'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第17節(バイエルンvsボルフスブルク) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

 

Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節はアリアンツ・アレーナにて
ボルフスブルク(WOB)と対戦しました。
前節に引き続き、チームの救世主ズィークゼーが
先制ゴールを決め、結果的にバイエルンが2-0で
ボルフスブルクをくだしましたアップ
※試合は現地時間で12/21(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ヤン・フィーテ・アルプ
■ニクラス・ズーレ
■リュカ・エルナンデス
■キングスレー・コマン
■コランタン・トリッソ
■レオン・ゴレツカ
■チアゴ・アルカンタラ(サスペンション)

 


さて試合の方ですが、
ケガ人やサスペンションの影響で控えメンバーは
ウルライヒ、ボアテング、ズィークゼー以外
トップチームでの試合出場未経験の若手で
構成されているバイエルンのベンチ。
そういった選手が出てもイイような展開になれば
イイと願う中でのボルフスブルク戦。
ここ最近は負けがないだけに楽観的に観てもイイの
かもしれませんが、立ち上がりは下馬評通り
バイエルンがボール支配し、クリアされても
セカンドボールはしっかり拾うか、競り合いに勝って
再びボールを奪い返し相手を自陣に押し付ける
展開になります。

 


前半12分、最終ラインのアラバからの対角線の
ロングフィードから右サイドのミュラーへ渡り、
ミュラーからゴール前へのクロスが上げられると、
これにフリーでヘディングシュートを放ったのは
ペリシッチでしたが、これはカステールスに
正面に回ってセーヴされ、得点とはなりません。
対してボルフスブルクは前半16分、バイエルンから
ボールを奪うとカウンターで攻め上がりシュラーガーの
パスに反応したクラウスがノイアーと1vs1になり
シュートを放ちますが、これはノイアーが間合いを詰め
シュートコースを塞いで全身を使ってセーヴ。
序盤はお互いのGKが目立つ場面が見られます。

 


その後、しばらくバイエルンがペースを握る
時間が続いているように見えます。
最終ラインのアラバから最前線で待つレバンドフスキに
スピードのある縦のロングパスが送られ、これを
レバンドフスキが頭で落としたボールが相手のDFラインと
中盤のギャップにこぼれると、このスペースでボールを
拾ったミュラーがフリーでボールを放つもこれは
枠の外へとそれてしまいます。

 


対するボルフスブルクですが、基本的にバイエルンが
ボールを保持している間は、自陣深くまで攻めて来ない限り
アグレッシヴに奪いに行く場面は見られません。
むしろ、ゴール前を固く閉ざしてバイエルンに決定的な
シュートを許さないよう、スペースを埋めて密集地帯を形成します。
その為、バイエルンの好機はボルフスブルクが
バイエルンからボールを奪って、さぁ攻め上がろうという
タイミングでハイプレスから奪い返してボルフスの
守備陣形が整う前に仕留めたいという狙いのようです。
そんな前半終了間際、ハビ・マルティネスが相手と
ボールを追いかけている途中で足を痛めてしまい、
自らボールをエンドライン外へ出してしまいます。
しかし、これでCKを得たはずのボルフスブルクの
アーノルドがやはりエンドライン外へ出し、
ボールをバイエルンへ渡します。更に更に、このボールを
アラバがボルフス陣内へ返すというフェアプレーの
応酬が演出されるという、イイ意味でのハプニングが
起こって前半はお互いスコアレスで終了します。
後半へ続く…。

 


後半に入ると、バイエルンの攻撃をおそれる必要は
なくなったとボルフスが判断したのか、
スキあらば最終ラインのパス交換のボールを奪おうと、
若干ラインを前進させて、ややアグレッシヴに
バイエルンゴールへ寄ったプレーをするようになります。
かたやバイエルンは、前半に比べ大きな変化はなく、
ニャブリが前線右サイドで縦への突破か、
カットインして内へ切れ込んだり、相手の守備の的を
絞らせないようなプレーを見せますが、
前半もそぅだったように上手いことレバンドフスキへ
ラストパスを送ることができません。

 


しかし後半40分、コウチーニョに代わって入っていた
ズィークゼーが再びチームのピンチを救います。
ボルフスのマークが終盤になって甘くなったことも
影響していると思いますが、右タッチライン際で
ミュラーがパスを受けると、一旦HSに位置取る
ニャブリへパス。パスを出してスペースへ走る
ミュラーへニャブリからパスが返されると、
フリーのミュラーがゴール前のフリースペースへ
マイナスのクロスを送ります。
ここに飛び込んできたのはズィークゼー。
ニャブリとカブりそうになりましたが、右足を振り抜いて
放ったシュートは、セーヴを試みたカステールスの
手を掠めてゴールネットを揺らし、
土壇場でバイエルンが1-0と先制します。

 


そして後半44分、バイエルンが自陣でボルフスから
奪ったボールをカウンター気味に手早く前へ運び、
ミュラーの持ち上がりから前線へロングパスを送ると、
レバンドフスキがこれを胸トラップで落とし、
これに並行して上がっていたフリーのニャブリが
左足を振り抜き、2-0となる得点を追加します。

 


試合終了残り5分まではバイエルンの猛攻を
凌ぎ続けてきたボルフスブルクでしたが、
最後の最後でガードが甘くなってしまった格好でした。
試合終了間際、ニャブリに代えて若手のダヤクを
投入する余裕を見せたバイエルンが
年内最後の試合を完封で勝利することができました。

傷だらけのチーム状態ではありましたし、

年明けの19節でキミヒがサスペンションで出場停止等

よろしくないこともありますが、

首位を射程圏内にとらえている今はとにかく、

上を…上を目指すだけです。

さしより、ブンデスリーガは一旦中断となり、

ウィンターブレイクを挟んで1月下旬の再開となります。

 


戦績:10勝3分4敗
得点:47、失点:22
順位:3位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

後半40分:ズィークゼー
後半44分:ニャブリ

 

▼ボルフスブルク

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ハビ・マルティネス(→ボアテング)、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ
OMF:ニャブリ(→ダヤク)、ミュラー、コウチーニョ(→ズィークゼー)、ペリシッチ
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○ボルフスブルク

 

GK:カステールス
DFムバブ、ティッスラン、ブルックス、ルシヨン
MF:シュラーガー(→ゲルハルト)、ギラヴォギ、アーノルド
FW:ビクトル、クラウス(→ベホースト)、シュテファン(→オタヴィオ)

 

監督:オリバー・グラスナー

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)