2022年カタールW杯欧州予選第9節(ドイツ代表vsリヒテンシュタイン代表) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表


ドイツ代表が所属するグループJ第9節は
フォルクスワーゲン・アレーナにて
リヒテンシュタイン代表との対戦となりました。
試合は9-0でドイツがリヒテンシュタインに圧勝しましたアップ
※試合は現地時間11/11(木)に開催されました。


さて試合の方ですが…
前節でカタールW杯本大会出場を決めたドイツ代表。
ズーレの新型コロナ感染?やその濃厚接触者?の離脱や
単純に負傷者の離脱により数人のメンバー変更を
強いられるかたちとなってしまいましたが、
立ち上がりからリヒテンシュタインが自陣に引いて
リトリートしていることもあるでしょうが
ドイツが最終ラインまで相手陣内に侵入して
攻め入ります。
5バックのリヒテンシュタインに対し、ドイツは最前線に
ミュラーを配しますが、ほぼほぼトップレスシステムで
前線の選手が流動的にポジションチェンジを行いながら
守備の的を絞らせずに、特に横にラインが広がっている為
縦に揺さぶって状況を打開したいところです。


そんな前半8分、ドイツのパス&ムーヴで相手の守備陣を
崩そうと、相手陣内PA手前でミュラーとロイスのパス交換、
そして3人目のホフマンがパスを受けるとゴール前に
クロスを送り、そこに中盤からゴレツカがPA内に飛び込んで
きましたが、これを防ごうとしたホーファーが左足を
出したところ、ゴレツカの左首元を思いっきり蹴って
しまい、ドイツにPKが宣告されます。
このPKをギュンドアンが冷静に、GKビューヘルの飛んだ
左とは逆の右に沈め、ドイツが1-0と先制します。
ちなみに十六文キック的なキックを受けたゴレツカは
プレーに復帰、ファウルを犯したホーファーは一発退場と
なってしまいましたが、試合後ホーファーを気の毒に
思ったゴレツカがユニフォームを彼に差し上げたらしいです。


試合は中盤になっても先制したドイツがリヒテンシュタイン
陣内…だけじゃあなくPA内へ侵入して相手ゴール近くまで
攻め入る展開が続きますが、スペースを埋めてコースを
塞ぐリヒテンシュタイン守備陣が辛うじて防御します。
また、いくつか決定的なシュートがあったかと思いますが
GKビューヘルがセーヴしてドイツに追加点を許しません。
しかし前半20分、止むことなく続くドイツの攻撃が
遂にリヒテンシュタインゴールを再びこじ開けます。
右サイドでパスを回していたドイツがリヒテンシュタインに
弾き出されボールは左サイドへ流れますが、
こぼれ球を拾ったサネが大外のギュンターへ展開すると、
ギュンターがゴール前に低空クロスを送ります。
これを防ごうとしてDFカウフマンが足を出したところ、
これがゴールに収まってしまい、ドイツが2-0と
リードを広げます。


更に前半22分、ドイツが左HSでサネとロイスがパス交換
しつつスイッチを入れるタイミングを伺うと、
ロイスが中央のゴレツカへパスを送ると既にサネが
裏への飛び出しを始めており、ゴレツカが壁パスを
裏へ出したところ、パスを受けたサネが左足を振り抜き
ゴール右下隅へ沈めます。これで3-0。


更に間髪入れず前半23分、PA外まで下がっていた
ミュラーがリュディガーからパスを受け、
裏へ飛び出したサネへ合わせる縦パスを送ると、
サネと飛び出したGKビューヘルが交錯プレーとなり、
そのこぼれ球に飛び込んできたロイスが押し込んで
4-0と既に前半だけで一方的な展開となります。


その後はリヒテンシュタインを自陣ゴール前に
釘付けにしながら、相手の守備陣で埋まった
密集地帯を抜けるようなプレーを試みるも弾き返され、
一旦サイドに回して相手の守備ブロックを
揺さぶりながらアプローチを試み、また相手が低い
ラインを敷いている為、ロングシュートを打って
相手のラインを揺さぶる等攻め立てたドイツでしたが
追加点は奪えず、しかし前半はドイツが大幅に
リードして終了。
後半へ続く…。


後半に入るとドイツは前半ファウルを受けたことを
考慮してか、ゴレツカに代えてノイハウス、
またホフマンに代えてヌメチャを投入します。
そのドイツですが後半4分、相手のビルドアップを
右サイドであっさりカットすると手早くゴール前へ運び、
パスを受けたヌメチャがシュートを試みるもブロック
されてしまいます。
しかし、こぼれ球に反応したロイスが拾って再度
ゴール前へ折り返すとミュラーが相手DFをひきつけて
作ったスペースでフリーだったサネが右足で沈めて
ドイツが5-0とします。
この後、ミュラーがオフサイドを疑われVARに
託されましたがゴールは認められました。


後半も中盤に入るとこの日MVP級の働きを見せた
サネがフォラントと交代、そして先制点のギュンドアンが
アーノルドと交代します。
少しずつフレッシュな選手を入れながら、ドイツは
大量リードがある為、既に自陣ゴール前に引いている
リヒテンシュタインに対して焦ることはなく、
しかし、スキを見ては守備の綻びを探って縦にパスを
送って崩しのスイッチをONします。


そして後半31分、ドイツが左サイドでCKを得ると、
アーノルドの蹴ったボールをケーラーに代わって
入っていたギンターがニアサイドでヘディングシュートを
放ちます。しかしこれは弾かれてしまいますが、
こぼれ球に反応したノイハウスが再び頭でシュートを
放つと、シュート方向にいたミュラーが右足で
コースを変えてゴールを決めます。
これでドイツが6-0とします。


試合も終盤ではありましたが、ここからドイツが
怒涛のゴールラッシュ。
後半40分、相手陣内左サイドのギュンターから中央の
ノイハウスを経由してパスを受けたバクが相手DF2人に
プレスを受けるもロイスの協力により何とかボールを
奪い返すと再びロイスからパスを受け、
クロスのような?シュートを放つとボールはGKの
頭上を越えファーサイド側のポストに当たって内側に
跳ね返り、ゴールネットを揺らします。これで7-0。


ドイツは更に後半41分、リュディガーの縦パスを
崩しのスイッチにペナルティアーク内でワンタッチで
パス交換しながらの崩しを試みるもスペースを
埋められて自由に動けませんでしたが、そんな中
ボールをキープしたノイハウスが右サイドに抜け出した
ロイスにパスを送り、ロイスから中央にクロスが出ると、
GKに当たってコースが変わるもそこに待っていた
フリーのミュラーがシュートを決めて8-0。


ドイツのゴールラッシュの締めは後半44分、
右サイドのバクのクロスを弾き返そうとした
ゴッペルが頭に当ててクロスのコースを変えるも
ボールはゴールの方向へ…しかもGKがジャンプしても
届かない高さで飛んでしまい、最終的にゴールに
収まってしまいます。最後はリヒテンシュタインの
OGによってドイツが9-0とします。


そんなこんなでW杯出場&グループ首位も確実に
しておきながら相手を惨殺するドイツらしい
試合運びでドイツは最終節に臨むことになります。


★グループJ順位

1位:ドイツ(勝ち点:24/勝敗:8勝1敗/得失点差:29)
2位:北マケドニア(勝ち点:15/勝敗:4勝3分2敗/得失点差:10)
3位:ルーマニア(勝ち点:14/勝敗:4勝2分3敗/得失点差:3)
4位:アルメニア(勝ち点:12/勝敗:3勝3分3敗/得失点差:-8)
5位:アイスランド(勝ち点:9/勝敗:2勝3分4敗/得失点差:-4)
6位:リヒテンシュタイン(勝ち点:1/勝敗:1分8敗/得失点差:-30)


サッカーゴール

▼ドイツ

前半11分:ギュンドアン(PK)
前半20分:カウフマン(OG)
前半22分:サネ
前半23分:ロイス
後半4分:サネ
後半31分:ミュラー
後半40分:バク
後半44分:ゴッペル(OG)

▼リヒテンシュタイン

ゴールなし


■出場メンバー

◯ドイツ

GK:ノイアー
DF:ホフマン(→ヌメチャ)、ケーラー(→ギンター)、リュディガー、ギュンター
CMF:ゴレツカ(→ノイハウス)、ギュンドアン(→アーノルド)
OMF:バク、ロイス、サネ(→フォラント)
FW:ミュラー

監督:ハンジ・フリック

○リヒテンシュタイン

GK:ビューヘル
DF:S・ボルフィンガー(→ブレンドル)、マリン、カウフマン、ホーファー、ゴッペル
MF:セレ(→ビューヘル)、フロンメルト、ハスラー
FW:サラノビッチ(→グルネンフェルダー)、フリック(→F・ボルフィンガー→メイヤー)

※前半8分、ゴレツカへのファウルでホーファーがレッドカードを受け退場。

監督:マルティン・シュトックラサ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)