'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第11節(バイエルンvsドルトムント) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節はアリアンツ・アレーナにて
ドルトムント(BVB)との対戦。
結果的に4-0とドルトムントに圧勝しましたアップ
※試合は現地時間で11/2(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ヤン・フィーテ・アルプ
■ニクラス・ズーレ(左ひざ前十字靭帯断裂)
■リュカ・エルナンデス(右足首の靭帯損傷)

 


さて試合の方ですが…その前に、
ミュラーが公式戦500試合出場を達成したとして
それを祝福される場面があります。
また、かつてハノーファー等でプレーした元ドイツ代表
ロベルト・エンケ氏が亡くなって10年経つとして
故人に対して黙祷が捧げられます。

 


ハンジ・フリック体制としてはブンデスリーガ
初戦がドルトムント戦となるバイエルン。
ただ、ドルトムントもオフシーズンの大型補強に
見合ったとはいえない現状を抱えており、
立ち上がりはお互いの良い部分を引き出そうと試みるも
形勢に偏りは見られませんが、序盤はどちらかというと
ドルトムント優勢のように見られます。
しかし、バイエルンは監督交代から僅かな時間しか
経過しておらず、戦術的に大きな変更があったようには
見受けられませんが、'12-'13シーズンに三冠獲得した
時のような、半ばガムシャラにハードワークして、
意識の高い守備をしていることには変化を感じます。
個人でも相手の守備網を打開可能なバイエルンでは、
どんなに攻撃的な選手であっても守備の重要性は
徹底して強く意識させることをこれまでもしてきたので、
たとえケガ人がいたとしてもそれは関係ないと思います。

 


試合も中盤に入ると、自陣左サイドでBVBからボールを
コマンのドリブルからバイエルンの攻撃が始まります。
前半17分、味方のサポートがなかった為、
一旦右サイドに流れそこからクロスを送ると、
ミュラーが突然ファーサイドにアクセスしましたが
ヴィツェルに阻まれてしまいます。
しかし、ここをミュラーとデイヴィスで奪い返すと
今度は再び右サイドへ回し、パヴァールとコマンのコンビから
コマンがゴール前へクロスを送りますが弾き返されます。
こぼれ球を拾ったパヴァールが再びクロスを送ると、
突然ゴール前に姿を現したレバンドフスキが
ヘディングシュートを叩き込み、バイエルンが1-0と先制。

 


バイエルンの守備は複数で相手のボールホルダーを囲い、
また前線の守備の意識が非常に高く、かつその前線で守り切って
しまうパターンが多い為、ドルトムントに危険な
場面を作られることはなく、そこからバイエルンの
攻撃が始まる良いリズムができているように思います。
しかし、ドルトムントも元同僚フンメルスの統率のもと、
しっかりゴール前を固めてバイエルンに追加点を許しません。
前半38分にはバイエルンが左サイドでの崩しから、
レバンドフスキの落としをニャブリが沈めますが、
ニャブリのポジションがオフサイドとされノーゴール。

 


そんなこんなで前半はバイエルンリードで終了。
後半へ続く…。

 


後半に入ると、ドルトムントに自陣へ追い込まれた
バイエルンは左サイドのPA手前でインターセプトに成功すると
キミヒが密集地帯からタッチライン際から裏へ抜け出した
ミュラーへパス。ここからカウンターを発動させたバイエルンは
PA内への侵入に成功したミュラーがゴール前へクロス。
これをレバンドフスキが空振り?するも、合わせて逆サイドから
上がってきていたニャブリが左足で合わせてゴール。
直後、ミュラーのクロスの際にVARによりレバンドフスキが
オフサイドかどぅか審議されましたが、オンサイドとなり
得点は認められました。これで2-0。

 


この試合のバイエルンは、(間接的にではありますが…)
前半からハマっていたのがCBアラバの起点となるパス。
比較的プレスのかからない最終ラインから
真っすぐだったり、ライン際から逆サイドへの対角線の
パスだったり…面白いように正確なパスが前線まで届き、
改めてアラバのポリバレントな才能を思い知らされます。

 


ドルトムントを圧倒するバイエルンは後半31分、
バイエルンは自陣ゴール前でFKを得ると、ノイアーが
ロングレンジのキックを蹴ると、ゴレツカが競り勝って
頭で流したボールをレバンドフスキが受けます。
ドルトムントDF2人に囲まれた状態だった為、
右から上がってきたフリーのミュラーへ一旦渡すと
ミュラーはワンタッチパスを裏へ抜け出た
レバンドフスキへ返します。
これをレバンドフスキがワントラップからの右足で押し込み、
3-0とバイエルンが試合を決定的な状況にします。

 


更には後半34分、ニャブリに代わって入った
コウチーニョが右サイドから内へ切れ込み、
一旦レバンドフスキへ預け相手DFをその場に留まらせると
レバンドフスキからワンタッチで返されたボールを
ノールックで左サイドでフリーのペリシッチ(コマンと交代)へ
パスを送ります。
ペリシッチがゴール前へ送ったクロスを防ぎに入った
フンメルスが触れたボールがそのままゴールネットを揺らし、
バイエルンが4-0とドルトムントを血祭りにします。

 


結果にも表れていますが、今までのチームと比べて
連動性のある守備について大きな改善を果たしたバイエルンが
ドルトムントをシャットアウトすることに成功しました。

 


戦績:6勝3分2敗
得点:30、失点:16
順位:3位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半17分:レバンドフスキ
後半3分:ニャブリ
後半31分:レバンドフスキ
後半35分:フンメルス(OG)

 

▼ドルトムント

 

ゴールなし

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ハビ・マルティネス、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:ゴレツカ(→チアゴ・アルカンタラ)、キミヒ
OMFニャブリ(→コウチーニョ)、ミュラー、コマン(→ペリシッチ)
FW:レバンドフスキ

 

監督:ハンジ・フリック(暫定監督)

 

○ドルトムント

 

GK:ビュルキ
DF:ハキミ、アカンジ、フンメルス、ニコ・シュルツ
CMF:ヴァイグル(→パコ・アルカセル)、ヴィツェル
OMF:サンチョ(→ゲレイロ)、ブラント、トルガン・アザール
FW:ゲッツェ(→ロイス)

 

監督:ルシアン・ファーヴル

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)