UEFAネーションズリーグ2022/2023 第3節(ハンガリーvsドイツ) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表


欧州サッカーリーグがオフシーズンである
この時期、今度は各国代表チームが
UEFAネーションズリーグを戦う為
再集結しています。
そしてW杯でスペインや日本と同組になった
ドイツは今大会でもイタリアやイングランドと
同組になり…力が試される立場だと思います。
そんなUNL第3節は敵地ハンガリーでの対戦でした。
試合は1-1のドローで終了しています。
※試合は現地時間6/11(土)に開催されました。


さて試合の方ですが…
イタリア、イングランドと強豪相手に開幕から
2試合連続でドローとなり、そろそろ勝ち点3が
欲しいドイツではありますが、
ハンガリーはショボスライやオルバンにグラーチ…
特にライプツィヒに所属してブンデスリーガを
戦っている選手も多いので知らない割には
比較的馴染みがあり、グループの中では最も
地力で劣るかもしれませんが、
決して力を落としても勝てる相手ではありません。
グループで苦しい出だしとなってしまった
ドイツにとって結果が欲しいところでは
ありますが、試合は立ち上がりから激しく
動きを見せます。


前半6分、ドイツの敷くハイラインの裏を狙って
ハンガリーの最終ラインからロングパスが
送られると、右サイドでこれを受けたフィオラが
ワンタッチでゴール前へ折り返すと、
これをロランド・サライが頭で押し込もうと
しますがそこはノイアーが片手でブロック。
しかし、左サイドからフリーで詰めにきたナジが
これをフリーで拾うと至近距離ながら強烈な
右足のシュートを叩き込み、ハンガリーが0-1と
先制します。


立ち上がりに先制を許してしまったドイツ。
焦らずボールを支配してまずは試合を落ち着かせ
ようとしますがハンガリーはハイプレスを
かわされると自陣でコンパクトなブロックを
形成して再び激しくプレスを仕掛けてきますが、
ドイツは前半9分、一旦は最終ラインまで
下げさせられますが、シュロッターベックが
ハンガリーのDFライン裏へダイアゴナルに
飛び出す動きを始めるホフマン目がけて
対角線のロングパスを送るとこれをホフマンが
しっかり収めて、PAから飛び出してきた
GKグラーチをワントラップでかわすとフリーで
そのままゴールに押し込み、ドイツが1-1の
同点に追いつきます。


序盤でお互いに1点ずつゴールが生まれる
先行きの展開が読めない立ち上がりと
なりましたが、ドイツはこの後もハンガリーの
激しいプレスをかわしながら相手DFラインの
裏へ抜けようとするヴェルナーへスルーパスを
送りますが、これはヴェルナーがオフサイド
となりチャンスをものにできません。
しかも、ヴェルナーのシュートはグラーチに
止められゴールにすら入りません。
この試合のドイツは中盤にキミヒをゴレツカを
配し、自陣からのビルドアップの際は
一旦キミヒを経由して供給路を確保したい
狙いがありますが、ハンガリーのキミヒへの
マークが厳しく、その為ドイツは最終ラインから
シュロッターベックが前線目がけてロングボールを
送る場面が多々見られます。


ドイツはパっと見ではボールをより多くの時間
キープして試合の主導権を握っているように
見えますが、どちらかというと速攻を許して
ハンガリーに自陣ゴールを襲われている
印象が強いです。
たぶん、そうさせているのはやはりハンガリーの
システムがドイツの攻撃に対してソリッドに対応し
かつ俊敏に反撃に移行できているからでしょう。
ドイツも終盤、左サイドでラウムとハヴァーツが
ポジションを入れ替えながらのパス&ムーヴ、
更にはムシアラの独力突破で相手のDFラインを
下げさせ何とか左サイド深くまで攻め入り、
ラウムが右足ながら角度のないところからフリーで
シュートを放ちますが枠まであと数センチという
ところで枠外へそれていきます。


そんなこんなで前半苦しんだドイツですが
1-1のドローで終了します。
後半へ続く…。


さて後半。
前半に引き続き、立ち上がりからドイツがボール
保持率を高め、シュロッターベックの正確な
ロングパスに右SHのホフマンがダイアゴナルに
裏へ飛び出して合わせようとしたり、
ハヴァーツが縦横無尽にポジションを変えつつ
中盤まで下りてきて組み立てに参加したりして
ハンガリー陣内まで攻め入っての攻撃を試みますが、
ハンガリーの守備ブロックは前半に引き続き
タイトにドイツが使いたいスペースを埋めて
自由を与えず…ハンガリーにインターセプト
されるとそのまま守備ブロックを整える前に
素早く縦に繋がれ自陣まで攻め込まれてしまう
シーンも少なくありません…が、
ここまで両チームともにシュートを放つまでの
攻撃には至っておりません。


中盤以降になるとドイツは停滞した流れを
変えたい為、ゴレツカに代えてギュンドアンを
投入し、よりポゼッションを高めたい狙いが
見て取れます。
それが奏功したか?…後半28分、
自陣左サイドでキミヒとムシアラのパス交換から
ムシアラがドリブルでスペースを持ち上がり、
中央でハヴァーツが受けると相手の手薄な
最終ラインのスキを突いて飛び出したホフマンへ
スルーパスを送りますが、ホフマンはGKグラーチと
1vs1の状況となったものの、左サイドを上がって
きたヴェルナーへパスを送ります。
しかし、ここでブロックに入ったオルバンに
弾かれてしまい、チャンスを逸してしまいます。
ドイツは前半に比べてハンガリーに攻めこまれる
シーンが減り、プレスのかけ方等修正しか結果が
出たのだと思われますが、ここまで思うような
結果が出ていません。


終盤に入るとドイツはムシアラに代えてブラント、
そしてヴェルナーに代えてミュラーを投入します。
前線にフレッシュな選手が入ってより前がかりに
なったこともあるのか、逆にハンガリーに
DFラインの裏を取られるようにもなってしまい、
後半36分にはロランド・サライに代わって
入ったガズダグにPA外ながらフリーで強烈な
シュートを打たれてしまいますが、
これは守護神ノイアーがジャンピング一発の
パンチングで枠の外へ弾き出します。


ドイツは更にホフマンに代えてヌメチャ、
ハヴァーツに代えてアデイェミを投入して
前線の活性化を図りますが、
5分間設けられたA/Tでも両チームのスコアは
動かず、試合は引き分けに終わりました。
開幕から無敗とはいへ、3試合連続ドロー
というのはドイツにとって良いニュースではなく
次節はさすがに勝ちが欲しいところ…です。
グループの勝ち点差はそれぞれ1ずつの
団子状態なのが幸いでしょうか…。


★リーグAグループ3順位

1位:イタリア(勝ち点:5/1勝2分/得失点差:1)
2位:ハンガリー(勝ち点:4/1勝1分1敗/得失点差:0)
3位:ドイツ(勝ち点:3/3分/得失点差:0)
4位:イングランド(勝ち点:2/2分1敗/得失点差:-1)


サッカーゴール

▼ドイツ

前半9分:ホフマン

▼ハンガリー

前半6分:ナジ


■出場メンバー

◯ドイツ

GK:ノイアー
DF:ケーラー、ズーレ、シュロッターベック、ラウム
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→ギュンドアン)
OMF:ホフマン(→ヌメチャ)、ハヴァーツ(→アデイェミ)、ムシアラ(→ブラント)
FW:ヴェルナー(→ミュラー)

イエローカード:シュロッターベック(累積2枚目)

監督:ハンジ・フリック

〇ハンガリー

GK:グラーチ
DF:ラング、オルバン、サライ・アッティラ
MF:フィオラ、ナギ、スタイルズ(→ヴェーチェイ)、ナジ(→ネーゴ)
ST:ロランド・サライ(→ガズダグ)、ショボスライ
FW:アダム・サライ(→マルティン・アダム)

監督:マルコ・ロッシ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)