2022年カタールW杯欧州予選第10節(アルメニア代表vsドイツ代表) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表


ドイツ代表が所属するグループJ第10節は
ラズダン・スタジアムにて
アルメニア代表との対戦となりました。
試合はドイツが4-1で勝って欧州予選最終節、
そして今年最後の代表戦を勝利で終えましたアップ
※試合は現地時間11/14(日)に開催されました。


さて試合の方ですが…
ズーレのコロナ感染によりキミヒやニャブリ等数人の
濃厚接触者も併せて欠場となってしまってコマの
減ってしまったドイツ代表。
既にW杯出場&グループ首位が確定しており、さほど
プレッシャーのかかっていない試合ではありますが、
立ち上がりからドイツ優位の展開となります。
前半5分にはドイツが自陣内でアルメニアから
インターセプトすると左サイドでスペースへの
飛び出しを始めていたサネに、ギュンドアンから
スルーパスが通ると相手陣内深くまで持ち上がった
サネからゴール前へのクロスをハヴァーツが
ダイレクトに合わせるもののボールは左ポストに
弾かれてしまいますが、基本的にアルメニア陣内で
パスを回し、アルメニアにインターセプトされたと
しても素早いプレスバックで主導権を握り続ける
ドイツが得点の匂いを漂わせつつ、
試合は進んでいきます。


ドイツは右サイドで基本的にホフマンが大外に
張ってはいるのですが、崩しの局面では1.5列目の
ミュラーがタッチライン際に張ってホフマンが
入れ替わって内側にポジションを入れ替えて
アルメニアの5バックの守備に対抗しており、
そのプレーが結果として実るのが前半15分、
ケーラーからパスを受けたホフマンがミュラーとの
ワンツーであっさり相手のDFラインの裏を取ると
エンドライン際まで持ち上がってゴール前へ
マイナスのクロスを送ります。
ここにフリーで上がってきていたハヴァーツが
ダイレクトにチョコンと合わせてゴール。
主力の少ないドイツが幸先良く1-0と先制します。


また、ドイツの前線ですが右からミュラー、
ハヴァーツ、サネとほぼほぼトップレスで
システムが組まれている為、3人がフレキシブルに
ポジションを入れ替えながら後方からのパスを
受け取る為、アルメニア守備陣が彼らを
とらえづらくなっていると思いますが、
前述の通りアルメニアは5バックを敷いている為、
ジワジワと相手を自陣ゴール前に押し込むものの、
簡単にシュートスペースを空けてはくれません。
その為、ドイツは手数少なくパスをつないで
相手の守備ブロックを揺さぶりつつ相手ゴールへの
アプローチを試みます。
しかし、圧倒的なポゼッションを誇るドイツは
ハイラインを敷いていることでアルメニアに
ボールを奪われるとたちまちテア・シュテーゲンしか
残っていない自陣に攻め込まれてしまいますが、
そこは素早いプレスバックで相手にフリーで
シュートを打たせないリスク管理は
しっかりしているようです。


そして、ドイツとアルメニア、お互いの守備の
頑張りでしばらくは拮抗していた試合が動きます。
前半44分、中央PA手前でノイハウスがミュラーとの
ワンツーからPA内に侵入しますが、ここで相手に
倒されてボールロストしてしまいますが、
このプレーから3分経った後にVARでファウルと
判定が覆り、ドイツにPKが与えられます。
また、このプレーでノイハウスに対してファウルを
犯したボスカニアンには警告が提示されました。
そして、PKをゲットしたドイツ。
これをギュンドアンが冷静にGKが飛んだ逆の
方向を突いてゴールを決め、ドイツが2-0と
リードを広げて前半を終了します。
後半へ続く…。


後半に入ってもドイツが効果的な試合運びを
展開します。
後半5分、ドイツがアルメニア陣内でボールを
保持していたところ、アルメニアがドイツから
インターセプトするも、ファーストDFである
ハヴァーツが後方からチャージして奪い返すと、
それをすぐさま前にいたミュラーへパス。
ミュラーからワンタッチでフリーのギュンドアンへ
パスが渡ると、PA手前からでしたが右足を
振り抜きます。
これをGKブーチネフがキャッチを試みるも
ボールは手からこぼれてゴールへ収まります。
これでドイツが3-0として試合を有利に進めます。


一方のアルメニアはドイツに一矢報いるべく、
特に左サイドのバイラミアンの縦へのスピードを
生かしたカウンターに磨きをかけて対抗します。
数回に渡ってドイツ陣内へ攻め入った結果、
ドイツ陣内PA内でノイハウスのファウルを
誘ってアルメニアがPKを獲得します。
これをムヒタリアンが決めて3-1と
アルメニアがドイツに詰め寄ります。


アルメニアに一歩詰め寄られたドイツですが、
決してモチヴェーションが下がった訳ではなく、
アルメニアを引き離す為に再び相手ゴールに
襲い掛かります。
後半19分、アルメニアが自陣内でドイツの
ハイプレスをかわしつつワンタッチでパスを
交換しながらの組み立てを行っている最中
でしたが、右サイドでパスを読んでいた
ホフマンがインターセプトに成功すると
そのままドリブルで持ち込んでシュートを
放ち、これがゴールに収まります。
ドイツが4-1と引き離しに成功します。


その後もドイツはアルメニアのカウンターを
抑えつつ、よりポゼッションで優位に
立ちながら試合を進めましたがこの後
スコアは動くことはありませんでした。
しかし、ドイツがフリック新監督就任後、
怒涛の7連勝で欧州予選を締め括ることが
できたと思います。


★グループJ順位

1位:ドイツ(勝ち点:27/勝敗:9勝1敗/得失点差:32)
2位:北マケドニア(勝ち点:18/勝敗:5勝3分2敗/得失点差:12)
3位:ルーマニア(勝ち点:17/勝敗:5勝2分3敗/得失点差:5)
4位:アルメニア(勝ち点:12/勝敗:3勝3分4敗/得失点差:-11)
5位:アイスランド(勝ち点:9/勝敗:2勝3分5敗/得失点差:-6)
6位:リヒテンシュタイン(勝ち点:1/勝敗:1分9敗/得失点差:-32)


サッカーゴール

▼ドイツ

前半15分:ハヴァーツ
前半45(+4):ギュンドアン(PK)
後半5分:ギュンドアン
後半19分:ホフマン

▼アルメニア

後半14分:ムヒタリアン(PK)


■出場メンバー

◯ドイツ

GK:テア・シュテーゲン
DF:ケーラー、ギンター、ター
MF:ホフマン(→バク)、ノイハウス(→フォラント)、ギュンドアン(→アーノルド)、ラウム
ST:ミュラー(→ヌメチャ)、サネ(→ブラント)
FW:ハヴァーツ

監督:ハンジ・フリック

○アルメニア

GK:ブーチネフ
DF:テルテリャーン、ハロヤン、ボスカニアン、カリシル、マルカリャン
MF:ムヒタリアン(→グリゴリアン)、ウド、スペルツァン、バイラミアン(→セララジャン)
FW:アダムヤン(→ブリアスコ)

監督:ホアキン・カパロス


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)