国際親善試合 ドイツ代表vsコロンビア代表(2023年6月20日) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表。


自国開催のEURO2024に向けて欧州予選を免除されるも
現状では親善試合しか調整の機会がないドイツ代表。
そんな今節、ゲルゼンキルヒェンは
アレーナ・アウフ・シャルケでコロンビアと対戦。
結果、ドイツは0-2と再び敗れてしまいました…
※試合は現地時間6月20日(火)開催。


さて試合の方ですが、
このシリーズ最後の相手となるコロンビア。
これまでに対戦したウクライナ、ポーランドに比べ
比較的ラインを高めに、中盤でぶつかり合いを
求めてくる為、ドイツの守備陣も序盤はやや
慌てさせられる時間があったりします。
また、ビルドアップにおいても後方で余裕を持って
パスを回せる状況ではなく、前2戦ほど相手を自陣に
押し込んで…という展開にするには難しそうです。
せっかく坊主頭にしたのにどこかもどかしそぅな
表情でベンチから試合を見守るキミヒが…。


中盤に入ると、ドイツは逆サイドからのクロスに
ファーサイドでスペースにゴーゼンスが飛び込んで
一瞬のチャンスにかけますがこれは決定機には
ならず…逆にコロンビアは前半23分にフランクフルト…
ドイツで普段プレーしているボレのヘディング
シュートがドイツゴールを襲いますが、
ここは守護神テア・シュテーゲンがキャッチします。


更にコロンビアは前半28分、自陣右サイドで攻撃する
ドイツのスローインからボレがプレスをかけて
リュディガーのパスミスを誘うと、そのパススピードが
襲いところを突いて自らボールを拾ってドイツの広大な
裏のスペースに飛び出します。
中央部を同じくフリーで上がってくるディアスにパスを
送ると、ここに追いついたチャウのチェックを受けながら
PAに侵入したディアスがチャウの巧みなタックルにより
ボールをシュートポイントから外されると
倒れながらシュートを放つもボールは枠外へと外れます。
ドイツにとっては絶体絶命のピンチでしたが、
スタメン2試合目のチャウがチームを救いました。


ただ、これで流れを掴んだであろうコロンビアは
前半30分にもドイツ陣内ゴール前での接戦を続けた後、
クリアされるも右サイドのPA角付近でボールを拾った
ムニョスが右足で強烈なシュートを放つもここは
テア・シュテーゲンが片手一本でボールを弾き、
ドイツはまたもピンチを免れます。
終盤、コロンビアに押し気味に試合を進められた
ドイツですが、前半は互いにスコアレスで終了。
後半へ続く…。


さて後半、
ドイツはヴォルフに代えてヘンリヒスを投入します。
しかし、おそらく中盤で支配力を高めて優位に試合を
進めようと試みたドイツに対して逆に立ち上がりは
コロンビアがボールをキープしてドイツ陣内に
攻め入る時間が比較的長く、ドイツはやや劣勢に
立たされてしまいます。
そして後半9分、コロンビアがドイツ陣内へ攻め入り
左サイドから右サイドへボールを振ると、
パスを受けたクアドラードがドイツのDFラインと
GKの間にアーリークロスを送ると、
ドイツの最終ラインのポケットを突いて巧みに
スペースに抜け出したディアスがヘディングシュートで
合わせたボールはゴール右隅に収まり、
0-1とコロンビアが先制します。


続く後半13分にはドイツのパスミスから右サイドで得た
スローインから、PA手前で横パスを受けたディアスが
連動して裏へ抜けたアリアスへラストパスを送ると
これを受けたアリアスがフリーで左足シュートを放つものの
これはクロスバーの上を越え追加点とはなりませんが、
ドイツにとっては苦しい展開が続きます。


しかし、同点に追いつきたいドイツは中盤に入ると
相手陣内PAまで達するとムシアラのドリブルでコロンビア
DF陣を引きつけたところに中央でフリーのギュンドアンに
ラストパスを送りますが、ギュンドアンのシュートは
スペースを埋めたコロンビアDF陣にブロックされ、
弾き返されてしまいます。
その後ドイツはエムレ・ジャンに代えてフュルクルクを投入。
リスクを冒して前線でプレーする選手を1人増やすことで
状況の打開を図ります。
布陣も3CBから4バック(2CB)に変わっています。


終盤に入るとコロンビアはボレに代えてカシエラを、
更にレルマに代えてバリオスを投入します。
そしてドイツはハヴァーツに代えてブラント、
更にギュンドアンに代えてキミヒを投入します。
しかしそれでも流れを変えられないドイツは後半33分、
中盤でコロンビアにインターセプトされ、
左サイドでマチャドにオーヴァーラップを許すと
彼のクロスをPAライン上という微妙な位置でキミヒが
ハンドを犯したとして後にVARによりコロンビアに
PKが与えられます。
これをクアドラードが冷静に、GKテア・シュテーゲンが
飛んだ方向とは逆を突いてゴール。
ドイツは0-2と逆にコロンビアに引き離されてしまいます。


その後はA/Tが5分設けられたものの、
コロンビアの交代策もあってドイツにとってセットプレー
以外はチャンスらしいチャンスはなく、有意義な時間とは
ならず、ポーランド戦に続いてシャットアウト負けを
喫してしまいました。
確かに監督の進退論が出ておかしくない訳じゃあないですが、
代えて全てがイイ方向に変わるかと言えば必ずしも
そうなる訳ではないんですが…当事者の判断に委ねるしか
ないでしょう。


ゴール

▼ドイツ

ゴールなし

▼コロンビア

後半9分:ルイス・ディアス
後半37分:クアドラード(PK)


▼出場メンバー

○ドイツ

GK:テア・シュテーゲン
DF:チャウ、エムレ・ジャン(→フュルクルク)、リュディガー
MF:ヴォルフ(→ヘンリヒス)、ムシアラ、ゴレツカ、ゴーゼンス
ST:ザネ、ギュンドアン(→キミヒ)
FW:ハヴァーツ(→ブラント)

イエローカード:フュルクルク(1枚)、ヘンリヒス(1枚)、ゴーゼンス(1枚)

監督:ハンジ・フリック

〇コロンビア

DF:ムニョス、ミナ、ルクミ、マチャド
CMF:レルマ(→バリオス)、ウリベ(→カスタノ)
OMF:クアドラード(→ダビンソン・サンチェス)、ルイス・ディアス(→バロイェス)、アリアス
FW:ボレ(→カシエラ)

監督:ネストル・ロレンソ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)