'21-'22シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第7節(バイエルンvsフランクフルト) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はアリアンツ・アレーナにて
フランクフルト(SGE)と対戦。
ホームゲームで勝って気持ちよく代表
ウィークに入りたいバイエルンでしたが
結果的にフランクフルトに1-2と敗れてしまいましたダウン
※試合は現地時間で10/3(日)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■スヴェン・ウルライヒ(右ヒザ内側側副靭帯部分断裂)
■キングスレー・コマン(心臓手術)
■コランタン・トリッソ(腸脛の筋肉)
■バンジャマン・パヴァール(出場停止1試合目)


さて試合の方ですが、
2節以降の連勝そのままにホームにフランクフルトを
迎え撃つバイエルン。キックオフからフランクフルトの
前からのプレスに難なく対応しパスをつなぎボールを
前に押し出します。
まずは前半3分、自陣からのビルドアップでマーク無で
パスを受けたキミヒが右サイドを裏抜けしたニャブリへ
スルーパスを送ります。
パスを受けたニャブリが敵陣深く走り込み、
中央へ折り返すとこれをスペースで受けたミュラーが
ワンタッチでファーサイドをフリーで走り込んできた
レバンドフスキへ送ります。
レバンドフスキがダイレクトに左足で放ったシュートは
巧く正面に入ってきたGKトラップにセーヴされ、
バイエルンは先制のチャンスを逃してしまいます。


また、前半5分には相手陣内まで侵入したバイエルンの
最終ラインでのパス交換から、内側に絞っていた
デイヴィスがパスを受けると、ソウの股を抜いて一気に
駆け上がります。大外にサネがフリーでいましたが
サネを使うことなくエンドライン際までドリブルで
持ち上がるとゴール前へクロスを送ります。
これをレバンドフスキが競り合いながらヘディング
シュートを放ちますが、ボールはクロスバーの上を
超えてしまい、バイエルンは決定機をモノに
できませんが、5バックを敷いて引いた守備の
フランクフルトに対して、ミュラーのシュートや
フランクフルトのシュート性のバックパス?等、
序盤で数回相手GKトラップを脅かす
シーンがあったので、バイエルンの先制は時間の
問題だと思われます。


また、バイエルンがずっとフランクフルトを
押し込みっぱなしていう訳ではなく、時には
フランクフルトがバイエルンの攻撃をしのいだ
直後にカウンターというかたちもありましたが、
バイエルンも前線のニャブリやサネも献身的に
守備に参加し、フランクフルトに速攻からの
反撃を許しません。


そんな前半29分、バイエルンの特徴の1つである
高い位置からの守備から先制点が生まれます。
フランクフルトが自陣からの攻撃で、
最終ラインのヒンターエッガーがドリブルで
中盤まで持ち上がって前へロングパスを
送ろうとしたところ、これをゴレツカが
ブロックして跳ね返ったボールをミュラーが
拾って中央のレバンドフスキへパス。
そしてレバンドフスキがこれをPA手前のスペースに
落としたボールを上がってきたゴレツカが
拾って右足でシュート。
これがゴール左下隅に収まり、バイエルンが
1-0と先制します。


しかし前半32分、フランクフルトが1vs1での
競り合いでバイエルンからボールを奪い返して
自陣から速攻を繰り出すと、最後はヤキッチが
バイエルン陣内でウパメカノのマークをかわして
ゴールめがけて突進します。
ウパメカノがPA内で勇気を出してファウル
スレスレのチャージで何とかCKへ逃れることが
できましたが、コスティッチの蹴ったCKを
ゴール前でフリーだったヒンターエッガーが
強烈なヘディングシュートで沈め、
1-1とフランクフルトがバイエルンに対して
同点に追いつきます。


このまま試合をひっくり返したい
フランクフルトは前半42分、自陣での組み立て
からバイエルンを自陣内に押し込むと
右サイドからダイアゴナルに裏抜けした
トゥーレに対してソウがスルーパスを送ると
トゥーレがデイヴィスのマークをかわして
飛び出しに成功しノイアーと1vs1になります。
しかし、ここはノイアーがトゥーレのシュートを
ブロックして守護神の存在感を見せつけます。


そんな見応え満載の前半は終了間際にも
両チームともに得点のチャンスがありましたが、
スコアは動かず1-1のまま終了します。
後半へ続く…。


後半に入るとフランクフルトの5バックが
ボディブロウのように効いてきたのか、
バイエルンにとって前半は浮き球パスを
多用して相手の裏のスペースを突くことが
できていましたが、後半立ち上がりは
思うようにプレーできていないように
感じます。


しかし、後半11分にウィングばりに上がって
タッチライン際に張っていた右サイドの
ズーレがニャブリからパスを受けると
ゴール前へクロスを送ります。
これをレバンドフスキが頭で合わせるていう
決定的なシーンがありますが、ここでもGK
トラップが立ち塞がり、右足1本でシュートを
弾いてバイエルンのチャンスを潰します。


バイエルンはピッチを幅広く使って手数少なく
パスをつないでボールを動かしつ、
フランクフルトの守備ブロックを
ボールサイドに引きつけてはすぐさま逆サイドへ
ボールを流して相手の守備網の突破を試みるも
最後はトラップの壁に阻まれるていうシーンが
この試合は多い気がします。
後半28分にも右サイドで組み立て、
左へサイドチェンジして中央を経由して…
最後はレバンドフスキからパスを受けた
右サイドでフリーのニャブリが強烈なシュートを
放ちましたが、これもトラップにブロック
されちゃっています。


こうして攻め続けているにもかかわらず、
結果が出ない時はえてして反撃をくらって
失点ていうシーンがよくありますが、
バイエルンは前線の献身的な守備と…、
あとは最終ラインの裏を取られたとしても
場所によってはノイアーがしっかりカバーして
くれる為、後方の安心感はかなり高いです。
後半28分にはウパメカノのパスミスから
カウンターをくらいそうになりましたが、
ノイアーがセンターサークルまで上がって
クリアしてくれています。


終盤に入ると、相手を自陣に押し込む
バイエルンに対して、インターセプトすると
カウンターを仕掛けるフランクフルトの
構図が割と明確なかたちで表れますが、
後半38分、フランクフルトの反撃。
中盤左サイドでコスティッチがボレに代わって
入ったラマースとのワンツーから抜け出すと
一旦はウパメカノに捕まるも振り切り
中央のラマースへパス。
そして後方からソウが上がってきた事もあって
バイエルンの守備がそちらへ集中し
フリーとなったコスティッチが再び受けると、
やや角度のあるところからでしたが
左足を振り抜き、ノイアーのブロックを破って
ゴールネットを揺らします。
土壇場でフランクフルトが1-2と試合を
ひっくり返します。


終了間際には、5分という割と長めのA/Tが
設けられ同点を追いつきたいバイエルンは
フランクフルトゴール前の混戦から最後は
ゴレツカが強烈な左足シュートを放つ画面も
ありましたが、ここでもトラップの集中力は
途切れずボールを弾かれてしまいます。
そんなこんなでバイエルンにとって
万策尽きた感のある試合はフランクフルトの
勝利に終わりましたが、バイエルン相手に
そう何度もできることではないと思うので、
また代表ウィーク明け…バイエルン的には
出直しになりますね。


戦績:5勝1分1敗(勝ち点:16)
得点:24、失点:7
順位:首位


サッカーゴール

▼バイエルン

前半29分:ゴレツカ

▼フランクフルト

前半32分:ヒンターエッガー
後半38分:コスティッチ


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:ズーレ(→ザビツァー)、ウパメカノ、リュカ・エルナンデス、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:ニャブリ(→ムシアラ)、ミュラー、サネ(→チュポ=モティング)
FW:レバンドフスキ

監督:ユリアン・ナーゲルスマン

○フランクフルト

GK:トラップ
DF:トゥータ(→フルスティッチ)、イルザンカー、ヒンターエッガー
MF:トゥーレ(→ダ・コスタ)、ソウ、ヤキッチ、チャンドラー
FW:リンストロム(→ハウゲ)、ボレ(→ラマース)、コスティッチ

監督:オリヴァー・グラスナー


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)