Guten Tag!!!
我が親愛なるドイツ代表
カタールW杯に向けて最後の代表チームでの
調整の期間となるFIFAマッチウィーク。
そんなUEFAネーションズリーグ第5節は
こちらも最初の対戦では1-1と引き分けた
ハンガリーをホームに迎えて対戦。
ドイツは優勢に試合を進めながらも
ハンガリーのセットプレーからの失点を
ひっくり返すことができず0-1で
負けてしまいました
※試合は現地時間9/23(金)に開催されました。
さて試合に先立ち、
7月21日に亡くなった故ウーベ・ゼーラー氏に
黙祷が捧げられてからのキックオフとなりました。
ドイツはノイアーやゴレツカがコロナ陽性となり、
GKはテア・シュテーゲン、そして中盤には
ギュンドアンが入ります。
試合は立ち上がりから首位ハンガリーが猛烈な
インテンシティを以てドイツゴールに襲い掛かります。
ここはドイツも粘り強い守備で防ぎきり、
ボールをキープすると落ち着いてパスを回して
主導権を奪い返してハンガリー陣内へ攻め入るも
パスミスがあったり、守備時5バックとなるハンガリー
DF陣がドイツの使いたいスペースを埋めている為
ドイツはハンガリーに対してまともにシュートを
打てる状況にありません。
しかもハンガリーはドイツからボールを奪うと
ドイツDF陣が自陣に戻りきる前に仕留めてしまおうと
速攻を仕掛けてきます。
そんなハンガリーは前半17分、
ロングパスでサイドを変えてドイツのプレスをかわし
左サイドから中央部へのクロスの落としを
アダム・サライがシュートするもズーレが触って
枠外となってラインを割り、ハンガリーのCKとなると、
ショボスライがニアサイドに蹴ったボールを
アダム・サライが右足でチョコンとフリックすると
ボールは山なりになってファーサイド側のネットに
収まり、ハンガリーが1-0と先制します。
ドイツのファーストシュートは前半27分、
右サイドのCKからのこぼれ球をPA外にいたフリーの
ザネが左足で思いっきり蹴ってシュートを
放ちますが、これは枠を大きく外れ、ゴールとは
なりませんしハンガリーほど危険なシーンでもなく、
ボールを支配しながらもここまでシュート数では
ハンガリーに劣っており、攻撃時の効率の悪さが
気になるところであります。
それでもドイツは終盤窮屈なスペースながらも
ハンガリー陣内ゴール前で頑張ってボールを回すと
前半38分、中に絞らせて左サイドでフリーとなった
ラウムに一旦渡して再びゴール前へクロスが入ると
これにミュラーが反応してヘディングシュートを
放ちますがこれはGKグラーチの正面となり無得点。
そんなこんなで前半はハンガリーがリードして終了。
後半へ続く…。
さて後半。
ドイツはニャブリに代えてケーラーを投入し、
最終ラインを3人、そしてラウムとホフマンを
WBとして一列上げての布陣変更で臨むようです。
そのドイツは早速後半6分キミヒが左サイドへ
大きく展開するとハンガリー陣内へ上がった
ラウムがキープしてギュンドアンとのパス交換の
間に最終ライン裏へ抜け出たザネへスルーパスが
送られるとザネがやや角度があるものの至近距離
から強烈なシュートを放つもGKグラーチが正面で
セーヴしてドイツ得点ならず…。
ドイツは更に後半8分、左サイドでボールをキープ。
その間に右WBのホフマンがハンガリーDFライン裏へ
飛び出したところをギュンドアンが見逃さず
スルーパスを送り、ホフマンが落としたところに
ミュラーがダイレクトに右足で合わせ、
これはさすがにゴールネットを揺らします…が、
ホフマンの飛び出しがオフサイドであったとして
またもドイツは同点に追いつけません。
後半15分にはハンガリー陣内左サイドでボールを
保持していたドイツ。これをキミヒがPA外ながら
強烈な右足のシュートをお見舞いするもボールは
ポスト左へ逸れ、同点とはなりません。
中盤に入るとドイツはギュンドアンに代えてムシアラ、
そしてヴェルナーに代えてハヴァーツを投入し、
引き続き、ハンガリーのカウンターを受けながらも
テア・シュテーゲンの好セーヴに救われつつ、
状況の打開を図りたいところ。
終盤になってムシアラとラウムの連携から5バックの
ハンガリーDF陣の裏を取るとラウムからゴール前に
クロスを送るとグラーチとハヴァーツが競り合って
こぼれたボールに反応したキミヒがフリーで
強烈な右足シュートを放つもこれは正面に回った
ラングが頭でクリアしてまたもゴールとはならず。
ドイツはミュラーに代えてヌメチャを投入して
この試合最後なる交代カードをきりますが、
最後までハンガリーの堅守を崩してゴールを
決めることができず…ハンジ・フリック政権で
初めての敗戦に加え、グループでも3位に転落し
ファイナル4進出を逃してしまいました。
次節イングランド戦では単なる消化試合になりそうです。
★リーグAグループ3順位
1位:ハンガリー(勝ち点:10/3勝1分1敗/得失点差:1)
2位:イタリア(勝ち点:8/2勝2分1敗/得失点差:-1)
3位:ドイツ(勝ち点:6/1勝3分1敗/得失点差:2)
4位:イングランド(勝ち点:2/2分3敗/得失点差:-2)
ゴール
▼ドイツ
ゴールなし
▼ハンガリー
前半17分:アダム・サライ
■出場メンバー
◯ドイツ
GK:テア・シュテーゲン
DF:ホフマン、ズーレ、リュディガー、ラウム
CMF:キミヒ、ギュンドアン(→ムシアラ)
OMF:ニャブリ(→ケーラー)、ミュラー(→ヌメチャ)、ザネ
FW:ヴェルナー(→ハヴァーツ)
イエローカード:キミヒ(1枚目)、リュディガー(2枚目)
監督:ハンジ・フリック
〇ハンガリー
GK:グラーチ
DF:ラング、オルバン、サライ・アッティラ
MF:フィオラ、シェーファー、ナジ(→スタイルズ)、ケルケス
ST:ショボスライ(→ネーゴ)、ガズダグ(→クレインヘイスレル)
FW:アダム・サライ(→マルティン・アダム)
監督:マルコ・ロッシ
では、Tschuess!!!(V)o\o(V)