'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第26節(ウニオンベルリンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて
2ヶ月以上中断となっていたブンデスリーガが
無観客試合とはいへ、遂に再開を果たしました!
ワクチンがまだない為、最大限の感染防止策を
施したとしても感染する可能性だってあるのに…
それでも"やろう!"て決めたことは英断だと思います。

 


そんな今節は、
アン・デア・アルテン・フェルステライにて
ウニオンベルリン(FCU)と対戦、
相手のプレスに苦しんだ末、バイエルンが2-0で
勝利し国内リーグ再開を勝利で終えることができましたアップ
※試合は現地時間で5/17(日)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■コランタン・トリッソ
■フィリペ・コウチーニョ
■ハビ・マルティネス

 

また、控え選手達はベンチではなく、無人の
観客席にて各々がソーシャルディスタンスを
キープして試合を見守り、自身の出番が来たら
それに備えるかたちとなります。

 

 

さて、いつもの入場も各々がソーシャルディスタンスを
意識して離れてチームごとに別々に入場し、
何のセレモニーもなく試合開始となりますが、
立ち上がりはお互いが中盤で激しくボールを奪い合う
ような様相を呈しています。
自粛期間中もしっかり練習を積んでいたんだなていう…
試合に対する備えがしっかりしている印象です。
バイエルンの組み立てはパヴァールとデイヴィスの
両SBが高い位置まで上がり、アラバとボアテングの2CBが
開いてチアゴかキミヒが最終ラインまで下りてきて
ビルドアップに加わります。
ミドルサード以降のアプローチとしては、相手の圧力の
甘い両SHのミュラーやニャブリに一旦預けてその間に
上がってきたレバンドフスキやゴレツカにつなげる
かたちが多かったように見えましたが、
如何せんウニオンベルリンがアグレッシヴに
フリースペースを潰してくる為、決定的なシュートまでは
つなげることができません。
ウニオンベルリンにとってはホームゲームであった為か、
バイエルン相手にも決して引かず、守備でも前線の2人が
アラバとボアテングのチェックに入ってコースを
切ってくる為、バイエルンは細かくつなげない場合は
ノイアーがロングフィードで前線へ大きく送って
一気に相手の裏を狙うパターンも見られます。

 


打開策を見いだせないバイエルンは、
左サイドではDFのデイヴィスがもはやWG的に
高すぎる位置取りで相手の裏を突いてサイドを突破して
ゴール前へのクロスまでつなげる場面がありますが、
前述の通りウニオンベルリンの激しい守備により
中央ブロックでフリースペースを与えてくれません。
また、ワンタッチで相手のプレスをかわすことができ、
そこから多くのチャンスを生み出せるチアゴに
預けても相手の粘り強いマーキングに捕まってしまい、
ボールを前へ簡単に押し出すことができません。

 


しかし、前半39分にバイエルンにイイ意味での
転機が訪れます。自陣からのセットプレーのリスタート
から前線で右サイドに流れたレバンドフスキが受け、
ゴール前にクロスを送ると、ゴレツカがPA内で
スボティッチに倒され、バイエルンがPKを獲得。
これをレバンドフスキがGKの動きを見ながら冷静に
ゴール右へ沈め、バイエルンが1-0と先制します。
ちなみにゴールセレブレーションは掌ではなく
腕でのタッチでした…。

 


更に前半終了間際、右サイドでフリーのパヴァールが
強烈なミドルシュートを放つもボールは
枠の外へそれたところで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。

 


後半に入り、立ち上がりにウニオン陣内PA手前で
ミュラーのトリッキーな?落としからゴレツカが
抜け出してフリーでシュートを放つも相手に弾かれ
枠には収まらず…。
そこから押し気味に試合を進めますが、前半同様
決してドン引きではないものの、しかしそれでも
バイエルンがフィニッシュに持ち込もうとすると
しっかり中央を固めるウニオン守備陣に
苦労させられるバイエルン。
ウニオンの守備も自陣でバイエルンの選手がギャップに
入ってパスを受ける時も、ゴール前でシュートを
打つ前にもプレスをかけに行きやすい間合いで
ポジションを取っており、ハードワークがいつまで
続くのか見物ではありましたが、
これが中々どうして…後半の終盤に入っても衰えません。

 


バイエルンはゴレツカに代えてコマンを投入。
快足で相手の守備陣をかき回す狙い?があったのかと
思われますが、後半31分、そのコマンを起点とした
カウンターからバイエルンがチャンスを迎え、
左HSを疾走するニャブリから右HSをフリーで上がってきた
コマンにパスが渡ると、コマンはそこからGKギキェビチュと
1vs1の状況でしたがゴール前への低空クロスを選択。
しかし、ボールは誰にも合わず…。

 


残り時間10分でようやく相手に疲労の色が見え始め、
徐々にウニオンゴール前までボールを運ぶところまでは
その機会が増えてきたように見えるバイエルン。
後半35分、右サイドでCKを得るとキミヒの蹴ったボールに
頭一つ抜け出たパヴァールが頭で合わせ、ボールはゴール
右隅へ流れ、バイエルンが2-0とリードを広げます。
しかし、いつものクセなのか思わず掌タッチする
場面が見られます。

 


ブンデスリーガ再開後は、交代がいつもの3人から5人に
変更されたのですが、交代カードを5枚全て切った
ウニオンに対し、バイエルンは3枚…。
しかも交代メンバーは他クラブから加入した選手。
まぁ、決して余裕のあるリードじゃあないこともあり、
自クラブの若手は起用しなかったのかもしれません…。

 


そんなこんなでオープンプレーからのチャンスは
ほとんど作らせてくれなかったものの、
それでもセットプレーのチャンスをしっかり生かした
バイエルンが苦しみながらも勝利しました!

 


戦績:18勝4分4敗(勝ち点:58)
得点:75、失点:26
順位:首位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半40分:レバンドフスキ(PK)
後半35分:パヴァール

 

▼ウニオンベルリン

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、チアゴ・アルカンタラ
OMF:ミュラー(→キュイザンス)、ゴレツカ(→コマン)、ニャブリ(→ペリシッチ)
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○ウニオンベルリン

 

GK:ギキェビチュ
DF:ヒュブナー、シュロッターベック、スボティッチ
MF:トリンメル、プレーメル(→フェリックス・クロース)、アンドリッヒ(→ゲントナー)、レンツ
ST:イングバルトセン(→メース)、ビュルター(→リアション)
FW:ウジャー(→アンデション)

 

監督:マルクス・ホフマン(ウルス・フィッシャーは身内の不幸によりこの日は欠場)

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)