'21-'22シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第11節(バイエルンvsフライブルク) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はアリアンツ・アレーナにて
フライブルク(SCF)と対戦。
試合はバイエルンが2-1で上位対決を制しましたアップ
※試合は現地時間で11/6(土)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■スヴェン・ウルライヒ(右ヒザ内側側副靭帯部分断裂)


さて試合の方ですが、
今季現在リーグで3位と好調のフライブルク。
たとえ下位であったとしても全力で叩き潰すのが
バイエルンのスタイルではあります。
立ち上がりは、そんなバイエルンが下馬評通り
ボールをキープして主導権を握って…
フライブルクの守備の綻びを探りつつラインを
上げて侵攻します。
ただ、フライブルクには高いセーヴ率を誇る
守護神フレッケンがいて、序盤に至近距離から
ズーレやデイヴィスがシュートをうつ場面が
あったのですがこれをブロックされる等
ゴールをこじ開けるのがハードになると思います。


また、前半12分にはキミヒがリーンハートに
競り負けたのは仕方ないのですが、
そのこぼれ球をヘーラーにフリーで拾われ
シュートを打たれる等(枠の外へ)フライブルクの
プレーも決して油断できない、手強いサッカーで
バイエルンに対抗してきます。
前半17分にはバイエルンが自陣からサネを起点と
したカウンターを発動するもそのサネやコマンの
ように快足アタッカーについてくるフライブルクの
DF陣の帰陣も速く、お客さんの沢山入った
ホームゲームでの先制点をなかなかゲット
することができません。


そのバイエルンの自陣からのビルドアップですが、
元バイエルンのチョン・ウヨンがキミヒを
マークしており、高い位置を取る両SBのズーレや
デイヴィスめがけてロングパスを送って相手の
守備ブロックを崩す糸口を探すしかありません。
しかも、前述のようにフライブルクはブロックを
整えるのが俊敏で、バイエルンは序盤にズーレや
デイヴィスがシュートを放って以降、決定的な
場面を作れていません…が、
前半28分にキミヒがフライブルク陣内をドリブルで
持ち運んで一旦レバンドフスキに預け、
本人はそのままゴール前へ上がると、
レバンドフスキとのワンツーでミュラーが
送ったスルーパスをダイレクトにオーヴァーヘッドで
合わせますがこれはGKフレッケンにキャッチされます。


ただ、先制点の匂いが漂っているバイエルンは
前半30分、自陣からのビルドアップで一旦サイドに
回してチョン・ウヨンのマークを向かせると、
その隙にキミヒへパス。そこからキミヒのロングパスで
一気にフライブルク陣内へ攻め上がり、同時にラインを
上げると、一旦はフライブルクに弾き返された
ボールをハーフウェー手前でウパメカノが拾って
前でフリーとなっていたゴレツカへパス。
ゴレツカと右HSのミュラーのワンタッチパスでの
ワンツーでゴレツカがゴール前へ飛び出すと
フリーでシュートを放ってゴール。
ようやくバイエルンがフライブルクゴールをこじ開け
1-0と先制します。


先制したことでやや精神的にリラックスできたのか、
また、フライブルクの手強さを認識した上でだと
思いますが貪欲に追加点を求めて相手を押し込みます。
ビルドアップ時に相手の前線を揺さぶったり、
また、相手ボールを高い位置でカットしてからの
速攻等でキミヒの展開力を生かして相手陣内を
攻め上がってフライブルクへのアプローチを
試みますが、如何せんフライブルクもゴール前での
スペースを空けてくれず、またはGKフレッケンの
ナイスセーヴに遭って前半はバイエルン1点止まり。
ただ、善戦のフライブルクに対して失点はなく、
後半へ続く…。


さて後半に入り、
前半ハッスルしたフライブルクは後半も引き続き
自陣に引くことなくアグレッシヴにバイエルンに
挑んできます。
巧みにバイエルンのパスをカットしては、
バイエルンの守備陣形が整う前に長いレンジから
シュートを放ち…(最終的に枠外となるが)
ノイアーを脅かすほどではないとしても、
バイエルンに攻撃のリズムを掴ませては
くれません。


ならばとバイエルンは後半11分に
自陣ゴール前でフライブルクからインターセプト
すると、手数を少なくボールを前に運んで
サッとフライブルク陣内へ侵入すると、中盤で
パスを受けたコマンから右サイド大外を
駆け上がるフリーのミュラーへパス。
ミュラーがワンタッチでゴール前へ折り返した
ボールをサネがスルーすると後ろからフリーで
上がってきたゴレツカが右足で合わせますが
ボールは右ポストに弾かれ無得点。


そんなこんなで立ち上がりはフライブルク
ペースでバイエルンゴールが襲われる
時間もありましたが、気づけばバイエルンが
フライブルク陣内でプレーする時間が
多くなっており、枠内へ収まらなくとも
バイエルンがシュートを放ってプレーが
切れる機会が多くなってきている気がします。


そして後半30分、
フライブルクボールを自陣でカットすると
PAから飛び出してきたノイアーを起点に
間延びしたフライブルク守備陣を尻目に
パスをつなぎ、中央でゴレツカに代わって
入っていたトリッソを経由して左サイドに
開いたデイヴィスにパスが渡ると
デイヴィスはPAに侵入して相手DF2人を
引きつけゴール前でフリーのサネへパス。
サネはシュートを打たずワンタッチで更に
ファー側へ流すとそこに飛び込んできた
レバンドフスキが右足で押し込んで
バイエルンが2-0とリードを広げます。


しかし、諦めないフライブルクは後半38分、
バイエルン陣内でシュロッターベックが
ドリブルで持ち上がったところ、ミュラーに
代わって入ったムシアラのファウルを誘って
PA手前でしたが左サイドでFKを得ると、
グリフォがゴールめがけて蹴ったボールを
グルデに代わって入ったデミロビッチが頭で
コースを変えるもノイアーが俊敏な反応で
右手一本で弾き、バイエルンは
大ピンチを免れますが、捨て身の反攻気味に
出てくるフライブルクと終盤はややオープンな
試合展開になった結果、後半A/Tにバイエルン
陣内でボールをキープするフライブルクが、
中央で左サイドのグリフォがバイエルンのDF
ラインと駆け引きするデミロビッチへパスを
送ると、デミロビッチがマーカーのニアンズと
入れ替わりを狙ってフリックしたボールが
ニアンズに当たってデミロビッチの足元に
転がると、デミロビッチはノイアーが
ブロックする方向とは逆へシュートを放ち、
これがゴールに収まって2-1として
バイエルンに詰め寄ります。
フライブルクが最後までバイエルンに抵抗した
試合はバイエルンが逃げ切り気味に勝利。
いやぁ、強敵でした。


戦績:9勝1分1敗(勝ち点:28)
得点:40、失点:11
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半30分:ゴレツカ
後半30分:レバンドフスキ

▼フライブルク

後半45(+3):ハベラー


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ズーレ、ウパメカノ、リュカ・エルナンデス(→ニアンズ)、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→トリッソ)
OMF:コマン(→ニャブリ)、ミュラー(→ムシアラ)、サネ(→チュポ=モティング)
FW:レバンドフスキ

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○フライブルク

GK:フレッケン
DF:グルデ(→デミロビッチ)、リーンハート、N・シュロッターベック
MF:キュプラー(→シルディリア)、エッゲシュタイン(→ハベラー)、へフラー、ギュンター
FW:ヘーラー、チョン・ウヨン(→シャーデ)、グリフォ

監督:クリスチャン・シュトライヒ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)