'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第31節(バイエルンvsボルシアMG) | Day Dream Believer

Day Dream Believer

人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節は、アリアンツ・アレーナにて
ボルシアMG(BMG)との対戦。
リーガ前半戦では敗れていましたが、
この試合では2-1でメングラを破って
首位確定までの残り1勝までこぎ着けましたアップ
※試合は現地時間で6/13(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■コランタン・トリッソ
■フィリペ・コウチーニョ
■ロベルト・レバンドフスキ(累積欠場)
■トーマス・ミュラー(累積欠場)

 


さて試合の方ですが、
レバンドフスキとミュラーという、主力中の主力を
ともにサスペンションで欠くバイエルン。
その代わりにトップの位置にはズィークゼー。
そしてホールにはキュイザンスが今季初スタメンと
いうかたちで配されます。
ただ、メングラも試合開始直後にボアテングとの
コンタクトプレーで同じくトップのテュラムが
左足首を痛めてしまい、その後我慢してプレーを続けて
いたものの、痛みに耐えきれず退場。
エンボロとの交代を余儀なくされ、両チームともに
大きな得点源を失うかたちになります。
しかもバイエルンはスタートからいつもと違うメンバーが
いるからか、ボールの回りが悪く、
逆にポゼッション率でメングラに劣ってしまいます。

 


そんな中迎えた前半16分のメングラの攻撃。
エンボロがバイエルンのDFラインと中盤のギャップで
前を向いてパスを受けると、左サイドでパヴァールと
ボアテングの間を突いてダイアゴナルに飛び出した
ホフマンへスルーパスを送ります。
これを受けたホフマンがフリーでノイアーとの1vs1を
制してゴールを決めたようでしたがホフマンの
ポジションがオフサイドとして先制とはなりません。

 


失点を免れたバイエルンは前半22分、
最終ライン右からの組み立てに加わったキミヒから
前線左サイドめがけて送られた対角線の縦パスに対して
前へ上がっていたリュカがワンタッチで中へ
折り返すとこれを1本内側に絞っていたペリシッチが
スルーしてズィークゼーが落としたボールを
一旦はギンターに拾われますが、既にゴール前へ
フリーランを始めていたリュカが奪い返してゴール前
至近距離から右足シュートを放つもツォマーの
ビッグセーヴに遭い、こちらも先制とはなりません。
続く前半25分、右HSでシュティンドルがゴール前へ
送ったクロスが対してボアテングの頭上を越えて、
その後方でフリーとなっていたエンボロのヘディングは
ノイアーがストップしますが、エンボロがこぼれ球を
ダイレクトに左足で決めに行くものの枠を外れてしまいます。

 


そして前半26分、やや押され気味だったバイエルンが
意外なかたちで先制に成功します。
メングラがボールキープをしていましたが、GKツォマーからの
ビルドアップを試みて右HSから逆に左タッチライン際にいた
ベンセバイニめがけてパスを送ったところ、
このパスを読んでいたのか、プレスに向かったズィークゼーの
真ん前にボールが転がり、ダイレクトに右足シュートを放った
ズィークゼーのボールは無人のゴールへ入り、
1-0とバイエルンがリードします。

 


それでも、前線でズィークゼーやキュイザンスが上手く
ボールを収めることができず、試合の主導権を握ることが
できていないバイエルン。
前半37分に中盤センターサークル付近でキュイザンスが
インターセプトされるとこのボールを右サイド大外から
上がってきたヘアマンに渡されてしまい、
ヘアマンがゴール前へ送った低空クロス防ごうと下がってきた
パヴァールがクリアを試みますが、
これが何と自陣ゴールに入ってしまい、OGでメングラに1-1の
同点とされてしまいます。

 


そんなこんなで両チームともにプレーに締まりが感じられない
ながらも前半は同点で終了。
後半へ続く…。

 


後半に入っても試合展開としてはあまり前半とは
変わっていないように見えます。
珍しくボール支配率で相手に劣るバイエルンですが、
守備時はいつものハイプレスはあまり観られず、
割と自陣に引いて陣形を整えます。
おそらく10日(水)のポカール準決勝から今節まで
調整する時間が少なかったのかもしれません。
それでも中途半端に最終ライン裏を取られることも
ある訳ですが、ボアテングはまだしもスピード負け
しないアラバがしっかり付いてくれて
シュートコースを限定してくれる為、
比較的ノイアーの仕事は多い気がしますが
決定的な場面ていうのは少ない気がします。
アラバがCBにいるというのは、相手の攻撃陣に
スピードで付いていけるという意味ではプラスに
働いていると思います。

 


状況を打開したいバイエルンは、キュイザンスに
代えてこの日誕生日を迎えたコマン、そしてリュカに
代えてデイヴィスを投入。
前線両ワイドはコマンとペリシッチになると…しかし、
ニャブリがホールていう珍しい配置になるようです。
ちょっと、ニャブリにとってはサイドの大外から
ダイアゴナルに内側に走り込むスタイルではなく、
中央で両サイドにボールを捌くていういつもとは
変わったプレーを強いられています。

 


バイエルンは更にアクセント加えたいのか?
思い切って下部組織でプレー中のヴリートを
ズィークゼーに代えて出場させます。
ただ、これは自力の差なのか…
もうこの辺りから試合の流れは徐々に
バイエルンに流れつつあったようで、前半と後半
序盤に観られたような、メングラがバイエルン陣内へ
攻め入る場面は観られなくなりました。

 


そして後半41分、バイエルンのビルドアップの
やり直しから、ノイアーが左サイドのデイヴィスに
パスを渡し、デイヴィスからサイドチェンジのパスが
送られると、これが誰にも当たらずにPA内へ流れます。
ここにフリーで上がってきたパヴァールがダイレクトに
ゴール前へ折り返すと、そこに飛び込んできた
ゴレツカが流し込んでバイエルンが土壇場で2-1と
勝ち越しに成功します。

 


そしてA/Tも含めて残りの時間スコアは動かず、
レバンドフスキとミュラーが同時にいない難しい
試合だったと思いますが、何とか結果的に勝ちを
拾えたという意味では価値ある1勝だったと思います。

 


戦績:23勝4分4敗(勝ち点:73)
得点:92、失点:31
順位:首位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半26分:ズィークゼー
後半41分:ゴレツカ

 

▼ボルシアMG

 

前半37分:パヴァール(OG)

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、リュカ・エルナンデス(→アルフォンソ・デイヴィス)
CMF:キミヒ、ゴレツカ
OMF:ニャブリ、キュイザンス(→コマン)、ペリシッチ(→ハビ・マルティネス)
FW:ズィークゼー(→ヴリート)

 

監督:ハンジ・フリック

 

○ボルシアMG

 

GK:ツォマー
DF:ライナー、ギンター、エルヴェディ(→ヤンチュケ)、ベンセバイニ
CMF:クラマー、ノイハウス
OMF:ヘアマン(→ヴェント)、シュティンドル、ホフマン
FW:テュラム(→エンボロ→ベーネス)

 

監督:マルコ・ローゼ

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)