'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第23節(バイエルンvsパダーボーン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節はアリアンツ・アレーナにて
パダーボーン(SCP)と対戦。
相手のGKに度々シュートをストップされ、更には
2度のリードを追いつかれる厳しい試合でしたが
最終的に3-2で相手を下し、引き分けを挟んで
リーガ8連勝を達成しましたアップ
※試合は現地時間で2/21(金)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■ハビ・マルティネス
■イヴァン・ペリシッチ
■レオン・ゴレツカ(筋肉系?のケガ?)
■バンジャマン・パヴァール(サスペンション)
■ジェローム・ボアテング(サスペンション)

 


さて試合の方ですが、
バイエルンのビルドアップは、リーガ初スタメンの
オドリオソラと逆サイドのデイヴィスが高い位置を取り、
キミヒが最終ラインまで下がってアラバとリュカと3人で
変則的にバックラインを作ってパス交換の起点となります。
パッと見、バイエルンのシステムは3-4-3のように見えます。
まぁ、サイドアタックはバイエルンのストロングですが、
この試合はそれがより一層顕示されてる感じです。
…パダーボーンが中央ブロックを特に固めてきている…
ということもあると思いますが。
右サイドは、基本ニャブリだがコウチーニョがこちらに
回ってくることもあり、HSで大外をオーヴァーラップ
してくるオドリオソラへの受け渡し役になっており、
そこからオドリオソラがゴール前へのクロスを送ることで
ラストパスを供給しています。
※今んとこ決定的なシュートにはつながってませんが…。

 


そして前半26分、試合が最初の動きを見せます。
パダーボーンのアグレッシヴなプレッシングに
ここまで相手を攻めあぐねていたバイエルンですが、
左サイド深くでレバンドフスキとデイヴィスで
プレガーからボールを奪取すると、そこから中央で
フリーのトリッソへつなぎ、相手がすぐさま寄せに来る為
トリッソはPA内で待っていたニャブリへ渡します。
パダーボーンDF陣も3人ほどニャブリに付いていましたが、
ニャブリのトラップはちと離れ過ぎた感があり、
上手いこと空きスペースに流れた為、更にそこから相手の
寄せのタイミングをズラすトラップから、ニャブリが左足を
振り抜くとボールはゴール右下隅へ突き刺さり、
バイエルンが1-0と先制に成功します。

 


バイエルンの守備ですが、もちろん後方でも献身的ではあり、
仮に最終ラインを破られたとしても、スィーパーGKである
ノイアーのナイスカバーリングでピンチを未然に
防いではるんですが、やはり激しさで言うと前線からの
プレッシングの方が比較的強調されているように感じます。

 


しかし前半44分、
ここまでシュート0のパダーボーンが反撃に打って出ます。
右サイド後方からバイエルンの最終ライン裏を狙った
ロングパスを、バイエルンのオフサイドトラップを掻い潜って
抜け出たスルベニがダイアゴナルな抜け出しから拾い、
これを防ぎにPAを飛び出たノイアーを巧みな入れ替わりで
かわしてあとは近くまでボールを持ち込み、手が使えない
バイエルンDF陣のタックルが空振りするのを待って
左足でゴールへ流し込むだけでした。
これでパダーボーンが1-1の同点として前半は終了。
後半へ続く…。

 


後半に入っても前半に引き続きバイエルンがボールを
支配してパダーボーンを自陣に押し込むの図となりますが、
バイエルンの敷く3-4-3の弱点である、
WBの裏のスペースを突いたロングパスを自陣から放り込んで
バイエルンのハイラインの背後を突いてピンチをチャンスに
変えようという意図が見て取れます。
ただ、左サイドで得たチャンスをクロスまでつなげたものの、
これをゴール前でジャストミートすることができなかった
マンバが足を痛めてプレー続行不可となってしまい、
ミヒェルとの交代を強いられます。
このパダーボーンのバイエルンの3バックに対する処置に
ついては、バイエルンの最終ライン(アラバ/キミヒ/リュカ)
が頑張ってブロックしてくれ、またたとえ突破されたとしても
チアゴ等中盤の選手がしつこく寄せてくれ、
大きなピンチに陥らないように凌いでます。

 


これに対してコウチーニョとオドリオソラを下げて
ミュラーとコマンを投入したバイエルンは4バックに戻して
対応します。
バイエルンはミュラーがレバンドフスキに近いホールの
位置に入ったことで、アタッキングサードでのパス回し時に
ミュラーが相手のブロックのギャップに入り込んでパスを
受けることができる為、そこからコマンやニャブリにつなぎ
クロスまでいくことはできますが、相手のGKツィンゲルレの
ナイスセーヴに阻まれてしまいます。

 


流れを取り戻したバイエルンは後半25分、
パダーボーンのビルドアップをハイプレスで追い込むと、
相手が左サイドに逃げたところをライン際に追い込んで、
リュカがプレッシャーに行ってボールが前方に流れたところ、
抜け出したニャブリが突破してエンドライン際から
マイナスのクロスをゴール前に送ると、そこでどフリーの
レバンドフスキがダイレクトに右足で合わせてゴール。
バイエルンが2-1と勝ち越しに成功します。

 


しかし後半30分、バイエルン陣内中盤でトリッソの
パスを受けたニャブリのトラップが大きくなり、
パダーボーンにインターセプトされると、左サイドで
飛び出したヤスチェンプスキ(前半にホルトマンと交代)が
そのままゴール前まで持ち上がり、
厳しい角度からでしたがシュートを放つと、これはノイアーが
片手で弾きますが、逆サイドからフリーで上がってきていた
ミヒェルがこぼれ球に詰め、パダーボーンが2-2と再び同点に
追いつきます。

 


残り15分で同点に追いつかれ、焦りが生まれたようにも
見えたバイエルンですが後半43分、
右サイドでボールをキープするとタッチライン際でキミヒ
からのPAを受けたミュラーがスペースの空いている
左へサイドチェンジすると、ニャブリがこれを受け取り
一旦デイヴィスにボールを渡して裏へ飛び出すと、
再びデイヴィスからパスを受け取りパダーボーンの
守備網を突破します。
そしてゴール前にクロスを送ったところ、フリーで
上がってきたレバンドフスキが右足で合わせてゴール。
バイエルンが土壇場で3-2と勝ち越します。

 


戦績:15勝4分4敗(勝ち点:49)
得点:65、失点:26
順位:首位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半26分:ニャブリ
後半25分:レバンドフスキ
後半43分:レバンドフスキ

 

▼パダーボーン

 

前半44分:スルベニ
後半30分:ミヒェル

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:オドリオソラ(→コマン)、リュカ・エルナンデス、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、チアゴ・アルカンタラ
OMF:ニャブリ、トリッソ(→ズィークゼー)、コウチーニョ(→ミュラー)
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○ケルン

 

GK:ツィンゲルレ
DF:ヤンス、シュトローディーク、ショーンラウ、ホルトマン(→ヤスチェンプスキ)
MF:プレガー、バシリアディス、ジャズラ、アントビ・アジェイ
FW:マンバ(→ミヒェル)、スルベニ(→プリジョンソン)

 

監督:シュテファン・バウムガルト

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)