2022年カタールW杯欧州予選第7節(ドイツ代表vsルーマニア代表) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表


ドイツ代表が所属するグループJ第7節は
ハンブルクのフォルクスパルクシュタディオン
にてルーマニア代表との対戦となりました。
ルーマニアに先制され、ハードワークから
しっかりゴールを守られ苦労したドイツですが
結果的に2-1で逆転勝利を飾っていますアップ
※試合は現地時間10/8(金)に開催されました。


さて試合の方ですが…
キックオフはドイツであったものの、5バック
ながら猛然とハイプレスを仕掛けるルーマニアは
ボールキープはドイツに譲るものの、高い位置で
パスカットして速攻から得点しようていう
狙いであるように見られますが、
相手の危険なカウンターをしのいで落ち着いて
ボールを回してラインを上げるドイツ代表は
前半5分、右SBを務めるホフマンから裏へ
ダイアゴナルに飛び出したヴェルナーへ
スルーパスが送られます。
ヴェルナーがPA内でパスを受けようとしたところ
ルーマニアDFブルカからファウルを受け、
ドイツがいきなりPKを獲得します…と思いきや、
VAR発動によりPKの判定は覆ります。


その直後の前半9分、
ルーマニアがドイツの攻撃を自陣ゴール前で
食い止めると、ドイツの守備陣が整う前に
手早くボールを前に運び、右サイドのハジへ
パスを送ります。
ハジがボールを受けると、前方にスペースが
あった為、ドリブルでゴール前へ持ち上がり、
リュディガーに加えケーラーがチェックに
向かいますが、巧みなボールコントロールで
2人をかわすと後方から来たゴレツカの寄せが
来る前に左足アウトサイド?でシュートを放ち、
これがゴール左下隅へ突き刺さります。
アウェイのルーマニアが0-1と先制します。
ちなみに、ハジというのはヤニス・ハジで、
あのルーマニアの英雄ゲオルゲ・ハジの
息子ということで…しっかり世代は
継がれているんだなとシミジミ…。


さて、相手のインテンシティの強さに屈して
先制を許してしまったドイツ代表。
最終ライン~中盤ではボールが持てている
状態ではありますが、ルーマニアが中央部に
人を集めてガッチリ固定している為、
ドイツ的にはスペースを利用して相手の守備を
崩すことができません。
更に、両サイドは手薄になっているものの、
ロイスやヴェルナー、ニャブリにサネ等が
左右に流れながらルーマニアの最終ラインの
裏を伺って飛び出してクロスを上げる
シーンはあるものの、ゴール前がしっかり
固められている為、決定的なシュートまで
繋げることができません。
ドイツの前線はヴェルナーやロイス等決して
高さで勝負できる選手がいる訳ではない為、
相手の守備陣が揃っている状態でのクロスは
かなり厳しい気がしますが…。


しかもルーマニアは決してドン引きしている
訳じゃあなく、ドイツが自陣に引けば悠然と
ラインを上げて高い位置でドイツにプレスを
仕掛けてくる為、かなりのハードワークを
強いられているとは思いますが、
その代償として、現にドイツからリードを
奪って優位にゲームを進めています。
ドイツは、こないだのブンデスリーガ、
バイエルンvsフランクフルトでのバイエルンの
ように横に開いた相手の守備ブロックを縦に
攻略しようと最終ラインから相手のDFライン裏に
飛び出したロイスやニャブリがシュートまで
こぎ着けますがGKニツァの正面やミートできない
シュートとなってしまい、なかなか同点に
追いつくことができません。
前半44分にはニャブリがドリブルで相手の
DFラインを押し下げつつ、ロングレンジでしたが
空きスペースからグラウンダーで左足シュートを
放ちましたがボールは枠外へと外れます。


そんなこんなで前半は大健闘のルーマニアが
リードして終了します。
後半へ続く…。


後半に入り、交代策での動きはないドイツですが
試合が動きます。
後半7分、ドイツが自陣からのビルドアップの際、
中盤のゴレツカが左サイドに開いてパスを受け、
ダイアゴナルにドリブルで中央へ持ち上がり、
ペナルティアーク付近で相手のDFライン前にいた
ロイスへパスを送ります。ロイスは3人の守備者を
背負っている状態ではありましたが、
そこから少し後方でフリーのニャブリへパス。
ニャブリがフリーで右足を振り抜くと、
グラウンダーのボールはゴール左下隅へ突き刺さり、
ドイツが1-1とようやく同点に追いつきます。
意表を突いた攻撃が奏功したのかもしれません。


ただ、ルーマニアも前半に動きすぎた疲労が
響いていることもあるのか、ドイツも前半終了間際に
ルーマニアのDFラインの前からロングレンジの
シュートを放つようになって相手のDFラインを
揺さぶるプレーも1つの攻略の糸口になったのか、
ゴールに結びつくまではいかないものの、
ドイツの攻撃が効果的なシュートで終わるような
展開が続いているように見えます。
また、両サイドからのクロスもスペースへの
クロスに変わってきているようです。
そして中盤に入り、この試合初めてドイツが
交代策を使います。
ロイスに代えてハヴァーツ、ヴェルナーに代えて
ミュラーが投入されます。
これでドイツの前線はポジションを1つに留めない
選手達が頻繁に入れ替わり動作を繰り返し、
よりルーマニアDF陣を揺さぶるようになります。


ルーマニアも決してヘバッてしまった訳じゃあなく
前線~中盤と連動した攻撃でドイツDF陣を
脅かしますが、GKテア・シュテーゲンの守る
ゴール枠内へボールが飛ぶことはあまりなく、
そこはドイツもルーマニアの拙攻に救われた
部分はあるかもしれません。


そして後半36分、ルーマニアの攻撃をしのいだ
ドイツが反撃から右サイドでCKのチャンスを得ると、
キミヒが蹴ったボールをニアサイドでゴレツカが
競り勝ってヘディングでシュート?それとも
ニアサイドへ流します?
そして、何はともあれニアサイドへ流れたところに
フリーでポジションを移していたミュラーが
ダイレクトに右足ボレーでゴールへ流して
2-1とドイツが遂に試合をひっくり返します。


その後の4分間設けられたA/Tでもルーマニアの
反撃をしのいだドイツが勝利して
グループ首位をがっちりキープしています。


★グループJ順位

1位:ドイツ(勝ち点:18/勝敗:6勝1敗/得失点差:16)
2位:北マケドニア(勝ち点:12/勝敗:3勝3分1敗/得失点差:9)
3位:アルメニア(勝ち点:12/勝敗:3勝3分1敗/得失点差:-2)
4位:ルーマニア(勝ち点:10/勝敗:3勝1分3敗/得失点差:2)
5位:アイスランド(勝ち点:5/勝敗:1勝2分4敗/得失点差:-8)
6位:リヒテンシュタイン(勝ち点:1/勝敗:1分6敗/得失点差:-17)


サッカーゴール

▼ドイツ

後半7分:ニャブリ
後半36分:ミュラー

▼ルーマニア

前半9分:ハジ


■出場メンバー

◯ドイツ

GK:テア・シュテーゲン
DF:ホフマン(→クロスターマン)、ズーレ、リュディガー、ケーラー
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:ニャブリ、ロイス(→ハヴァーツ)、サネ(→アデイェミ)
FW:ヴェルナー(→ミュラー)

監督:ハンジ・フリック

○ルーマニア

GK:ニツァ
DF:ラティウ、ルス、キリケシュ、ブルカ(→マネア)、トシュカ
MF:ハジ(→マキシム)、マリン、スタンチュ、ミハイラ(→イヴァン)
FW:プスカシュ

監督:ミレル・ラドイ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)