'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第32節(ブレーメンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節は、ヴェーザー・シュタディオンにて
日本代表大迫勇也擁するブレーメン(SVW)との対戦。
引いた相手に手こずりましたが、最終的に1-0で
勝利を収めたバイエルンが優勝を決め、
前人未到の国内リーグ8連覇を達成しましたアップ
※試合は現地時間で6/16(火)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■コランタン・トリッソ
■フィリペ・コウチーニョ
■チアゴ・アルカンタラ
■ハビ・マルティネス

 


さて試合の方ですが、
前節のサスペンションからレバンドフスキと
ミュラーが戻ってきたバイエルン。
前線でゲームメークに絡んでくるレバンドフスキと
縦の2トップを組んでいるミュラーがお互いに、
前後にポジションを変えながらブレーメンの
システムを翻弄しますが、
初期配置としては4バックながら、守備時は中盤の
フォクトが下がって5-4-1と後方をガッチリ固める
ブレーメンの前に決定機を生み出せません。

 


対するブレーメンは、バイエルン相手に引いて守り
ボールをインターセプトしたら最前線の大迫に渡し、
大迫のポストプレーでタメを作って後方から
飛び出してくるラシツァやビッテンコートに渡して
カウンターにつなげようという狙いです。
前半18分には、ブレーメンの押し込みから、
前線で大迫が左サイドに流れ、それにボアテングが
つられるとそこにできたスペースにエッゲシュタインが
飛び込み、フリーでパスを受けてシュートまで
つながれましたが、体勢を崩してしまったこともあり
枠を外れ事なきを得ました。

 


バイエルンにとってブレーメンの俊敏な
攻守の切り替えが中々自由を許してくれない状況ですが、
最終ラインから相手の守備を崩すことができるパスを
配給できるボアテングやアラバがいて、
更には前線にミュラーやニャブリのようなタイミングの
イイ飛び出しで後方からのスルーパスを受けられる
選手がいるということもあり、立ち上がりのやや
慌ただしい時間が過ぎると、試合は徐々にバイエルンの
ペースとなってきます。
また、ブレーメンに負けじと攻守の切り替えが早い
バイエルンが、仮にブレーメンにボールを奪われても
すぐに引くことなく近くにいる複数の選手で奪い返せる為、
簡単にブレーメンに試合の主導権を握らせることはありません。

 


そして前半43分、きっかけはバイエルンがブレーメン陣内
左サイドで得たFKですが、ここからブレーメンゴールに
接近するものの、相手がリフレクトして一旦ラインを
上げたところ、こぼれ球を拾ったボアテングから
既に裏のスペースへ飛び出していたレバンドフスキが
フリーでの胸トラップからボールが落ちる前に
そのまま右足でダイレクトシュートを放つとボールは
ゴール左隅に収まり、バイエルンが1-0と先制します。

 


そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。

 


後半に入り、ブレーメンはフォクトに代えて
ラングカンプを投入しますが、システムの変更はなく
サスペンション?を考慮した交代のようでした。
バイエルンの方は選手交代がなければ基本的な
戦い方も前半と変化はありません。

 


後半10分、相手のラインが引いたスキにフリーとなった
キミヒから、右サイドで飛び出しを開始していた
ミュラーへスルーパスが送られると、パスを受けた
ミュラーのゴール前への折り返しのパスを
レバンドフスキがワンタッチで押し込むも、
キミヒからのパスを受けたミュラーがオフサイド
であったとして無得点となります。

 


1点のリードながら余裕のあるバイエルンは、
右サイド後方からパヴァールがライン際に張っていた
ニャブリへパスを送ると自身は前方へ駆け上がり、
ニャブリからゴール前にいたコマンへ送られると
コマンが落としたボールを上がってきた
パヴァールがシュートにつなげたりと、
バイエルンはバリエーション豊富な攻めで
ブレーメンを圧倒します。

 


また、バイエルンは相手を圧倒しているばかりに
常にラインを高く保ってプレーしている訳で、
ブレーメンにボールを奪われ、それが前線に
つながれてしまうこともありますが、
そこには危機察知能力の高いノイアーがおり、
気づいたらPAを飛び出して味方DFラインの
フォローをしてくれています。
後半終了間際には、バルテルスのクロスに
頭で合わせた大迫のシュートを右手一本で
弾き出します。
これにはヴェリコビッチに代わって入った
元バイエルンのピサロも右足で合わせようと
していた為、チームを救うセーヴとなりました。

 


そんなこんなで後半34分には2枚目の警告で

デイヴィスが退場となり、10人での戦いを

強いられながらも4分間設けられたA/Tも乗り切り、
虎の子の1点を守り切ったバイエルンが1-0で
勝って、リーグ優勝を確定させました。
8年連続、通算で30回目なんですね!

 


戦績:24勝4分4敗(勝ち点:76)
得点:93、失点:31
順位:首位(優勝)

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半43分:レバンドフスキ

 

▼ブレーメン

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:コマン、ミュラー、ニャブリ(→リュカ・エルナンデス)
FW:レバンドフスキ

 

※後半34分、2枚目の警告によりデイヴィス退場。

 

監督:ハンジ・フリック

 

○ブレーメン

 

GK:パヴレンカ
DF:ゲブレセラシエ、ヴェリコビッチ(→ピサロ)、フォクト(→ラングカンプ)、モイサンデル、フリードル
MF:ビッテンコート(→サージェント)、M・エッゲシュタイン、クラーセン(→フュルクルク)、ラシツァ(→バルテルス)
FW:大迫

 

監督:フロリアン・コーフェルト

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)