'19-'20 チャンピオンズリーグGS第5節(レッドスターvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


バイエルンが属るグループBの今節は
セルビアのレッドスター・ベオグラード(FKCZ)と
スタディオ・ライコ・ミティッチにて対戦。
結果的にバイエルンはレッドスターを6-0で破り、
グループステージ5連勝で首位突破を確定させましたアップ
※試合は現地時間で11/26(火)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ヤン・フィーテ・アルプ
■ニクラス・ズーレ
■リュカ・エルナンデス
■ダビド・アラバ(夫人出産の為)
■ミカエル・キュイザンス

 


さて試合の方ですが
バイエルンはドリブラーに左サイドのコマンしか
いない為、コウチーニョが中央に位置取り、仕掛け
もしくは味方とのワンツーでの突破を試みる等、
いくらかメンバーチェンジしている影響か、
序盤はサイドアタック一辺倒だけではない、
相手ゴールへのアプローチを変えてきています。
ホームチームのレッドスターもバイエルン相手に
臆することなくハイラインを敷いてバイエルン陣内へ
攻め込むシーンも見られますが、
シュートを放つところまで持ち込むことはできず、
またバイエルンが間合いの良いポジションからの
プレスで相手からボールを奪ってレッドスターを
自陣に押し込み、相手ゴールに向けて多数のシュートを
放ちますがGKボルヤンのレーヴに阻まれます。

 


しかし前半14分、右サイドでCKを得たバイエルン
でしたが一旦跳ね返されるも再び右サイドで
ボールをキープすると、ライン際からコウチーニョが
ゴール前へ送ったクロスにジャンプ一発密集地帯から
頭1つ抜け出たゴレツカがヘディングシュートで
合わせたボールはゴール左上へ突き刺さり、
1-0とバイエルンが先制します。

 


先制したことで守備のリズムもより良くなった
バイエルンは、レッドスターのカウンターに対しても
攻守の切り替えが早く、高い位置からのプレスが
ハマって上手く相手の攻撃を遅らせ、
効率的にピンチを未然に防いでいます。
その為、自陣深くまでボールを運ばせず、逆に相手
陣内で攻撃を続ける時間が長く続くことになります。
レバンドフスキは最前線で深さを作りながら、
降りてきたと思ったらすぐさま相手DFラインの裏を
取る動きを見せ味方のパスを引き出して受け取り、
決定機につなげようとしますが、レッドスターの
守備陣がギリギリで寄せてブロックします。
また、終盤になると右にコマン、左にコウチーニョが
ライン際に張るようになり、幅を効かせた攻撃で
相手守備陣を惑わします。

 


そして前半41分、最終ラインのボアテングからの
前への鋭いロングフィードに合わせて裏へ飛び出したのは
中盤のトリッソ。彼のポスト役になって頭で落とした
ボールをレバンドフスキがワントラップから右足で
ゴール右上へ叩きこんで2点目!…と思われましたが
トリッソが頭で落としたボールが右手に当たっており
ハンドの判定となってノーゴールとなってしまいました。

 


前半はバイエルンがレッドスターを圧倒しながらも
1-0で終了。後半へ続く…。

 


後半に入り…前半に引き続きバイエルンはボールを
キープしつつ、相手のプレスをかわしながらボールを
つないでいく攻撃を展開しますが、対するレッドスターは
自陣でバイエルンからボールを奪うと縦に早くボールを
つないでカウンターでの攻勢を強めたサッカーに転じます。
ただ、それでも決定的な場面は迎えられません。

 


そうして後半7分、バイエルンの攻撃で左サイドでトリッソから
パスを受けたレバンドフスキがPA内で左足でゴール前へ上げた
クロスをブロックしようとしたデゲネクの手に当たったとして
バイエルンにPKが与えられます。
これをレバンドフスキがGKボルヤンの動きを見ながら冷静に
ゴール右下隅へ蹴り込み、バイエルンが2-0とリードを
順調に広げます。

 


そして、ここからバイエルンの…もとい、レバンドフスキの
猛攻が始まります。
更に後半15分、バイエルンが右サイドでCKを得るも、
ボールは一旦弾かれてしまいます。
このこぼれ球を拾ったコウチーニョが再びゴール前へ
上げたクロスに密集地帯で競り勝ったトリッソが
頭でボールを前に出すと、ライン間で待っていた
レバンドフスキが足の裏でチョコンと合わせ、これが
ゴールネットを揺らしバイエルンが3-0とします。

 


更に、その4分後の後半19分、中盤でチアゴが
右サイドに展開したロングボールをコマンが受けると、
大外からコマンを追い越したパヴァールがフリーで
パスを受け、ゴール前へクロスを送ると、
これにニアサイドで反応したレバンドフスキが
頭で流し込み、ボールはゴールとなり4-0となります。
レバンドフスキは約11分間でハットトリック達成。

 


更には後半23分、レッドスターのボルヤンが
前に出したボールをバイエルンが途中でカットすると、
これを受けたレバンドフスキとペリシッチが縦の
ワンツーを2回繰り返し、最終的にオフサイドを
取り損ねたレッドスターのDFライン上でフリーで
パスを受けたレバンドフスキが右足でゴールに
押し込みます。これで5-0とほぼほぼ試合を決めた
バイエルン。それよりも注目なのは後半8分から
14分31秒で一気に4ゴールを挙げたレバンドフスキでした。

 


大量リードのバイエルンは、その後レバンドフスキに
代えてミュラーを投入するなどやや試合のペースを
落とし、そこからしばらく得点は生まれませんでしたが、
守備の精度については容赦なく、レッドスターを自陣
ゴール前に近づけません(ノイアーのセーヴを見ることがない)。
とか呟いていたら後半42分にイバノビッチがシュートを放ち、
これをノイアーが正面で抑える場面がありました…。

 


そして後半44分、バイエルンが精力的に続ける
ハイプレスから再びチャンスを迎えます。
レッドスターの自陣PA前でのつなぎをミュラーと
ペリシッチのプレスからインターセプトに成功すると、
そのペリシッチから右からフリーで上がってきた
トリッソにパスが渡ります。これをトリッソが冷静に
ボルヤンと右ポストの隙間が狭い方にシュートを放って
ゴールとなります。これで6-0。

 


好調バイエルンがレッドスターを圧倒して
監督交代後4試合連続でクリーンシートを達成。
更にはレバンドフスキがチャンピオンズリーグ記録を
達成したおめでたい試合となりました。

 


戦績:5勝
得点:21、失点:4
順位:1位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半14分:ゴレツカ
後半8分:レバンドフスキ(PK)
後半15分:レバンドフスキ
後半19分:レバンドフスキ
後半23分:レバンドフスキ
後半44分:トリッソ

 

▼レッドスター

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ハビ・マルティネス(→キミヒ)、ボアテング、デイヴィス
CMF:チアゴ・アルカンタラ、ゴレツカ
OMF:トリッソ、コウチーニョ(→ペリシッチ)、コマン
FW:レバンドフスキ(→ミュラー)

 

監督:ハンジ・フリック

 

○レッドスター

 

GK:ボルヤン
DF:ゴベリッチ、デゲネク、ミルノビッチ、ロディッチ
CMF:ホセ・カニャス(→ブリッチ)、ペトロビッチ(→イバノビッチ)
OMF:ガルシア(→パンコフ)、マリン、ブカノビッチ
FW:ボアキエ

 

監督:ブラダン・ミロイェビッチ

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)