'22-'23シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第18節(バイエルンvsフランクフルト) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)


Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


そんな今節はアリアンツ・アレーナにて
日本代表経験のある長谷部誠と鎌田大地擁する
フランクフルト(SGE)を迎えて対戦しました。
試合はバイエルンが先制したものの、
その後フランクフルトに追いつかれ
3試合連続1-1のドローとなりました。
※試合は現地時間1/28(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ブナ・サール
■マヌエル・ノイアー
■リュカ・エルナンデス
■ヌサイル・マズラウィ
■サディオ・マネ


さて、試合の方ですが、
キックオフ直後、一旦後ろへ回すことなく
前線のメンバーだけで中央突破を試みるという
意表を突いた攻撃をしてきたフランクフルトですが、
危なげなくバイエルンがボールを奪い返すと
決して積極的にかつアグレッシヴに高い位置から
プレスをかけてくる訳ではなく、やや引いた位置で
バイエルンを自陣に迎え入れるもそこからプレスに
動くというスタイルのようです。


対するバイエルンは中盤にキミヒ1人を置く代わりに
前線に人を割き、やや攻撃的な布陣から、
ビルドアップの時にはチュポ=モティングが下りてきて
巧みにボールを収めると、タメを作ったおかげで後方の
選手達が彼を追い越してフランクフルトDFライン裏へ
抜け出す動きでキミヒからのスルーパスを受ける
プレーは相手にとって脅威となるかと思います。


ただ、フランクフルトもバイエルンのハイプレスを
かわしてボールをつなぐと前半17分には最終ラインから
ではありましたが長谷部のロングパスがきっかけとなって
バイエルン陣内右サイドでコロ・ムアニとローデでつなぐと
バイエルンの守備網を抜け出したローデがゴール前に
送った低空クロスを飛び込んできたソウがシュートしますが
クロスが強すぎた為に制御できずクロスバーの上を超えて
いってフランクフルトの先制とはなりません。


おそらくポゼッションではフランクフルトを上回る
一方のバイエルンですが、フランクフルトより決定的な
シーンていうのは作り出せていませんでしたが前半29分、
右サイドでパスを受けたスタニシッチとミュラーとの
連携からPA内で待つチュポ=モティングに渡します。
前を向けてないチュポ=モティングでしたが、PA内へ
フリーランしていたミュラーへ落としのパスを送ると
ミュラーはダイレクトに左足でシュートを放ちますが
これはトゥタがブロックしてバイエルンの先制とは
なりません。
続く前半30分、キミヒがPA外からのミドルレンジの
シュートを放ちますが、これはGKトラップがセーヴ。
こぼれ球に反応したミュラーのシュートもトラップが
続けてセーヴします。


終盤になって流れを掴んできたバイエルン。
前半33分、デ・リフトのロングパスに反応した
左サイドのコマンが相手DFライン裏で受けて保持すると
中央のキミヒに一旦戻し今度はスタニシッチを経由して
右サイドで待つミュラーへ回します。
今度はミュラーから中央へクロスが送られるとPA内で
フリーのザネが右足でダイレクトシュートを放つと
これはさすがにGKトラップも反応できずボールは
ゴールネットを揺らし、バイエルンが1-0と先制します。


その後ムシアラの独力突破からのザネのシュートが
フランクフルトゴールを襲う場面がありましたが
これは決定的なシュートにはならず、結果的に前半は
バイエルンが1点をリードして終了。
後半へ続く…。


さて後半。
お互いに前半から交代枠を使うことなくそのまま
突入した序盤は比較的ボールを支配するバイエルンが
フランクフルト陣内でプレーする時間が多いながらも
ラインが流動的に反応してバイエルンに決定的な
場面は作らせないフランクフルトと一進一退の攻防を
繰り広げ、スコアが動かぬまま時間だけが流れます。


後半15分にはバイエルンが自陣バイタルエリアで
フランクフルトの攻撃を止めるとそこからカウンターに
移り、中央部でミュラーからパスを受けた左サイドの
コマンが今度は右サイドに流れたミュラーに渡すと
ミュラーは彼を追い越したムシアラへスルーパス。
パスを受けたムシアラはスライディングシュートを
放つもこれはブロックされるも今度はチュポ=モティングが
ヒールで流すもまたこれはブロックされるも、
今度は後方でフリーのザネが左足でシュートを放つも
またもフランクフルトDF陣にブロックされ、
バイエルンは相手を引き離すことができません。


バイエルン優位の展開を打破したいのかフランクフルトは
ローデに代えて鎌田を、そしてリンストロムに代えて
ボレを投入します。
そしてこれが結果的に奏功したフランクフルトは後半24分、
自陣バイタルエリアでバイエルンの攻撃をストップして
カウンターに転じると、右サイドでパスを受けた
コロ・ムアニが中央へフリーランする鎌田へパスを送ると
コロ・ムアニは鎌田とクロスして左サイドに回って
裏へのチャンスを伺います。
鎌田はボールをキープしてバイエルンDF陣を引きつけると
コロ・ムアニがいる方へパスを送り、これをコロ・ムアニが
受けるとウパメカノのマークをかわしつつ左足でシュート。
これがバイエルンゴールに突き刺さり、
1-1とフランクフルトが同点に追いつきます。
この後、バイエルンはザネに代えてニャブリを、
更にコマンに代えてフラーフェンベルフを投入します。
ホントは失点する前に代えたかったのかもですが…。


バイエルンは終盤になって更にチュポ=モティングに
代えてマティス・テルを投入し、そのままチュポがいた
ポジションに配します。
その後、お互いにシュートを打ってゴールの機会が
あったもののそれぞれの守備陣の頑張りがあったりなどで
スコアは動かずドローで試合終了。
首位バイエルンの勝ち点差の余裕もなくなってきました。


戦績:10勝7分1敗(勝ち点:37)
得点:52、失点:16
順位:首位


ゴール

▼バイエルン

前半34分:ザネ

▼フランクフルト

後半24分:コロ・ムアニ


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ゾマー
DF:スタニシッチ(→ザビツァー)、ウパメカノ、デ・リフト、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ
OMF:ザネ(→ニャブリ)、ミュラー、ムシアラ、コマン(→フラーフェンベルフ)
FW:チュポ=モティング(→マティス・テル)

イエローカード:デ・リフト(3枚目)、ゾマー(1枚目)、ウパメカノ(3枚目)

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○フランクフルト

GK:トラップ
DF:トゥタ、長谷部、エンディカ
MF:ブタ、ローデ(→鎌田)、ソウ、クナウフ
ST:リンストロム(→ボレ)、ゲッツェ(→ヤキッチ)
FW:コロ・ムアニ(→アリドゥ)

監督:オリヴァー・グラスナー


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)