'19-'20 チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグ(チェルシーvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節からチャンピオンズリーグは決勝トーナメント
が始まり、バイエルンはイングランドのブルーズこと
チェルシー(CFC)とスタンフォード・ブリッジにて対戦。
試合はアウェイながらバイエルンが3-0で勝利しましたアップ
※試合は現地時間で2/26(水)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■ハビ・マルティネス
■イヴァン・ペリシッチ

 


さて試合の方ですが、
敵地ロンドンでの戦いとなりましたが、バイエルンは
たとえチェルシー相手だとしても国内リーグ同様、
ゲームのイニシアティブを握ってボールの保持権を
キープしつつパス回しをしていきます。
バイエルンのビルドアップとしては、チェルシーの
最前線がガツガツプレスにくる訳ではなく、
バイエルンの中盤へのつなぎを塞ぐ位置取りで、
パヴァールもしくはデイヴィスへ一旦パスを送るしか
ありませんが、そこにスライドしてボールホルダーを
追いやってインターセプトしようという狙いだと思います。

 


その為、バイエルンは中→外→中→…とチェルシーの
守備ブロックを揺さぶって中盤のチアゴがパスを受けると
その時は右SBのパヴァール、左SBのデイヴィスが
上がっており、最前線で5レーンものパスの選択肢があり、
大外でフリーのパヴァールにつないで最後はクロスに
つなげるという崩しのパターンがあります。
また、フリック体制になりかつてのハイプレスを
取り戻したバイエルンは、チェルシーがボールを持っていても
できるだけ自陣ゴールから遠く危険ではないところで
チェルシーからボールを奪い返すと、そこからカウンターを
発動し、チェルシーの守備ブロックのギャップに上手く
位置取ったミュラーが中央で前を向いてパスを引き出し、
そこからサイドの右サイドを駆け上がるコマンに渡す等
得点を予感させるプレーを披露します。

 


どちらかというとバイエルン優勢という感はありますが、
比較的引き気味であるチェルシーもアグレッシヴなプレス、
それもバイエルンに危険なスペースへの侵入を許さない
間合いからの守備で応戦します。
しかし、今節のバイエルンは最近の国内リーグとは異なり、
インターセプトされたとしてもプレスに連動性があり
帰陣も早い為、ノイアーが脅かされる場面はあまり見られません。
ただ、後半34分に最終ラインからのつなぎをチェルシーの
ハイプレスで遮られ、そうなるとノイアーからの
ロングフィードで状況を打開するしかなくなりますが、
それをチェルシーにインターセプトされた時は、最終的に
ジェームズのシュートが枠外へそれたことでピンチを脱しました。

 


終盤、チェルシーがカウンターから危険なシーンを
演出する場面がありましたが、そこはノイアーのセーヴで防いだ
バイエルン。スコアレスで前半を終了します。
後半へ続く…。

 


後半開始直後、チャンスを最初に迎えたのはチェルシー。
マウントが後方からのロングパスにバイエルンの最終ライン裏
でパスを受けゴール前まで持ち上がりますが、これを迅速な
帰陣で防いだデイヴィスと前に出てシュートコースを塞いだ
ノイアーのブロックでピンチをしのぎます。

 


その直後の後半6分、今度はバイエルンにチャンス。
バイエルンが中盤センターサークル内での競り合いから
ボール奪取に成功すると、左HSでパスを受けたニャブリが
持ち込んでチェルシーのDFラインを下げさせ、左サイドを
抜け出たフリーのレバンドフスキへパス。
どフリーであったレバンドフスキがシュートを打つ可能性も
あってGKカバジェロは警戒していましたが、
レバンドフスキが選択したのは中央への折り返しで、
これを上がってきたニャブリが右足でダイレクトに合わせて
ボールはゴールネットを揺らし、バイエルンがアウェイで
1-0と先制に成功します。

 


間髪入れず後半9分、
自陣左サイドでボールを奪い返し、一旦ノイアーに返した
ボールを再びノイアーが大きく左前に蹴り出すと、
これにハーフウェー付近で競り勝ったレバンドフスキが
頭でニャブリに落とします。そしてまたもニャブリと
レバンドフスキのパス&ムーヴにより
中→外→中とつないでチェルシーの守備網を突破すると、
最後はフリーのニャブリが左足でゴール右下隅へ蹴り込み、
バイエルンが3分間でリードを2点に広げます。

 


一気に得点差を広げ(それもアウェイで)、
少し気持ちに余裕の出てきたバイエルンだが中盤になって
コマンがランニングから右足?の太もも裏を痛めてプレー
続行不可となってしまい、コウチーニョと交代してしまう
場面がありながらも基本的にボールの支配率を高め
試合の主導権を握ります。

 


そして後半31分、中盤左サイドでデイヴィスが受けると
一旦左HSのコウチーニョへ渡して動き出すと、
相手3人に囲まれたコウチーニョが潰れたところ
これを拾って一気に前方の広大なスペースを駆け上がります。
後半28分にも見せたようなプレーでしたが左サイドの
突破に成功するとゴール前へセンタリング。
これを上がってきたフリーのレバンドフスキが右足で
流し込み、なんとバイエルンがアウェイで3-0と
チェルシーから大きなリードを奪います。

 


チェルシーにとっては更なる追い打ちが!
後半35分辺りにバイエルンの攻撃から、レバンドフスキが
マルコス・アロンソのマークを入れ替わりでかわそうと
したところアロンソがレバンドフスキをファウルで
倒してしまい、主審からはイエローカードが提示されます。
しかしその内容がVARで審議され、それがレッドカードに
変わってしまいます。

 


残りの時間、バイエルンは前半ほどのハイプレスはせず、
ボールを保持しても積極的なアクションは起こさず、
ややペースを落として試合をコントロールし、
バイエルンがアウェイでの1stレグで先勝しました。

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

後半6分:ニャブリ
後半9分:ニャブリ
後半31分:レバンドフスキ

 

▼チェルシー

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、チアゴ・アルカンタラ(→ゴレツカ)
OMF:ニャブリ(→トリッソ)、ミュラー、コマン(→コウチーニョ)
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○チェルシー

 

GK:カバジェロ
DF:アスピリクエタ(→ペドロ)、リュディガー、クリステンセン、マルコス・アロンソ
MF:バークリー(→ウィリアン)、ジョルジーニョ、コバチッチ
FW:ジェームズ、ジルー(→エイブラハム)、マウント

 

※後半35分、レバンドフスキへのファウルによりマルコス・アロンソがレッドカードで退場。

 

監督:フランク・ランパード

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)