'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第33節(バイエルンvsフライブルク) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節は、アリアンツ・アレーナにて
フライブルク(SCF)との対戦。
フライブルクを3-1で下して今季最後の
ホームゲームを勝利で終えましたアップ
※試合は現地時間で6/20(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■コランタン・トリッソ
■フィリペ・コウチーニョ
■チアゴ・アルカンタラ
■ダビド・アラバ
■セルジュ・ニャブリ
■アルフォンソ・デイヴィス(累積欠場)

 

 

さて試合の方ですが、
優勝が決まったので主力温存…ていう訳ではなく、
ホントに負傷もしくはサスペンションで主力を
欠いているバイエルン。
GKも、来季ニューベル加入により退団が噂される
ウルライヒがスタメンで出場しています。
左サイドはバックがリュカに前線はユース上がりの
シンと、急造ラインになっています。
そんなバイエルンですが、フライブルクが中央部を
ガッツリ固めて自陣ゴールをガードしている為、
バイエルンは手薄なサイドを経由してのアプローチを
試みます。
しかし、フライブルクの守備ブロックはDFラインと
中盤のギャップはしっかり閉めてバイエルン攻撃陣が
前を向いてパスを受けるようなスペースを
空けてはくれませんが、最後方で起点となる
ボアテングやキミヒへのプレッシャーはあまり
厳しくなく、彼らからフライブルクDFライン裏への
高精度のスルーパスが送られ、それに合わせて
ミュラーやレバンドフスキ等巧みに飛び出して
パスを受けられる選手がいる為、
決して相手の守備を崩す術に苦労している訳では
ありません。

 


そんな前半15分、フライブルク陣内右サイドでの
スローインから、ミュラーが受けて相手DFを引き連れ
ながらもゴール前へクロスを送ると、
これを受けたレバンドフスキがポスト役になって
フライブルクDFの寄せをものともせずタメを作ると、
後方へパスを返します。
これにフリーで上がってきたキミヒが左足で
ダイレクトに合わせたボールはゴール左下隅へ
突き刺さり、バイエルンが1-0と先制します。

 


更には前半24分、中盤のキミヒからPA手前右で相手の
守備ブロックのスペースを突いて抜け出たミュラーが
パスを受けるとポスト役となり、それに引っ張られた
フライブルクDF陣のスペースに3人目の動きで最終ライン裏へ
飛び出したゴレツカにボールが渡ります。
フリーでゴレツカがシュートを放つと、一旦はシュヴォロフが
ストップするも、こぼれ球をレバンドフスキがダイレクトに
頭で合わせ、2-0とフライブルクを引き離します。

 


しかし、ハビ・マルティネス、ウルライヒと決して
足元の技術の高くないメンバーがいる為か、
バイエルンの最終ラインはちょっとプレスを受けると
巧みにそれをかわすことができず、ボールをキープすることが
できていません。
そして前半33分、バイエルン陣内右サイドでスローインを
得ると、一旦はバイエルンにインターセプトされるも
甘いクリアボールを再び奪うと、シュミットからカイテルへ
一旦楔のパスが送られ、シュミットがリュカとハビマルの
間を巧みに抜いて裏へ飛び出すと、再びパスを受け
ゴール前へクロス。ボールはブロックに入ったウルライヒの
股を抜き、フリーとなっていたヘーラーが左足で流し込み、
フライブルクが2-1と1点差に詰め寄ります。

 


しかし、バイエルンは前半37分、自陣右サイドで
キュイザンスがキミヒからパスを受けると転倒しかけ
ながらも相手のプレスをかわしてスペースへ抜け出すと
そこからカウンターを発動させます。
キュイザンスから中盤のゴレツカへパスが渡ると、
左サイドをどフリーで上がってきたリュカへ送られます。
リュカからゴール前に送られたクロスをレバンドフスキが
右足でチョコンと合わせてドッペルパック。
バイエルンが3-1と再びリードを広げます。

 


そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。

 


後半に入ると、UEFAヨーロッパリーグへの
出場権がかかっているフライブルクが交代策で
リズムを変えてバイエルンに迫ろうとする一方、
バイエルンは落ち着いてパス交換をしながら
ボールをキープしてフライブルクに試合の
主導権を渡さず、上手く相手のモチヴェーションを
殺いでいます。

 


バイエルンはある程度のリードを保って余裕がある為、
どちらかというとショートパスとポジショニングを
織り交ぜたアプローチでゲームを組み立てています。
右サイドは、ミュラーが入っている時パヴァールが
ミュラーがライン際にいればそれより内側を、
またミュラーが内側にいればライン際を上がっていく
よう、ポジショニングが確立されており、
相手DFのマークを分散して押し込みます。

 


それだけでは引き下がらないフライブルク。
ヘーラーに代わって入ったヴァルトシュミットが
出場してからか…基本的にはバイエルンがボールを
キープしている時は引いているものの、
インターセプトすると、効率よく前方へつないで
バイエルン陣内に侵入し、シュートまでこぎ着ける
場面が増えてきます。
後半25分辺りには、自陣でバイエルンから
インターセプトするとそこからの速攻で、
バイエルン陣内へ侵入、彼らの陣形が整う前に
横パスで揺さぶりながらスペースを確保すると
最後はヴァルトシュミットがフリーで左足シュート。
これはシュートがクロスバー上に外れた為、
事なきを得ましたが危険な場面でした。

 


最後までゲームを諦めず、勇敢に王者に対して
立ち向かってきたフライブルクでしたが、
やはり最終的にはバイエルンが上手いこといなして、
スタメンだったシンに加え、短時間でしたが
リチャーズやムシアラのような若手が出場する
イイ機会だった試合は、バイエルンがリード
したまま後半はスコアが動かず終了。

 


戦績:25勝4分4敗(勝ち点:79)
得点:96、失点:32
順位:首位(優勝)

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半15分:キミヒ
前半24分:レバンドフスキ
前半37分:レバンドフスキ

 

▼フライブルク

 

前半33分:ヘーラー

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ウルライヒ
DF:パヴァール、ハビ・マルティネス(→クリス・リチャーズ)、ボアテング、リュカ・エルナンデス
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:キュイザンス(→ズィークゼー)、ミュラー(→ムシアラ)、シン(→コマン)
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○フライブルク

 

GK:シュヴォロフ
DF:シュミット、リーンハルト、ハインツ、ギュンター(→アブラシ)
MF:サライ(→クォン・チャンフン)、カイテル(→フランツ)、へフラー、グリフォ(→イッター)
FW:ヘーラー(→ヴァルトシュミット)、ペテルセン

 

監督:クリスチャン・シュトライヒ

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)