'19-'20シーズン DFBポカール2回戦(ボーフムvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


DFBポカール2回戦は、
シュタディオン・デア・フロイントシャフトにて
VfLボーフム(BOC)と対戦し、相手に先制されながらも
結果的に2-1と逆転で勝って3回戦進出を決めましたアップ
※試合は現地時間で10/29(火)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ヤン・フィーテ・アルプ
■ニクラス・ズーレ(左ひざ前十字靭帯断裂)
■リュカ・エルナンデス(右足首の靭帯損傷)

 

 

さて、試合の方ですが、
ブンデスリーガ2部所属のボーフムだからといって、
今のバイエルンにとって決して楽な試合には
なりません。
というのも、バイエルンはいつものようにボールを
キープして、パス交換を繰り返しながら相手陣内へ
攻め入りシュートチャンスを伺いますが、
4-4-2で固めるボーフムの守備ブロックは、簡単に
フリースペースを与えてくれないからです。
特に中央は密集地帯である為、バイエルンは両サイド
からの崩しを試み、左のコマンが裏へ飛び出し、
パスを受けて内へ切れ込んでからのシュート、
それがダメなら今度は右サイドからキミヒがクロスを
送り、こぼれ球に反応したトリッソがシュートを
放つなど得点に近づいてる感はありますが、
シュートが枠外へそれることやGKのセーヴ等、
ネットを揺らすには至りません。

 


今更ですがバイエルンの今節のシステムは、
絶対的エースのレバンドフスキを温存している為、
形式上、FTはニャブリになっていますが
ニャブリの動きはゴール前に居座ることではなく、
味方のスペースメイクの為にサイドに流れたり
することで中盤のトリッソやゴレツカの追い越しを
促すようなプレーとなります。

 


押し気味に試合を進めていたバイエルンですが、
前半34分に相手にボールを奪われると、GKリーマンからの
ロングフィードから左サイドのブルームへのロングパス1本で
サイド深くまで抉られ、キミヒがマークに入るも
ゴール前へのクロスを上げられ、それをエンドライン外に
出そうしたのか、デイヴィスがチョコンと触れたボールは
なんとそのままゴールネットを揺らしてしまい、
バイエルンが痛恨のOGで0-1とボーフムに先制されます。

 


しかし前半43分、バイエルンに同点のチャンスが!
中盤でトリッソからゴレツカと、縦にパスがつながれ、
そこからニャブリの裏への飛び出しを受けて
ゴレツカからスルーパスが送られますが、
これはニャブリのオフサイドとなってしまいます。
※しかも、シュートも枠外でしたが…。

 


そんなこんなで前半はまさかの
バイエルンがビハインドを負って終了。
後半へ続く…。

 


後半に入りバイエルンはペリシッチに代えて
温存していたレバンドフスキを投入。
しかし、(前半からそぅだったと思いますが…)
バイエルンは最終ラインからのビルドアップの時、
既にアンカーのチアゴが3人に囲まれている状態で
彼を経由したつなぎをさせてもらえません。
また、リードしているボーフムは無理して前に
出てくることはなく、自陣内で守備ブロックを
形成している為、バイエルンは相手陣内の危険な
エリアまでボールを運ぶことすら許されません。

 


バイエルンは、次の手としてゴレツカに代えて
コウチーニョを、トリッソに代えてミュラーを入れ、
コウチーニョの個人技とミュラーのポジショニングで
相手守備陣を乱し、相手ゴールへのアプローチを試みます。
そこから徐々にではありますが、小手先ながらも
ニャブリとコマンのポジションチェンジ等で
ボーフム陣内のサイドを攻略し、決定的な場面までは
いきませんがレバンドフスキまで
ボールがつながるようになります。

 


また、後半35分には自陣ゴール前を飛び出した
ノイアーがクリアしたボールをボーフム陣内で拾われ、
無人のゴールへ超ロングシュートを放たれますが、
これはノイアーがジャンプ一発でナイスセーヴ!
ピンチを免れます。

 


そして後半38分、最終ラインのボアテングから、
下がってきたレバンドフスキへパスが渡ると、
右サイドでフリーのコマンへつながれます。
ここに大外からオーバーラップしてきたキミヒへ
パスが渡るとゴール前へセンタリング。
これにファーサイドで待っていたフリーのニャブリが
ダイレクトに右足で合わせゴールネットを揺らします。
1-1とバイエルンが遂に同点とします。

 


この同点で押せ押せになったバイエルンは後半44分、
ボーフム陣内左サイド、PA付近でボールを保持すると、
そこからコウチーニョが相手守備陣を揺さぶるクロスを
右サイドへ送ります。
これをフリーで待っていたコマンがダイレクトで
ゴール前へ折り返すと、ミュラーが相手DF2人と
競り合いながらもヒールで押し込み、2-1と土壇場で
バイエルンが試合をひっくり返します。
上手くゲームを支配できず、苦労したバイエルンが
最後には勝者としてピッチを去ることになりました。

 


サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

後半38分:ニャブリ
後半44分:ミュラー

 

▼ボーフム

 

前半35分:アルフォンソ・デイヴィス(OG)

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:キミヒ、パヴァール、ボアテング、アルフォンソ・デイヴィス
CMF:チアゴ・アルカンタラ
OMF:ペリシッチ(→レバンドフスキ)、トリッソ(→ミュラー)、ゴレツカ(→コウチーニョ)、コマン
FW:ニャブリ

 

監督:ニコ・コバチ

 

○ボーフム

 

GK:リーマン
DF:チェロッツィ、デカルリ、ベラ=コチャプ、ソアレス
CMF:ルジア、テッシェ
OMF:ツォラー(→オセイ=トゥトゥ)、イ・チョンヨン(→ヴィンツハイマー)、ブルーム
FW:ギャンブラ

 

監督:ロビン・ドゥット

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)