'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第25節(バイエルンvsアウグスブルク) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節はアリアンツ・アレーナにて
アウグスブルク(FCA)と対戦。
結果的にバイエルンが2-0で
アウグスブルクに勝利、引き分けを挟んで
リーガ10連勝としましたアップ
※試合は現地時間で3/8(日)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■イヴァン・ペリシッチ
■ロベルト・レバンドフスキ
■キングスレー・コマン

 


さて試合の方ですが、
まず、この試合に際してバイエルンは、
クラブ創設120周年を記念したユニフォームで臨み、
前節ホッフェンハイム戦で自チームのサポーターが
起こしてしまった非道な行為に断固反対する、
"レイシズムにレッドカード"というアクションを掲げ、
アリアンツ・アレーナのサポーター達は素晴らしい
コレオでこれに応えました。

 


改めて…
バイエルンがボールを保持すると
4-4-2のブロックを形成して、ボアテングと
アラバというパスの出しどころをニーダーレヒナーと
ローヴェンの2枚で阻もうとするアウグスブルクの
プレスに対してノイアーもしくは最終ラインまで
下がってくるキミヒを絡めてこれを剥がそうと試みる
バイエルン。
細かくつなごうと試みるも、素早く連動したプレスを
かけてくるアウグスブルク守備陣を崩すのはちと
困難で、ロングボールによるつなぎから崩そうと
しますが相手に捕まりシュートまでつなぐことが
できません。前半序盤にシュートを数本放った
アウグスブルクに対しバイエルンは何とシュート0。

 


それならばと、バイエルンはできるだけ少ないタッチで
つなごうと、幅を効かせて外→中へとパスをつなぎ、
更には前線の選手達が自身のポジションを変えながら
相手のDFラインと中盤のギャップに入ってパスを
受けようとポジションを取りますが、
アウグスブルクは各選手間をコンパクトに保ち、
バイエルンの前線の選手達に前を向いてパスを
受けさせません。
しかも、バイエルンが一旦引いても相手の前線2枚が
ノイアーのところまでボールを追ってくる為、
バイエルンにはゆったりパスをつなぐことが
許されない状況が続きます。

 


終盤に入るとバイエルンも、前線で相手にボールを
奪われてもカウンターを許さず、逆にボールを
奪い返し、アウグスブルクの守備陣形が整わない
状況でニャブリの独力突破から相手のラインを引かせ、
コウチーニョとのワンツーで裏へ抜け出しますが、
コウチーニョからのパスを上手くとらえられず
決定機とはなりません。
前半終了間際には、右サイドでボールをキープした
ミュラーからHSをインナーラップして上がってきた
キミヒにパスが出され、今度は大外をオーヴァーラップ
してきたニャブリがパスを受けてゴール前にマイナスの
クロスを上げると、これに右足で合わせたのは
右サイドで起点となって、そこからゴール前まで
上がってきたミュラーでしたが、シュートは
ワンバンしてクロスバーの上を越えてしまい無得点。
バイエルンがアウグスブルクが敷くスペースの狭い
陣形を崩すのに苦労した前半はスコアレスで終了。
後半へ続く…。

 


後半に入ってもアウグスブルクの守備は冴え渡ります。
前半ほどボールホルダーに対してプレスをかけにくる
シーンというのは疲労の為か減ったように見えますが、
後半はスペースを埋めることにフォーカスして
守っているように見えます。
これに対して少しは相手陣内へ入り込めるように
なったバイエルン。中央部はいまだにガッツリ
固められている為、後方から裏へのロングパス、
もしくは一旦大外を経由してからのGKとDFラインの
間を狙ったクロスを入れて局面を打開しようと試みます。

 


それが実ったのが後半8分、
最終ラインでボールを回していたバイエルンだが、
左HSで相手のDFラインと中盤のギャップにいた
ミュラーがゴール前へ走り出すと、それに感付いた
ボアテングが裏へのロングパスを送ります。
相手のSBとCBのギャップを突いて、
完全にフリーで抜け出たミュラーがダイレクトに
左足でチョコンと合わせたボールはゴールネット右隅へ
収まり、ようやくバイエルンが1-0と先制します。
ミュラーのシャドウストライカーっぷりが光るプレーでした。

 


先制を許してしまい、前がかりにならなければ
負けてしまうアウグスブルクに対して、
先制して気持ち的に余裕ができたバイエルン。
中盤のチアゴが前線まで上がって仕掛け、そこから
両サイドの幅を有効に使って相手の守備陣を揺さぶる等
バリエーションのあるアプローチでアウグスブルクゴールへ
迫ります。
後半20分にはPA内左でコウチーニョが放ったシュートが
相手DFに当たるもこぼれ球を拾ったミュラーが
ゴール前にパスを送り、この日存在感の薄かった
ズィークゼーがフリーでシュートを放ちますが、
これはGKルーテの好セーヴに遭い、得点とはなりません。

 


その後もコウチーニョのシュートがルーテの好セーヴに
遭ったり、フリーで裏へ抜け出してルーテと1vs1になった
ニャブリが放ったシュートが枠外へそれたりと、
立て続けに決定的チャンスを迎えたバイエルンですが、
なかなか追加点を挙げられません。
そんなバイエルンに対し、1点のビハインドでは戦意の
殺がれないアウグスブルクは後半35分、
左サイドでマックスに代わって入ったバルガスが後方から
ロングボールをバイエルン陣内で受けると、
裏へ抜け出したフィンボガソンがバルガスからの
スルーパスを受け取ります。
そしてフィンボガソンがゴール前へ折り返したクロスを
ダイレクトでニーダーレヒナーが合わせますが、
これはノイアーが好反応のビッグセーヴ。
更には後半44分にハーフウェー付近で裏への抜け出しに
成功したと思われたニーダーレヒナーの放ったシュートが
バイエルンゴールネットを揺らすも、この抜け出しの
時点でオフサイドとなり無得点。

 


終盤になって冷や汗をかいたバイエルンですが後半A/T、
右サイドでニャブリが仕掛け、カットインすると
PA内に侵入していたゴレツカと相手DF陣の間を突く
パス交換から、最後はフリースペースへ抜け出し
ニャブリからのラストパスを受け取ったゴレツカが
右足でゴールへ流し込み、バイエルンが試合を決定づける
2点目を追加します。
相手のキツい守備に苦しんだバイエルンですが、
最後は記念すべきゲームを勝者として終える事ができました。

 


戦績:17勝4分4敗(勝ち点:55)
得点:73、失点:26
順位:首位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

後半8分:ミュラー
後半45(+1)分:ゴレツカ

 

▼アウグスブルク

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、チアゴ・アルカンタラ(→ハビ・マルティネス)
OMF:ニャブリ、ミュラー、コウチーニョ(→リュカ・エルナンデス)
FW:ズィークゼー(→ゴレツカ)

 

監督:ハンジ・フリック

 

○アウグスブルク

 

GK:ルーテ
DF:フラムベルガー、ハーヴェレーウ、イェドバイ(→ウドゥオカイ)、イアゴ
MF:リヒター、ケディラ、バイアー、マックス(→バルガス)
FW:レーヴェン(→フィンボガソン)、ニーダーレヒナー

 

監督:マルティン・シュミット

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)