'22-'23シーズン UEFAチャンピオンズリーグGS第5節(バルセロナvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はスペインのバルセロナ(FCB)の
ホームであるカンプ・ノウに乗り込んで対戦、
バルセロナを3-0で破り'12-'13シーズンの
準決勝同様、ホーム/アウェイ両方で勝利、
更にグループ首位を確定させましたアップ
※試合は時間10/26(水)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■ブナ・サール
■リュカ・エルナンデス
■マヌエル・ノイアー(肩)
■レロイ・ザネ


さて試合の方ですが、
アリアンツ・アレーナでは結果的にバルセロナに勝利したバイエルン。
今節ではバルセロナのホームでリターンマッチとなりますが、
既にグループ突破を決めているバイエルンは気持ち的余裕が
ある為か、アウェイでバルセロナ相手でも決して引くことなく
いつものようにボールをキープして試合のイニシアチヴを握ろうと
狙っての試合運びとなっています。
それに対して引かざるを得ないバルセロナはバイエルンから
ボールをインターセプトしたら右サイドのデンベレのスピードを
いかした攻撃に転じたいように見えますが、
ここはバイエルンの守備陣の的確なカヴァーリングにより
バルセロナのチャンスを未然に防ぐことに成功します。


バイエルンはビルドアップの際、最前線のチュポ=モティングに
楔のパスを当ててチュポのキープからタメを作り、2列目の選手が
飛び出すパターンを試みますが前半10分、その自陣からのビルドアップで
ウパメカノからチュポ=モティングに楔のパスを送ると、
チュポ=モティングからの落としのパスを受けたマズラウィから
ニャブリへとボールが繋がります。
ここで左サイドからダイアゴナルに裏への抜け出しを始めていた
マネに対してニャブリからスルーパスが送られます。
これを受けたマネがベジェリンの追撃を受けながらも1vs1になった
GKテア・シュテーゲンの飛び出しを巧みにかわすチョコンと浮かせた
シュートをゴールへ流し込み、1-0とアウェイのバイエルンが先制します。


中盤に入ってもバイエルンは"バルセロナ戦だから…"という理由で
過去に行った超守備戦術のような引いたプレーはしておらず、
自分達のプレーをしていれば大丈夫という気持ちが見て取れる
プレーでポゼッションでは劣りながらも試合の主導権をバルセロナに
握らせていません。
バルセロナは右サイドのデンベレの独力突破からバイエルンゴールに
近づくことはあってもレバンドフスキへのマークが徹底されている
バイエルンに対してシュートを打つことができません。
バイエルンもバルセロナの早く正確なプレスに手を焼き、先制以降は
バルセロナゴールに近づけていない印象です。


しかし、終盤に入った前半31分、
バイエルンは自陣ゴール前からのセットプレーでウパメカノが
前に大きくクリアしたボールをヘディングで奪ったり奪われたりを
繰り返した後、バイエルンがキミヒから右サイドでフリーの
ムシアラへパスを送ると、相手DFラインと中盤のギャップに飛び出した
ニャブリへパスを送るとバイエルンの崩しのスイッチが入ります。
ニャブリがドリブルで相手ラインを下げさせると同時に右サイド大外から
オーヴァーラップして裏へ抜け出したチュポ=モティングへスルーパスが
送られます。これを受けたチュポ=モティングがそのまま右足でシュートを放ち、
ボールはブロックを試みたGKテア・シュテーゲンの股を抜いて
ゴールに収まり、バイエルンが2-0とリードを広げます。


対するバルセロナは前半44分、この直前のバイエルンの決定機を
テア・シュテーゲンのセーヴで防ぎきった後の反撃から、
裏へ抜け出したレバンドフスキがデンベレからのスルーパスを
受けてPA内に侵入したところでチャージに入ったデ・リフトが
レバンドフスキを倒したとしてバルセロナにPKが与えられますが、
後にVAR判定により先にボールに触れていたデ・リフトが故意に
レバンドフスキを倒した訳ではないとしてファウルは
取り消しになります。
そんなこんなで前半はバイエルンが2点リードして終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
バイエルンはゴレツカに代えてザビツァーを投入し、中盤の組み合わせを変更。
しかし、立ち上がりは中央部に人を集めるようになったバルセロナがボール
支配率でバイエルンを上回り、比較的バルセロナがバイエルン陣内でプレーする
時間が多いように見えます。
ただ、たとえバルセロナに最終ラインの裏を取られたとしても、デイヴィスや
ウパメカノを始めスピードに自信のある選手がDFラインには揃っている
バイエルン。マズラウィ等の献身的なプレーもありバルセロナに決定的な
チャンスを与えません。


そして逆にやや押され気味に映っていたバイエルンですが後半10分、
自陣でバルセロナからパスカットして反攻に転じると中盤でパスを受けた
チュポ=モティングから裏のスペースにダイアゴナルに飛び出したデイヴィスに
パスが渡りますが、ケシエのマークを受けてシュートは打てず、一旦後方に返します。
バルセロナの守備ブロックの前でボールをキープするバイエルンは、
右サイド大外からダイアゴナルに裏へ抜け出したニャブリめがきてキミヒから
スルーパスが送られ、ニャブリがマーカーのバルデをかわして左足でカーヴを
かけたシュートを放つとボールはファーサイド側のネットを揺らしてバイエルンの
3点目となったと思われましたが、VARによりニャブリがオフサイドであったとして
バイエルンの追加点とはなりませんでした。


しかし依然としてバイエルンのリードは変わらない為、
バルセロナはブスケツに代えてフェラン・トーレス、そしてペドリに代えて
ラフィーニャを投入します。
そして中盤に入ると今度はバイエルンが交代策に打って出ます。
チュポ=モティングに代わってミュラー、警告を受けているウパメカノに
代わってパヴァールが投入されます。
バイエルンは更にムシアラに代えてフラーフェンベルフ、
バルセロナはクンデに代えてエリック・ガルシア、更にデンベレに代えて
アンス・ファティを投入します。


ここから終盤にかけてお互いに選手交代の影響もあるのか、
中盤でボールを奪い合う一進一退の攻防が続き、
やや膠着状態となった感のある試合ですが、バルセロナは
ポゼッションでバイエルンを上回りながらも枠内シュート0と
バイエルンにレバンドフスキ含めた攻撃陣が抑えられている印象で、
逆にバイエルンはニャブリとマネの連携からバルサDFラインの裏を取ったり、
ニャブリの裏への飛び出しからキミヒのスルーパスが通ったりと
得点のにほひが感じられます。


そして試合終了間際となるA/T、
バイエルンが右サイドで得たCKからキミヒが蹴ったボールに対して
ファーサイドでニャブリが地面に叩きつけるように蹴ったボールが
リバウンドして浮いてニアポスト側に流れてきたところに
フリーで飛び込んできたパヴァールがダイレクトに右足で合わせて
ゴールに納め、バイエルンが3-0としたところで試合は終了。
バイエルンはホーム/アウェイの2試合ともバルセロナに勝利して
グループステージ首位通過を確定させました。


★グループC順位

1位:バイエルン(勝ち点:15/5勝/得点:16失点:2)
2位:インテル(勝ち点:10/3勝1分1敗/得点:10失点5)
3位:バルセロナ(勝ち点:4/1勝1分3敗/得点:8失点:10)
4位:ヴィクトリア・プルゼニ(勝ち点:0/5敗/得点:3失点20)


サッカーゴール

▼バイエルン

前半10分:マネ
前半31分:チュポ=モティング
後半45(+5)分:パヴァール

▼バルセロナ

ゴールなし


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ウルライヒ
DF:マズラウィ(→スタニシッチ)、ウパメカノ(→パヴァール)、デ・リフト、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→ザビツァー)
OMF:ニャブリ、マネ
FW:ムシアラ(→フラーフェンベルフ)、チュポ=モティング(→ミュラー)

イエローカード:マズラウィ(1枚目)、ゴレツカ(1枚目)、ウパメカノ(1枚目)

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○バルセロナ

GK:テア・シュテーゲン
DF:ベジェリン、クンデ(→エリック・ガルシア)、マルコス・アロンソ、バルデ
MF:ケシエ、セルヒオ・ブスケツ(→フェラン・トーレス)、フレンキー・デ・ヨング
FW:デンベレ(→アンス・ファティ)、レバンドフスキ(→パブロ・トーレ)、ペドリ(→ラフィーニャ)

監督:シャビ・エルナンデス


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)