'19-'20シーズン DFBポカール決勝(レバークーゼンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


DFBポカール決勝は、
ベルリンはオリンピア・シュタディオンにて
難敵レバークーゼン(B04)と対戦し、
4-2と難敵をくだして優勝、通算20回目の
ポカール制覇を成し遂げましたアップ
※試合は現地時間で7/4(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■コランタン・トリッソ
■ハビ・マルティネス

 


さて、試合の方ですが、
お互いに前輪駆動型で、攻撃に重きを置いて
プレーするチーム同士の決勝となりましたが、
どちらもラインをコンパクトに、
しかも高く保っている為、スキを見ては相手の
裏のスペースを狙って前線の選手は駆け引きし、
後方の選手はパスの出しどころを探ります。
ただ、それと同時に相手の攻撃を防ごうと
お互いに前線からハイプレッシャーをかけて
ボールの奪い合いとなります。

 


そんな前半17分、バイエルンの攻撃。
ペナルティアークの内側でレバンドフスキが
タプソバに倒されFKのチャンスを得ると、
キッカーはレバンドフスキかアラバという
ところでしたが相手のタイミングを外して
アラバがクイックに蹴ったボールはキレイな
弧を描いてゴールネット右隅をとらえ、
1-0とバイエルンが先制します。

 


先制したことで俄然有利にゲームを進められる
ようになったバイエルン。
更には前半24分、レバークーゼンのボール保持から
前へのパスを送ったところ、防ぎに入ったキミヒが
当ててコースを変えるとそこからバイエルンが
マイボールとし、陣形の整わないレバークーゼン
守備陣をよそ眼に右サイド大外から飛び出した
ニャブリがキミヒからのスルーパスを受け取ると
そのままゴール前まで持ち上がり、
右足を振り抜くとボールはゴール左下隅をとらえ
バイエルンが2-0と突き放しに成功します。

 


守備の面ではレバークーゼンより一枚上手な
バイエルンは、同時にポゼッションでも
相手をリードしていること、実際スコアも
リードしている為、余裕を持ってパスを回し
ゲームのイニシアチブを握ります。
一方、バイエルンからボールを奪ったら
ディアビとベイリーの両ワイドのスピードを
いかしたカウンターからの速攻を試みます。
ただ、前述の通りバイエルンが素早い
プレスバックで相手の攻撃を遅らせ、それに
よって帰陣して陣形を整え直すことができる為
バイエルン守備陣は容易にカバーに
入ることができるていう状況です。

 


そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。

 


後半に入り、
逆に2点ビハインドのレバークーゼンが交代策で
動きます。アミリに代えてフォラント、
バウムガルトリンガーに代えてデミルバイを投入。
おそらく最前線でフォラントを囮に使いつつ、
ハフェルツにスペースを使わせる狙いと思われます。
後半12分には、デイヴィスも追いつけないほどの
スピードを持った右サイドのディアビのドリブルから
最後はゴール前でフリーとなったフォラントへ
クロスが送られますが、ここは何故か空振りして
しまいバイエルンが逆に事なきを得ます。

 


ピンチをしのいだバイエルンは後半14分、
一旦GKノイアーへ戻しリビルドすると、
ノイアーは前線でレバークーゼンDFラインと
駆け引きするレバンドフスキめがけて
ロングパスを送ります。
これを受けたレバンドフスキがワントラップから
右足で強烈なシュートを放つと、ボールを防ぎに
入ったGKフラデツキが抑えたかと思いきや、
ボールは後方に流れてゴールに入ります。
これでバイエルンが3-0と更に引き離します。

 


ただ、諦めないレバークーゼンは後半18分、
前線に人を増やしたことがプラスになって
右サイドでフリーとなったハフェルツがゴール前に
クロスを送るもボアテングが決死の守備で
ライン外に逃れます。
しかし後半19分、これでCKを得たレバークーゼンが
デミルバイの蹴ったキックに対しゴレツカのマークを
上手く外したスヴェン・ベンダーがダイヴィング
ヘッドで流し込み、3-1と1点を返します。
ちなみにベンダーのゴールの前に失点のピンチを
逃れるのに貢献したボアテングは足を痛めたのか、
大事を取ってリュカと交代します。

 


前半は最前線に位置しながらほぼほぼ消えていた
ハフェルツがやや引いた位置でフォラントの
シャドウとなり、自由に動けるように
なったことでバイエルンゴールへの糸口が見える
ようになったレバークーゼンの猛攻をしのいだ
バイエルンは終盤になると相手のプレスをいなし、
たとえGKノイアーに戻してもそこから再構築が
可能である為、巧みにボールキープして
レバークーゼンに主導権を握らせまいとします…が、
ベイリーに代わって入ったベララビ、
そしてディアビとレバークーゼンの前線で
コワいのはハフェルツだけではありません。
たとえバイエルンDF陣にどれだけ体力が残っていても
彼らのスピードは引き続きバイエルンにとって
大きな脅威となります。
しかし、サイドは破ることができても中央が
ついてきていないレバークーゼン、
決定的な場面の演出までには至りません。

 


そんな後半44分、そのノイアーのビルドアップから
精度の高いロングパスが左サイドのデイヴィスへ
渡ります。そこからちと後方のキミヒへ戻されると
キミヒから相手DFラインの裏へ飛び出した
ペリシッチへパスが送られます。
ペリシッチがドリブルで持ち上がりPAへ侵入。
同じく後方からフリーで上がってきた
レバンドフスキへマイナスのクロスが送られると
あとは右足でチョコンと合わせるだけでした。
これで4-1として試合を決定的なものとします。

 


レバークーゼンも最後の最後、A/Tに左サイドで
CKを獲得するとこのキックをデイヴィスがPA内で
ハンドしたとしてレバークーゼンにPKが
与えられます。
これをハフェルツがゴール左上隅へ冷静に決めて
レバークーゼンが4-2としたところで試合終了。
攻撃的なチーム同士の決勝戦は、期待された通りの
打ち合いとなり見ごたえのある試合となりました。
バイエルン国内ダブルおめでとうっ!

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半17分:アラバ(FK)
前半24分:ニャブリ
後半14分:レバンドフスキ
後半44分:レバンドフスキ

 

▼レバークーゼン

 

後半19分:スヴェン・ベンダー
後半45(+5)分:ハフェルツ(PK)

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング(→リュカ・エルナンデス)、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:コマン(→ペリシッチ)、ミュラー(→チアゴ・アルカンタラ)、ニャブリ(→コウチーニョ)
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○レバークーゼン

 

GK:フラデツキ
DF:ラース・ベンダー(→ヴァイザー)、スヴェン・ベンダー、タプソバ、ウェンデル
CMF:アランギス、バウムガルトリンガー(→デミルバイ)
OMF:ディアビ、アミリ(→フォラント)、ベイリー(→ベララビ)
FW:ハフェルツ

 

監督:ペーター・ボシュ

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)