダーセンを、そしてマイナに代わって
レンペーレが投入されます。
そしてバイエルンは試合終了まで残り5分のところで
交代出場のゴレツカに代えてマティス・テルを、
更にマズラウィに代えてムシアラが投入されます。


そんなムシアラが大仕事をやってのけます。
後半44分、右サイドでケルンDF陣の裏へ抜けたザネが
ドリブルで持ち込みシュートするもGKシュヴェーベに
止められてしまいますが、こぼれ球を拾って今度は
左サイドへ展開すると、PA角でニャブリがケルンDF陣を
引きつけ、内側でフリーのムシアラへつなげると
PA外ではありましたが相手守備陣が数人いる中で
シュートコースを見出したムシアラが右足で放った
シュートがゴール右隅に突き刺さり、
2-1と土壇場でバイエルンが勝ち越しに成功します。


そして5分のA/Tをリードしたまま乗り切った
バイエルンがケルンを破り、同時進行の
ドルトムントvsマインツが結果2-2となったことで
この時点で勝ち点71で首位ドルトムントと
2位バイエルンが並ぶも得失点差で上回る
バイエルンの逆転優勝が決まりました。
色々あって…苦しかったシーズンでしたが最低限の
結果が出て良かった…来季は体制を立て直して…
ですな。
今季もありがとう!そして11連覇おめでとう!

そしてお疲れさま!


戦績:21勝8分5敗(勝ち点:71)
得点:92/失点:38
順位:首位(優勝)


サッカーゴール

▼バイエルン

前半8分:コマン
後半44分:ムシアラ

▼ケルン

後半36分:リュビチッチ(PK)


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ゾマー
DF:パヴァール、ウパメカノ、デ・リフト、マズラウィ(→ムシアラ)
CMF:キミヒ、フラーフェンベルフ(→ゴレツカ→マティス・テル)
OMF:ザネ、ミュラー(→カンセロ)、コマン(→チュポ=モティング)
FW:ニャブリ

イエローカード:

監督:トーマス・トゥヘル

○ケルン

GK:シュヴェーベ
DF:シュミッツ(→フセインバシッチ)、ヒュバース、シャボ、ヘクター
CMF:マルテル、スヒリ
OMF:リュビチッチ(→ピーダーセン)、カインツ(→シンドラー)、マイナ(→レンペーレ)
FW:ゼルケ(→ティールマン)

監督:シュテファン・バウムガルト


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)