'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第18節(ヘルタ・ベルリンvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


約1ヶ月のWBを経て遂にブンデスリーガ後半戦が再開!
今節ベルリンはオリンピア・シュタディオンにて
ヘルタ・ベルリン(BSC)と対戦しました。
前半はヘルタの守備に手を焼くものの、後半になって
攻撃陣が爆発したバイエルンが4-0でヘルタを
くだしてリーガ後半戦開幕戦を勝利しましたアップ
※試合は現地時間で1/19(日)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ニクラス・ズーレ
■リュカ・エルナンデス
■キングスレー・コマン
■ハビ・マルティネス
■ヨシュア・キミヒ(サスペンション)

 


さて試合の方ですが、
ヘルタのクリンスマン監督にとっては、現役時代は勿論
'08-'09シーズンに監督としてもバイエルンに在籍して
いたことから、古巣対決になる訳で、そのバイエルン時代は
守備戦術を上手いこと構築することができず、
シーズン終了まで指揮をとることができなかったていう
過去があります。
しかし、この試合ではvsバイエルンていうことで、
一度火がついたら簡単には鎮めることが難しいバイエルンの
攻撃陣を相手にしっかり後方をケアして、
最終ラインの4人と5人の中盤でバイエルンの攻撃陣を
挟み込んでフリースペースを与えない状況を作り出します。

 

 

これによりバイエルンのアプローチは簡単にはいかなくなり、

比較的空いている両サイドのライン際に一旦ボールを送って
前へと運び、そこから中央に送り返すという手段しかありません。
それでもゴール前にしっかり人数をかけて固めている
ヘルタ守備陣に対し、時にはレバンドフスキの巧みな
ポジショニング、もしくはCKからシュートにつなげられる
場面は見られるものの、決定的な好機とはなりません。
前半25分のレバンドフスキのシュートは惜しいものでしたが…。

 

 

ヘルタが自陣でバイエルンからボールを奪っても
カウンターの脅威というのはそれほどではありませんでしたが、
過去、デュッセルドルフ時代にバイエルンを恐怖させた
リュケバキオに対しては、対峙したデイヴィスが一旦は
股を抜かれるも、その後追いついて止めるという、
頼りのある守備を見せます。
そんなこんなで前半はお互いにスコアレスで終了。
個人的には、比較的停滞した攻撃の中でコウチーニョの
独力突破もしくはコンビネーションからの突破、
そしてペリシッチのサイドでの仕掛けがもう少し
見られたら良かったかなという気がします。
っつー訳で半へ続く…。

 


後半に入り、
お互いに流れを変えるような選手交代はないようですが、
バイエルンが前半に比べてやや内側でボールを
つなげられるようになります。
右タッチライン際に張り続けていたミュラーが
SBとCBの間を突いてダイアゴナルに裏へ飛び出す
シーンなんかは前半には見られなかったものであり、
更にはコウチーニョがヘルタゴール前付近でボールを
キープして、(実りがないものの)シュートまで
つなげるシーンを見ると、
徐々にヘルタゴールに近づいている気がします。

 


そして後半15分、中盤でバイエルンがヘルタから
ボールを奪うとミュラーを起点に前へ運びます。
ここで前への意識を強めたゴレツカが
右HSで裏へ抜け出してパスを受けると、
レバンドフスキとのパス交換からゴール前へクロスを送り、
これをファーポスト側でペリシッチが頭で落としたところに
どフリーで待っていたミュラーが左足ボレーで
シュートを決めて遂にバイエルンが1-0と先制します。

 


先制されたヘルタはダリダに代えてボルフを投入、
更には右サイドにいたリュケバキオをゼルケと同じく
トップに並べて同点に追いつくべく4-4-2とします。
しかし、流れを変えたいヘルタにとって痛いプレーと
なったのが後半27分。
バイエルンに右サイドでCKを許したまではイイとして、
この時にPA内でクリュンターがゴレツカを引っ張って
しまった為にバイエルンにPKを与えてしまいます。
PKを得たバイエルンは、レバンドフスキが冷静に
ヤーシュテインの動きを見ながら逆を突いて
ゴールを決めて2-0とヘルタを引き離します。

 


更には後半31分、バイエルンが右サイドでチアゴと
レバンドフスキでボールをキープすると、
ライン際での小混戦からゴレツカにパスが渡り、
前方の空きスペースに飛び出したチアゴに再び
ボールが渡りPA角から侵入すると、ゴール前にいた
コウチーニョとペリシッチに一旦目を移すも
クロスは送らずそのままシュートを放ちます。
これがゴール左上隅に突き刺さり、バイエルンが3-0と
してヘルタを更に引き離します。チアゴは今季初ゴール。

 


そしてこの日のダメ押しは後半39分、
コウチーニョに代わって入ったキュイザンスから
パスを受けたミュラーが右タッチライン際で
1人をキックフェイントでかわしてからゴール前へ
クロスを送ると、ペリシッチがクリュンターに
マークされながらもその後ろから更に高い打点で
ヘディングシュートを放ち、これをセーヴしようと
試みたヤーシュテインの手に当たるもそのまま
ゴールインしてバイエルンが4-0とします。

 


前半は苦しんだバイエルンですが、
後半に得点を重ねて終わってみれば大勝だったてことで
リーが後半戦上々の出だしで良かったと思います。

 


戦績:11勝3分4敗
得点:51、失点:22
順位:2位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

後半15分:ミュラー
後半28分:レバンドフスキ(PK)
後半31分:チアゴ・アルカンタラ
後半39分:ペリシッチ

 

▼ヘルタ・ベルリン

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス(→ダヤク)
CMF:ゴレツカ、チアゴ・アルカンタラ
OMF:ミュラー(→ニャブリ)、コウチーニョ(→キュイザンス)、ペリシッチ
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○ヘルタ・ベルリン

 

GK:ヤーシュテイン
DF:クリュンター、ボヤタ、トルナリガ、プラッテンハルト
CMF:アスカシバル
OMF:リュケバキオ(→ケプケ)、ダリダ(→ボルフ)、グルイッチ、ディルロスン(→ミッテルシュテット)
FW:ゼルケ

 

監督:ユルゲン・クリンスマン

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)