'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第34節(ボルフスブルクvsバイエルン) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

 

Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


いつもより長めの'19-'20シーズンとなって
しまいましたが、そんな最終節は
フォルクスワーゲン・アレーナにて
ボルフスブルク(WOB)との対戦し4-0で勝利。
国内リーグ最終戦で有終の美を飾りましたアップ
※試合は現地時間で6/27(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■コランタン・トリッソ
■チアゴ・アルカンタラ

 

 

さて試合の方ですが、
立ち上がりから2トップ採用のボルフスブルクが
インテンシティーを強くして、かつアグレッシヴに
前への意識高めにバイエルン陣内へ攻め入ります。
しかし、その分後方のケアは手薄となる為、
バイエルンが一旦マイボールとすると比較的容易に
相手の裏を取りやすくなります。
それを利用したのが前半4分、バイエルンが相手の
プレスに対して一旦は最後尾のノイアーへ戻すも
ノイアーからダイレクトに正確なロングパスが
前方へ送られると、ミュラーがフリックを入れた
ボールは相手を背負いながらもレバンドフスキが収め、
ミュラーへボールを返し、ミュラーから再び裏の
スペースへの縦パスに対して左サイドから
ダイアゴナルに飛び出したコマンがカステールスと
1vs1の状況になり、右足でゴール左下隅へ沈め、
バイエルンが1-0と早々先制します。
これによりミュラーが自身のアシスト数を21に増やし、
'14-'15シーズンに当時ボルフスにいたデ・ブルイネの
持つブンデスリーガ記録を更新しました。

 


相手の出鼻をくじく先制劇でプレーに余裕が
見られるバイエルンは、ボルフスブルクの
ボール保持にも落ち着いてプレスをかけ、
適切な間合いからパスコースを上手く塞ぎ、
危なげない位置で相手からボールを
インターセプトします。
それでも怯まないボルフスブルクは、前半31分に
バイエルン陣内でボールをキープすると
手早く右サイドへ展開します。
これをライン際で受けたムバブからゴール前への
クロスが送られると、一旦ヴェホーストを
囮に姿を隠したギンチェクが逆サイドから
オドリオソラの前に出てダイレクトに右足で
合わせるもボールは枠外へそれます。

 


好機を逸したボルフスブルクに対し
バイエルンは前半37分、自陣ゴール前で
相手からインターセプトすることに成功すると、
一気にボールを前方へ運びカウンターへ
つなげようと試みます。
前への意識強めだが、意外に帰陣も早い
ボルフスブルクの守備陣にカウンターの芽は
紡がれてしまいますが、左→右→中と
ピッチを幅広く使ってボールをつないで
最後にPA手前やや右でパスを受けた
キュイザンスがキックフェイントから
シュートスペースを生み出してから
左足を振り抜くと、ボールはゴール左上隅を
とらえ、バイエルンが2-0とボルフスブルクを
引き離します。
この前に出場した試合ではチャンスを逸した
キュイザンスですが、ここではしっかりと
ゴールを決めてバイエルン移籍後初ゴール。

 


ボルフスブルクはバイエルン相手に
怖気づくことはなく、攻撃的なプレーを展開し
お互いに攻守の切り替えが早く、
見ごたえのある試合展開となった前半は
バイエルンがリードして終了します。
後半へ続く…。

 


後半に入っても前半と変わりなく、
ホームのボルフスブルクはリードを許している
バイエルンに対してガチンコ勝負を挑み、
ラインを高く保ち、前線から積極的なプレスを
かけてバイエルンに自由なプレーを許しません。
ただしラインが高い分、逆に裏を取りやすい
格好となり、そこにつけ込むバイエルンは
両ワイドのコマンやニャブリがスペースへ
飛び出すシーンが目立つようになり、
お互いのゴール前での攻防が頻繁に見られます。
しかし、バイエルンはノイアー、ボルフスは
カステールスと俊敏な反応ができる両GKの
ナイスセーヴもあり、簡単に得点につながる
こともありません。

 


バイエルンはギンチェクとの体格による
ミスマッチがあったからか、オドリオソラと
パヴァールをチェンジ、更にはコマンとペリシッチ、
ニャブリと負傷から復帰したコウチーニョを
スイッチして前線をリフレッシュさせます。
それが奏功したか後半19分、前線右サイド、
PA角付近でミュラーがタメを作ると、それを
利用して大外からオーヴァーラップしてきた
パヴァールがパスを受け、ゴール前へ高速の
低空クロスを送ると、カステールスが一旦は
ボールを弾くもこぼれ球に反応したレバンドフスキが
ゴールへ押し込み、バイエルンが追加点を奪取
したと思いきや、VARによるとミュラーがパスを
受けた時点でオフサイドであったことが判明。

 


しかし、これまでマッチアップするポングラチッチ
から徹底マークを受けて自由を奪われていた
レバンドフスキがシュートを打つ場面が
目立つようになるなど追加点に近づいている
バイエルンは後半27分、右サイドでフリーだった
キュイザンスがパスを受けてPA内へドリブルで
侵入すると、これを防ごうとしたギラヴォギの
タックルがファウルとなり、バイエルンがPKを獲得。
これをレバンドフスキがカステールスの動きを
見ながら冷静に沈め、バイエルンが3-0とします。
レバンドフスキはこれでシーズン34得点となり、
自身キャリアハイとして得点王を確定させました。

 


数的優位に立ったバイエルンは更に後半34分、
中盤でキュイザンスが左サイドへ大きく展開すると、
ペリシッチが相手DF2人と対峙しながら独力突破と
見せかけゴール前へアーリークロス。
このボールはクノッヘが頭でクリアするも、
フリーで逆サイドにいたミュラーがこれを拾うと
そのままゴールめがけてシュートを放つと
ボールはネットを揺らして4-0とします。
これで今季バイエルンの総得点は100に到達しました。

 


今季は個人記録(自身含め)が更新され、
更にはチームの得点が大台に達する等、監督がシーズン
途中で交代したにもかかわらず素晴らしい結果を
残したバイエルンが後半戦だけなら1分以外は
全勝で国内リーグ全日程を終了しました。

 


戦績:26勝4分4敗(勝ち点:82)
得点:100、失点:32
順位:首位(優勝)

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半4分:コマン
前半37分:キュイザンス
後半27分:レバンドフスキ(PK)

後半34分:ミュラー

 

▼ボルフスブルク

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:オドリオソラ(→パヴァール)、ボアテング、アラバ(→リュカ・エルナンデス)、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:ゴレツカ(→キミヒ)、キュイザンス
OMF:コマン(→ペリシッチ)、ミュラー、ニャブリ(→コウチーニョ)
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○ボルフスブルク

 

GK:カステールス
DF:ムバブ、ポングラチッチ、ブルックス(→クノッヘ)、ルシヨン(→ホルン)
MF:シュテッフェン(→マルモシュ)、ギラヴォギ、アーノルド、ブレカロ(→ヴィクトル)
FW:ギンチェク(→ゲルハルト)、ヴェホースト

 

※後半27分、ギラヴォギが2枚目の警告により退場。

 

監督:オリバー・グラスナー

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)