'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第12節(デュッセルドルフvsバイエルン) | Day Dream Believer

Day Dream Believer

人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

 

Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


代表ウィークを挟んで再開された
今節はメルクール・シュピール・アレーナにて
フォルトゥナ・デュッセルドルフ(F95)との対戦。
結果的に4-0でデュッセルドルフをくだして
連勝を飾りましたアップ
※試合は現地時間で11/23(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ヤン・フィーテ・アルプ
■ニクラス・ズーレ
■リュカ・エルナンデス

 


さて試合の方ですが、
キックオフから一旦最終ラインへボールを戻し、
そこからじっくりパス交換を繰り返しながら
前進を試みるバイエルンは、デュッセルドルフが
リスペクトをしてくれているのか、自陣で引いて
ブロックを敷いている為、ミドルサードまでは
比較的自由にボールを出せる状況にあります。
デュッセルドルフはバイエルンからボールを
奪った瞬間カウンターを狙っている状況です。
バイエルンは前節ドルトムント戦から大きな
システム変更はなく、ビルドアップの起点は
最終ラインながらほぼほぼアンカーのような
位置取りのアラバになります。

 


前半11分、そのアラバがオーバーラップから
左サイドのHSを駆け上がりクロスをゴール前へ送り、
これが右サイドからのCKとなると、
ショートコーナーとしてパスを受けたキミヒが
ニアサイドでフリーとなっていたパヴァールに
低空クロスを送ると、これをパヴァールが
ワンタッチで流しボールはゴールネットを揺らします。
デュッセルドルフの意表を突くかたちで
バイエルンが1-0と先制に成功。

 


バイエルンの攻撃は、特に右サイドが活発で、
ニャブリが内側へ切れ込んでできた大外のスペースに
パヴァールが走り込んできてボールを受けては
そこからクロスにつなげるプレー…更にはそこに
ミュラーが加わってシステマティックな
プレーが上手いこと構築され、ゴールには直結しないものの
多くのチャンスを生み出しています。

 


そのリズムの良いプレーが奏功しているのか、
前半27分、相手GKステッフェンが出したショートパスを
ミュラーがカットすると右サイドのニャブリへ展開。
ニャブリがゴール前へ折り返したボールは
ミュラーをスルーしてどフリーで待っていた
トリッソの足元へ流れ、これをトリッソがダイレクトに
右足で蹴り込んで2-0。相手のミスを利用して
得点につなげたバイエルンがリードを広げます。

 


更には前半34分、デュッセルドルフ陣内ペナルティアーク
手前でボールキープして相手守備陣を引き付けた
コウチーニョから右サイドのパヴァールへパスが渡ると
パヴァールからゴール前へ上げられたクロスをミュラーが
落とすとフリーのニャブリが右足で押し込みます。
VARによりミュラーのハンド疑惑がありましたが、
得点は認められ3-0とデュッセルドルフを引き離します。

 


そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。

 


後半に入ると、
前半バイエルンに圧倒されまくっていた
デュッセルドルフがやや積極的なプレーを見せます。
フリック体制になったバイエルンに対して初めて
枠内シュートを放つなど、まずは一矢を報いるていう
姿勢が感じられ、自陣でバイエルンからボールを
奪ったらバイエルンの両SB裏のスペースを利用して
カウンターにつなげる場面が見られます。

 


ただ、バイエルンの左SBは本職がWGの
デイヴィスであり、裏を取られたとしても
相手ドリブラーを上回るスピードで
追いついてボールを奪い返すことができる為、
決してザルということはありません。

 


そして後半25分、バイエルンがデュッセルドルフの
CKを弾き返して自陣からカウンターを発動させると
ミュラーの落としをペリシッチがダイレクトで前方に送り、
これを受けたコウチーニョが持ち上がって左へ流れた
レバンドフスキへ一旦渡します。
レバンドフスキがゴール前に折り返したボールは
ミュラーをスルーしてどフリーのコウチーニョが
押し込み、バイエルンがこの日ダメ押しとなる
4点目を追加します。

 


対するデュッセルドルフも後半31分にバイエルン陣内で
アラバにプレッシャーをかけ、ノイアーへのバックパスの
精度を乱し、そこから発生したノイアーのパスミスを
拾って放ったシュートはゴールネットを揺らしますが
これはオフサイドの判定となりノーゴール。

 


指導者が代わってからのバイエルンは、
結果にも表れているがやはり守備面で大きく改善しており、
ボールを取られたらあれよあれよと自陣ゴール前まで
運ばれることはなく、複数名で素早くプレスバックに移り、
初動から次の対処へ連動したプレスがハマっており、
それが攻守の切り替えの良さにも影響しているのだと思います。
そんな感じで本来の出来に近い状態に戻ったと思われる
バイエルンは格下クラブをくだして上位との差を
詰めることに成功しました。

 


戦績:7勝3分2敗
得点:34、失点:16
順位:3位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半11分:パヴァール
前半27分:トリッソ
前半34分:ニャブリ
後半25分:コウチーニョ

 

▼デュッセルドルフ

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ハビ・マルティネス、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMFキミヒ(→ゴレツカ)
OMFニャブリ(→ペリシッチ)、ミュラー、トリッソ(→チアゴ・アルカンタラ)、コウチーニョ
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック

 

○デュッセルドルフ

 

GK:ステッフェン
DF:ツィマーマン、カーン・アイハン、アダムス、ギーセルマン
CMF:ボジェク、モラレス
OMF:トミー(→ツィマー)、フィンク(→ズットナー)、コフナツキ(→ソボトカ)
FW:ヘニングス

 

監督:フリードヘルム・フンケル

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)