'19-'20 ドイツ/ブンデスリーガ第10節(フランクフルトvsバイエルン) | Day Dream Believer

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人の心に何かを伝えるというのはすばらしい事だと思います(V)o¥o(V)

 

Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


今節はコメルツバンク・アレーナにて
フランクフルト(SGE)との対戦。
立ち上がりに退場者を出し数的不利となった
バイエルンは、最終的に1-5でフランクフルトに
敗れてしまいましたダウン
※試合は現地時間で11/2(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ヤン・フィーテ・アルプ
■ニクラス・ズーレ(左ひざ前十字靭帯断裂)
■リュカ・エルナンデス(右足首の靭帯損傷)

 


さて試合の方ですが、
バイエルンがボールをキープしつつパスを
つないで攻め上がろうとしているのに対し、
ホームゲームとなるフランクフルトは
GKのノイアーにすら複数人で寄せに行く
積極的なプレッシングでバイエルンの
ビルドアップを阻もうとします。
そして自陣では5-3-2のブロックを敷いて
ピッチ中央を固め、バイエルンからボールを奪うと
素早くカウンターにつなげようとします。

 


そして前半8分、バイエルンのニャブリが左サイドで
フランクフルトDF陣の裏へ抜けてキミヒからの
パスを受け、ゴール前へ折り返すもコウチーニョが
トラップミスしてしまい、それを奪った
ヒンターエッガーが素早く前へボールを出し、
それをドストがパシエンシアへ流すと、
一気にバイエルン陣内PA前まで持ち上がります。
これを止めようとしたボアテングがパシエンシアを
PAライン上なのか微妙な場所で倒してしまい、
フランクフルトにPKが与えられます…
が、その後VARによって判定が変わり、
決定機阻止の為にファウルを犯したということで
ボアテングは一発レッドで退場となります。
ちなみにPKの判定も覆されFKに変わりました。
このFKは壁に当たって再びキッカーであった
パシエンシアの足元に戻り、パシエンシアが
再び放ったシュートはノイアーがストップします。

 


数的不利となってしまったバイエルンですが、
ここは中盤のキミヒを最終ライン(右SB)に下げ、
そして右SBだったパヴァールをCBに移し、
DFラインの整理し立て直しを図り、
守備時は4-4-1に陣形を変えて対応しますが、
いざ攻撃となると、数的不利が響くことや
フランクフルトの圧力の激しさに押され、
決定機を演出することが難しくなります。

 


そして前半25分、バイエルン陣内左サイドでの
混戦からフランクフルトがボールを奪って
そこからローデ、ドストを経由して右サイドを
どフリーで上がってきたダ・コスタにパスが渡ります。
これをダ・コスタがダイレクトで中央へ折り返すと
それに右足を合わせたのはソウ。しかし、アラバに
当たって弾かれるも、こぼれ球にコスティッチが
左足で合わせてゴール。
逆に数的優位のフランクフルトが先制します。

 


更に、押し気味に試合を進めるフランクフルトは
前半33分、自陣に敷いて4-4-1のブロックを敷く
バイエルンに対し、最終ラインからの縦パスが
中盤とDFラインとのギャップに入るとドスト→
パシエンシア→ローデ→パシエンシアとワンタッチパスを
つないでバイエルンの守備陣をかく乱すると、
その間に左サイドから上がってきたフリーのコスティッチに
渡します。コスティッチのシュート?クロス?は
キミヒが弾くも、右サイドに流れたボールをやはり
フリーで上がってきたソウが詰めてフランクフルトが追加点。

 


反撃に出たいバイエルンは前半36分、ペナルティアーク付近で
ニャブリがボールキープすると、右サイドから上がってきて
フランクフルトDFライン裏へ飛び出したキミヒへスルーパスを
送ると、受け取ったキミヒはシュートをゴールへ叩き込みますが
これはオフサイドとなりノーゴール。
しかし、それでも諦めないバイエルンは前半37分、
自陣でチアゴがチャージを受け倒れながらも左サイドの
デイヴィスへ渡し、相手陣内まで持ち上がったデイヴィスから
PA手前で待っていたレバンドフスキへパスが渡ると、
相手3人に囲まれながらもトラップでうまくかわし、
アブラハムからのチャージに崩れず密集地帯を抜け出すと
そのまま右足シュートを放ってゴールネットを揺らし、
1-2と同点の期待をさせる反撃に打って出ます。
これでレバンドフスキは開幕からの連続得点を10に伸ばします。

 


そんなこんなで前半は1-2とフランクフルトリードで終了。
後半へ続く…。

 


後半に入ると立ち上がりの後半4分、
バイエルン陣内ペナルティアーク手前でボールを奪うと
そこからボールを右サイドでフリーのダ・コスタに
渡します。ダ・コスタがバイエルンDFラインとノイアーの
間にボールが行くようなアーリークロスを上げると、
そこにファーサイドから飛び込んできたアブラハムが
押し込み、フランクフルトがバイエルンの流れを削ぐ
3点目を追加します。

 


悪い流れを断ち切ろうとバイエルンはコウチーニョに
代えてコマンを投入しますが流れは変わらず…
後半16分、フランクフルトが右サイドでCKを得ると、
コスティッチが蹴ったボールをニアサイド、フリーで
合わせたのはヒンターエッガーでした。
バイエルンはパヴァールが競り合いに行くも間に合わず…、
フランクフルトが1-4とします。

 


そしてこの日のトドメは後半40分、
レノウからのビルドアップでしたが、一旦右サイドへ渡し
それを再び中盤にいた鎌田へパスが送られると、
鎌田から左サイドのコスティッチへ。コスティッチには
既に2人ついていたものの、追い越しの動きを取った
エンディカがそのまま守備網を突破するとシルバへパス。
シルバがアラバのチャージをかわしてクロスを上げると
パシエンシアが合わせてフランクフルトがこの日
5点目となるダメ押し点を追加します。

 


バイエルンが取られに取られ、5失点で大敗を喫し、
この翌々日、バイエルンとニコ・コバチとの双方合意のもと、
監督解任が発表されました。
後任はACのハンジ・フリックとなります。

 


戦績:5勝3分2敗
得点:26、失点:16
順位:4位

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半37分:レバンドフスキ

 

▼フランクフルト

 

前半25分:コスティッチ
前半33分:ソウ
後半4分:アブラハム
後半16分:ヒンターエッガー
後半40分:パシエンシア

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:パヴァール、ボアテング、アラバ、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:キミヒ、チアゴ・アルカンタラ
OMFミュラー(ハビ・マルティネス)、コウチーニョ(→コマン)、ニャブリ(→ゴレツカ)
FW:レバンドフスキ

 

※前半9分、パシエンシアへのファウルによりボアテングがレッドカードで退場。

 

監督:ニコ・コバチ

 

○フランクフルト

 

GK:レノウ
DF:アブラハム、ヒンターエッガー、エンディカ
MF:ダ・コスタ、ソウ、ジェルソン・フェルナンデス(→アンドレ・シルヴァ)、ローデ(→ガチノビッチ)、コスティッチ
FW:ドスト(→鎌田)、ゴンサロ・パシエンシア

 

監督:アドルフ・ヒュッター

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)