2022年カタールW杯欧州予選第8節(北マケドニア代表vsドイツ代表) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なるドイツ代表


ドイツ代表が所属するグループJ第8節は
トシェ・プロエスキ・アレーナにて
北マケドニア代表との対戦となりました。
ドイツは結果的に北マケドニアを4-0で破り、
グループ2位以上が確定し来年カタールで
開催されるW杯出場が確定しましたアップ
※試合は現地時間10/11(月)に開催されました。


さて試合の方ですが…
4月に行われたホームゲームにて敗れてしまった
ドイツではありますが、あの時とは監督も一部
メンバーも代わり、今節はアウェイとはいへ
試合を優位に進められるのではないかと
思われます。
ドイツは基本的には4バックであるものの、
攻撃時には左SBのラウムが高い位置を取り、
最終ラインにクロスターマン、ズーレ、ケーラーの
3人が最終ラインに残ってラインを押し上げる
かたちになります。
ただ、それはあくまでバランスを取る為であって、
状況によってはクロスターマンが右SHのニャブリを
追い越してオーヴァーラップして攻撃参加する
こともあります。
前線では、(普段通りだが)ミュラーが中央から
右へ流れたり、初期配置では左SHだったハヴァーツが
中央から右へとフレキシブルに動いて相手の
中盤とDFラインのギャップでパスを受けて
チャンスを作りたい狙いが観て取れます。


ただ、自陣ゴール前では中央部分をガッチリ
固めてくる北マケドニアの守備陣を前に
決定的なシュートスペースというのは与えてくれず、
一旦どちらかのサイドへ回してからクロスを
上げるというのがドイツにとっては北マケドニアの
ゴールに最も近づける手段となりますが、
前節のルーマニア戦同様、ミュラーやハヴァーツが
ゴール前に上がっていなければドイツの前線には
高さのあるアタッカーがいない為、
スペースにクロスを送ってそこにヴェルナーを
突っ込ませる等の工夫が必要になります。


一方の北マケドニア。
基本的にドイツに押し込まれるかたちでは
あるものの、インターセプトに成功したら
ドイツの守備陣が整う前にカウンターを仕掛けて
ゴールを陥れたい…ていう狙いがありますが、
ドイツも前回対戦時のドイツとは違う為、
プレスバックが早く、北マケドニアにとって
カウンターを成功させるには相当なスピードが
必要となり、守護神ノイアーを脅かすほどの
決定的なシーンは生み出せていません。
終盤には高い位置からドイツの最終ラインの
パスをカットできれば…とハイプレスから
仕掛けますが、ドイツに巧みにいなされ
ショートカウンターは成立せず…。


前半終了間際には、ドイツが左サイドでボールを
キープすると、PA内で相手のトラップミス?の
ボールを奪ったハヴァーツからミュラーへ渡り、
最後は相手のDFライン裏にいたヴェルナーに
パスが渡ってシュートを放ちますが、
これは左ポストに弾かれ、ドイツは数少ない
決定機を外してしまいます。
そんなこんなで前半は両チームスコアレスで終了。
後半へ続く…。


後半に入ると、立ち上がりから試合が動きます。
後半5分、ドイツ陣内での北マケドニアの攻撃の
シーンでしたが最終ラインのリストフスキからの
ロングパスをミュラーが当ててコースを変えると
これを拾ったニャブリが前方のスペースへパス。
既に前への動き出しを始めていたハヴァーツ、
ヴェルナー、そしてミュラーがパスを受けて
持ち上がると3vs2と数的優位のまま、
ミュラーは左に開いたフリーのハヴァーツへ
パスを送ると後は左足でゴールへ流し込むだけでした。
ドイツがカウンターを成功させてと先制します。


中盤に入るとドイツはゴレツカに代えてヴィルツ、
そしてハヴァーツに代えてアデイェミを投入します。
より攻撃的な選手を投入して試合を決めてしまいたい…
という風に観て取れますが…。
これ以降のドイツのビルドアップはズーレとケーラーの
2CBの間にキミヒが下がって一時的に3バック状態となり
クロスターマンとラウムの両SBは高い位置取りで
中盤に加わって攻撃参加するかたちとなります。


そしてそんな後半25分、
北マケドニア陣内でのドイツの攻撃から、
左HSのヴィルツが右へ浮き球のパスを送ると
ミュラーがこれをワンタッチで前へ流します。
すると裏のスペースへ抜け出たヴェルナーが
右足シュートでゴールへ押し込み、ドイツが
2-0として北マケドニアを引き離します。


続いて後半23分、
ドイツが北マケドニア陣内左サイドで
ボールを奪ってショートカウンターを仕掛けると
この攻撃は北マケドニアに弾き返されるものの、
右サイドでボールをキープして、ニャブリが
ゴール前へクロスを送ると、ボールはゴール前を
流れ左でフリーで待っていたヴェルナーに
渡ります。
ヴェルナーが右足で狙いすまして放った
シュートはゴール右上へ突き刺さり、
ドイツが3-0として半ば決定的なリードとします。


更には後半39分、
ドイツの自陣での攻撃から、ボールを中盤まで
運び北マケドニアの最終ラインに一度はカット
されるものの、そこからの押し上げのパスを
アデイェミがカットすると、裏のスペースへ
飛び出す動きを始めていた、ヴェルナーに
代わって入ったムシアラにスルーパスを送ります。
パスを受けたムシアラはドリブルで持ち上がって
右足でシュートを放つとこれがゴールに収まり、
ドイツが4-0として試合を決定づけます。
バイエルンでも若手の新鋭であるムシアラは
これがドイツ代表初ゴールとなります。


そんなこんなで北マケドニアにリターンマッチで
勝ったドイツがW杯出場を決めました。
これで1つのステップをクリアした訳ですが、
次のステップに向けての戦いの始まりですね。


★グループJ順位

1位:ドイツ(勝ち点:21/勝敗:7勝1敗/得失点差:20)
2位:ルーマニア(勝ち点:13/勝敗:4勝1分3敗/得失点差:3)
3位:北マケドニア(勝ち点:12/勝敗:3勝3分2敗/得失点差:5)
4位:アルメニア(勝ち点:12/勝敗:3勝3分2敗/得失点差:-3)
5位:アイスランド(勝ち点:8/勝敗:2勝2分4敗/得失点差:-4)
6位:リヒテンシュタイン(勝ち点:1/勝敗:1分7敗/得失点差:-21)


サッカーゴール

▼ドイツ

後半5分:ハヴァーツ
後半20分:ヴェルナー
後半23分:ヴェルナー
後半39分:ムシアラ

▼北マケドニア

ゴールなし


■出場メンバー

◯ドイツ

GK:ノイアー
DF:クロスターマン、ズーレ、ケーラー、ラウム
CMF:キミヒ、ゴレツカ(→ヴィルツ)
OMF:ニャブリ(→ホフマン)、ミュラー(→ノイハウス)、ハヴァーツ(→アデイェミ)
FW:ヴェルナー(→ムシアラ)

監督:ハンジ・フリック

○北マケドニア

GK:ディミトゥリエフスキ
DF:リストフスキ(→アシュコフスキ)、ヴェルコフスキ、ムスリウ、アリオスキ
CMF:コスタディノフ(→リステフスキ)、アデミ(→スピロフスキ)
OMF:ニコロフ(→ラキップ)、エルマス、チュルリノフ
FW:ヤホビッチ(→ミオフスキ)

監督:ブラゴヤ・ミレヴスキ


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)


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