'20-'21シーズン ドイツ/ブンデスリーガ第3節(バイエルンvsヘルタ・ベルリン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。


今節はアリアンツ・アレーナにて
ヘルタ・ベルリン(BSC)と対戦。
4-3でバイエルンがヘルタをくだしましたアップ
※試合は現地時間で10/4(日)に開催されました。


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

■タンギ・クアシ
■レロイ・サネ


さて試合の方ですが、
リーガ第2節と今節の間にDFLスーペルカップを
戦ったバイエルンは、またも選手の疲労やケガを
考慮したスタメンにせざるを得ないバイエルン。
この試合では右SBにユース上がりのリチャーズ、
そしてサネを負傷で欠く前線には本職のデイヴィスを
左SBから1列上げての対応となりました。
それに加えて中盤にはキミヒ、ゴレツカ、
最前線にはレバンドフスキが還ってきた為、
面子としては少し頼りあるスタメンになったかと
思います。


そんなバイエルンは、前節に比べると一部の
メンバーのコンディションがだいぶ良くなったか、
パス回しは比較的円滑に進み、自陣内に攻め込まれる
まではそれほどプレスをかけてこないヘルタに対して
ディフェンシヴサードまでは割と自由にボールを
回せる状況であります。
ただ、自陣に入ってくるとプレスを強め、フリーな
スペースを埋めてバイエルンに付け入るスキを
与えないヘルタからシュートまでは到達できるものの
なかなか得点には至りません。


対するヘルタは、安全な場所ではバイエルンに
自由にボールキープさせるが、自陣に侵入されると
そこからはボールを奪う姿勢を強め、バイエルンから
ボールをインターセプトするとバイエルンの敷く
ハイラインの裏を突いてコルドバの身体能力を
生かしたカウンターにつなげようという狙いが
観て取れます。
前半15分には左サイドでバイエルンから奪ったボールを
キープすると、中央で裏への抜け出しを試みた
コルドバへパスを渡し、これを受けたフリーの
コルドバがノイアーを破ってゴールというシーンが
ありましたが、これはコルドバがパスを受けた時点で
オフサイドとなり無得点となりました。


ヘルタを攻めあぐねていたバイエルンですが
前半40分、ビルドアップでボールを前へ運ぶと
ヘルタ陣内深く、左サイドでのボールの奪い合いを
ミュラーとデイヴィスのコンビで制すると
一旦中央のキミヒを経由してフリーで右サイドを
駆け上がってきたリチャーズに展開します。
リチャーズのゴール前へのクロスをレバンドフスキが
頭で合わせますがこれはシュヴォロフが弾き、
ボールは右へ逸れていきます。
こぼれ球を拾ったニャブリが再びゴール前へ
折り返すと、これをレバンドフスキが右足で詰め、
バイエルンが1-0と先制します。


そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。


後半に入っても前半同様バイエルンがボールキープの
面でヘルタを上回り、ファイナルサードまで侵入すると
パス&ムーヴを駆使して巧みに前方の空きスペースで
パスを受け、更にワンタッチでつないで相手の寄せを
かわしてヘルタゴールへ迫ります。


そして後半6分、最終ラインでの組み立てから中盤まで
下りてきたミュラーからニャブリへパスが渡ると、
右大外のフリーな位置からオーヴァーラップしてきた
リチャーズがニャブリのスルーパスを受けます。
ダイレクトでゴール前にグラウンダーのクロスを送ると
マーカーの後ろから抜け出したレバンドフスキが
ワントラップからペナルティアーク付近で
身体を捻りながら右足で放ったシュートがゴール
左下隅をとらえ、2-0とバイエルンがリードを広げます。


しかし後半14分、ヘルタが反撃に転じます。
バイエルン陣内右サイドでリュカの犯したファウルにより
FKを得ると、クーニャがゴール前に蹴ったボールに対し
コルドバがアラバやミュラーの寄せをものともしない
ハイジャンプでヘディングシュートを放つと
セーヴしようとしたノイアーの右手を弾いてゴールに
吸い込まれ、2-1とヘルタが1点差とします。


ここでバイエルンは一気に3枚代えを敢行。
ここまで落ち着いたプレーぶりを見せていたリチャーズに
代えてパヴァール、キミヒに代えてトリッソ、そして
リュカに代えてムシアラを投入。
ここまでWGとしてプレーしていたデイヴィスが再び左SBに
配されます。
交代策によりヘルタの追い上げムードの流れを断ち切ろう
と目論んだと思われるバイエルンですが後半26分、
バイエルン陣内左サイドでヘルタのクーニャがパスを
受け取るとそこからカットインであれよあれよとPA手前まで
持ち上がり、最後はピョンテクとのワンツーから裏へ
抜け出すとノイアーの動きを見ながら冷静にゴール右隅へ
シュートを放ち、2-2の同点に追いつきます。


同点に追いつかれ、尻に火のついた感があるバイエルンは
後半40分、ヘルタ陣内でFKのチャンスを得ると、
アラバがDFライン裏のスペースへ蹴ったボールに対し、
飛び出したミュラーが相手と競り合いながらも、
おそらく逆サイドから上がってくるレバンドフスキが
見えたのでしょう…右足でチョコンと横パスを送ると
これにボヤタの追撃を受けながらもレバンドフスキが
左足でゴールに流し込み、バイエルンが3-2と勝ち越しに
成功します。


しかし試合を諦めず捨て身の攻撃に出るヘルタは後半42分、
左サイドでミッテルシュタットがプレッシャーのない位置から
アーリークロスをゴール前に送ると、リュケバキオに代わって
入ったエンガンカムがデイヴィスの追撃をかわしながら
ファーサイドからランニングしながらヘディングシュートを
放つとボールはニアポスト側のネットを揺らし、
3-3とバイエルンにピッタリくっついてきます。


土壇場でおいつかれてしまったバイエルン。
しかし、まだ試合は終わってはおらず、後半A/Tに入って
最後になるかもしれない攻撃の場面で、
デイヴィスがズーレと交代した関係で左SBに入っていた
アラバのゴール前へのクロスに対し、待っていた
レバンドフスキがミッテルシュタットに倒されると
バイエルンが最後のチャンスであろうPKを獲得します。
これをキッカーのレバンドフスキがシュヴォロフの動きを
観ながら冷静にゴール右へ流し込み、試合終了間際の
勝ち越し劇でバイエルンが4-3と再びリードします。


試合はこのまま終了し、疲労もたまっているであろう、
珍しく交代選手5人全員を投入したバイエルンが
ヘルタに2度のリードを追いつかれる場面がありながらも
最後は総力戦を制し4-3でヘルタを振り切りました。


戦績:2勝0分1敗(勝ち点:6)
得点:13、失点:7
順位:6位(暫定)


サッカーゴール

▼バイエルン

前半40分:レバンドフスキ
後半6分:レバンドフスキ
後半40分:レバンドフスキ
後半45(+3)分:レバンドフスキ(PK)

▼ヘルタ・ベルリン

後半14分:コルドバ
後半26分:クーニャ
後半42分:エンガンカム


■出場メンバー

◯バイエルン

GK:ノイアー
DF:リチャーズ(→パヴァール)、ボアテング、アラバ、リュカ・エルナンデス(→ムシアラ)
CMF:キミヒ(→トリッソ)、ゴレツカ
OMF:ニャブリ(→ハビ・マルティネス)、ミュラー、アルフォンソ・デイヴィス(→ズーレ)
FW:レバンドフスキ

監督:ハンジ・フリック

○ヘルタ・ベルリン

GK:シュヴォロフ
DF:ペカリク、シュタルク、ボヤタ、ミッテルシュタット
MF:ゼーファイク(→ピョンテク)、ダリダ、トゥザール、リュケバキオ(→エンガンカム)
ST:クーニャ
FW:コルドバ

監督:ブルーノ・ラバディア


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)