UEFAネーションズリーグ2022/2023 第4節(ドイツvsイタリア) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表


UEFAネーションズリーグ第4節は
初戦で引き分けたアズーリことイタリアを
ホームに迎えて対戦。
試合は5-2とドイツが今までの鬱憤を晴らすかの
ように攻撃陣が爆発して大勝し、
今大会初勝利を飾りましたアップ
※試合は現地時間6/14(火)に開催されました。


さて試合の方ですが…
いい加減に勝ち点3を積まなければいよいよ
グループ首位通貨が厳しくなってくるドイツ。
そして、カタールW杯には出られず、未来を
見据えて選ばれた代表選手で構成され、
見方によっては失うものが何もないイタリア。
特にドイツは国際大会でイタリアに苦戦しており、
開幕戦でもアウェイながら引き分けたことから
今節も厳しい戦いを強いられそうな感じでは
ありますが、立ち上がりからドイツは4試合ぶり
久々スタメンのザネがPA外ながら強烈な右足の
シュートを放ち(結果枠外)、そしてイタリアは
右サイドのクロスからラスパドーリとニョントが
立て続けにシュートを放つも守護神ノイアーが
ナイスセーヴで阻み、お互いにオープンな
プレーで早い時間の得点が期待される展開で
始まります。


その最初の得点はドイツでした。
前半10分、イタリア陣内まで攻め入ったドイツは
最終ラインのズーレからヴェルナーへの縦パスが入ると、
中央部をガッツリ固めるイタリアのDF陣に対して
ヴェルナーがタメを作って左サイドを上がってきた
ラウムへパス。
そしてラウムからゴール前へクロスが送られると
それまで最終ライン付近まで下がっていたキミヒが
ススス…とフリーで飛び出してきてワントラップから
左足で押し込み、ドイツが1-0と先制します。


先制して気持ち的に余裕ができたのか、
中盤はドイツが比較的ボールを支配してイタリア
陣内でプレーする時間の方が長いようにも
感じますが、イタリアは前半20分に右サイドで
ラウムのファウルからFKを得ると、
これをクリスタンテが巧みなポジショニングから
ヘディングシュートを放ちますが、
ボールはわずかにクロスバーの上へ外れ、
ドイツにとっては事なきを得ます。
イタリアの反撃に耐え、ドイツが再び相手陣内まで
攻め入ると、ヴェルナーが左右に流れ、ミュラーは
ホフマンとポジションを入れ替えたり、
更にはラウムも左サイドから上がってくる為、
幅を効かせてイタリアゴールまで迫りますが
かつてカテナチオと呼ばれたイタリアのDF陣も
簡単にはドイツにスペースを与えてくれませんが、
ドイツは終盤に入って前半33分、
中盤でザネが下りてきて後方に返した直後
前へダッシュしたところにクロスターマンから
ザネへロングパスが送られると、パスを受けた
ザネから中のヴェルナーへ、そして右のHSを
上がってきたホフマンへパスが渡り、
ホフマンがシュートを放ちますが、ここはイタリア
GKドンナルマにセーヴされてしまいます。


ドイツはこの後も縦に速く、イタリアDF陣も対応
できないパスを繋いでザネ、続いて中盤での
ショートカウンターからヴェルナーが強烈な
シュートを放ちますが、どちらもドンナルマが
正面でセーヴしてドイツの追加点とはなりません。
しかし、ケガ人が発生して選手交代及びシステム
変更を余儀なくされたイタリアを尻目に
試合を優位に進めるドイツは前半A/Tながら
中盤でイタリアからインターセプトして左サイドで
ラウムとミュラーとギュンドアンでキープしつつ
組み立ててタメを作ると、右サイドからホフマンが
イタリアDFライン裏に飛び出したところに
ミュラーからクロスが送られますが、ホフマンが
PA内でバストーニに倒されドイツがPKを獲得。
これをギュンドアンが横っ飛びするドンナルマを
尻目に真ん中にシュートを決め、ドイツが2-0と
イタリアを引き離して前半は終了。
後半へ続く…。


さて後半。
イタリアは交代策により2人の守備的な選手を
投入してシステムを変更して臨みますが、
立ち上がりはそのイタリアのシステム変更に
マークの受け渡し等で対応しきれておらず、
その隙を突いてクリスタンテが強烈なシュートを
放つ場面が2度ありましたがいずれも枠を
とらえられず、イタリアの追撃ゴールとはなりません。


ヤバい場面はあったものの、何とかイタリアの
攻撃をしのいだドイツは最終ラインで相手から
インターセプトに成功するとまずはギュンドアンが
ドリブルでイタリア陣内まで切り込み、
再び試合を優位に進めようとライン全体を押し上げ
パスをつなぐプレーを続けます。
そして後半6分、イタリア陣内左HSでギュンドアンが
ドリブルを仕掛けてPA手前で相手DF3人を引きつけ、
大外でフリーのラウムに預けると、
ラウムからゴール前へグラウンダーのクロスが
送られるものの誰も反応できず…しかし、
スピナッツォーラのクリアが甘く、こぼれ球が
フリーのミュラーに渡ると右足で地面に
叩きつけるように放ったシュートがゴールに収まり、
立ち上がりにドイツが3-0とリードを広げます。


イタリアも反撃を見せると後半10分、ドイツDF陣に
圧力をかけ、ノイアーからのロングボールを中盤で
奪うとドイツのDFラインは人が揃っている
状況ではありましたが、カプラーリのドリブルで
意識を逸らせている内にバレッラがダイアゴナルに
裏へ抜け出すとカプラーリの放ったシュートが
ズーレに当たり、上手いことバレッラの足元に
転がりバレッラはスライディングシュートでの
押し込みを試みますが、なんと守護神ノイアーが
これをブロックしてネットを揺らせませんでした。
…ジャッジ的にはバレッラのオフサイドを取られ、
いずれにしてもイタリアは無得点だったのですが、
もしかしたらラインは割っていたかも…?
ただ、ノイアーのセーヴは"すごい"としか
言いようがないのも分かる気がします。


守備での好プレーもあって試合を優位に進める
ドイツはその後もイタリアゴールを襲い続け、
後半23分、イタリア陣内右HSでミュラーが
一旦後方のギュンドアンに預けて斜めに動くと
ギュンドアンからの返しを受けて左サイドで
フリーのニャブリを見つけるとアウトサイドで
パスを大きく展開します。
飛び込んできたニャブリがゴール前へ
チョコンとパスしたところに飛び込んできた
ヴェルナーが右足で合わせてドイツが4-0と
更に引き離します。


イタリアの戦意もだいぶ殺がれてきたか、
更に後半24分、GKドンナルマが組み立ての為、
味方DFにパスを送ったところ既にプレスに
動いていたニャブリにあっさり奪われると、
ゴール前でどフリーで待つヴェルナーに渡り、
ドンナルマと1vs1になったヴェルナーが
押し込み、遂にドイツが5-0とイタリアに
ダメを押すゴールを挙げます。


ドイツがイタリアに対してここまで大差で
勝っている状況というのを始めて見た気がしますが
さすがにスキが出来てしまったか、
イタリアに自陣への侵攻を許してしまうと、
右サイドから左サイドへ展開してドイツDF陣を
揺さぶると、スピナッツォーラに代わって入った
ディマルコがゴール前へグラウンダーのクロスを送り、
これをノイアーが横っ飛びで止めますが、
こぼれ球に詰め込んだニョントがゴールへ押し込み、
イタリアが5-1と一矢報います。


更にイタリアは後半A/T、
ドイツ陣内右サイドでCKを得ると、ディマルコが
蹴ったボールをニアサイドでバストーニが頭で
合わせてゴールへ押し込み、5-2とするもドイツが
大量得点でビクともしない結果で今大会で
初めて勝ち点3を積んでイタリアを順位でも
逆転しましたが、ハンガリーも勝ったようで
グループ首位はお預けのようです。


★リーグAグループ3順位

1位:ハンガリー(勝ち点:7/2勝1分1敗/得失点差:0)
2位:ドイツ(勝ち点:6/1勝3分/得失点差:3)
3位:イタリア(勝ち点:5/1勝2分1敗/得失点差:-2)
4位:イングランド(勝ち点:2/2分2敗/得失点差:-1)


サッカーゴール

▼ドイツ

前半10分:キミヒ
前半45(+4)分:ギュンドアン(PK)
後半6分:ミュラー
後半23分:ヴェルナー
後半24分:ヴェルナー

▼イタリア

後半33分:ニョント
後半45(+4)分:バストーニ


■出場メンバー

◯ドイツ

GK:ノイアー
DF:クロスターマン、ズーレ(→ター)、リュディガー、ラウム
CMF:キミヒ、ギュンドアン(→シュタッハ)
OMF:ホフマン(→ニャブリ)、ミュラー(→ムシアラ)、ザネ
FW:ヴェルナー(→ヌメチャ)

イエローカード:リュディガー(1枚目)、ザネ(1枚目)

監督:ハンジ・フリック

〇イタリア

GK:ドンナルマ
DF:カラブリア、マンチーニ(→スカマッカ)、バストーニ、スピナッツォーラ(→ディマルコ)
MF:フラッテージ(→スカルヴィーニ)、クリスタンテ、バレッラ
FW:ポリターノ(→ルイス・フェリペ)、ラスパドーリ(→カプラーリ)、ニョント

監督:ロベルト・マンチーニ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)