'19-'20 チャンピオンズリーグGS第3節(オリンピアコスvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


バイエルンが属するグループBの今節は
ギリシャのオリンピアコス(OLY)と
ゲオルギオス・カライスカキス・スタジアムにて対戦。
結果的にバイエルンが3-2で勝ってグループステージ
3連勝としていますアップ
※試合は現地時間で10/22(火)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■ヤン・フィーテ・アルプ
■ニクラス・ズーレ(左ひざ前十字靭帯断裂)

 


さて試合の方ですが、
序盤はオリンピアコスの激しいハイプレスに
ボールを奪われる場面があるも、一旦プレーが
切れてからは、いつものように落ち着いてボールを
回すようになるバイエルン。
基本4-3-3ながらも守備ブロックを敷く時は4-5-1と
陣形を変更するオリンピアコスに対し、
最前線でレバンドフスキが深さを作る動きを見せ、
他にコウチーニョが中盤とDFラインのギャップに
入ってボールを受ける動きを見せるも、
相手にスペースを空ける隙がありません。

 


また、両サイドを使って相手陣内深くへ侵入すること
まではできるものの、ゴール前をしっかり固めた
オリンピアコスに対してバイエルンはフリーな
スペースを確保することができず、決定的な
シュートを放つことは簡単にはいきません。

 


そして前半23分、バイエルンがオリンピアコス陣内
左サイドでボールを奪われると、
そこからオリンピアコスのカウンターが発動します。
オリンピアコスがバイエルン陣内へ侵入後、
左サイドのマスラスへサイドチェンジのパスが入ります。
大外からマスラスを追い越してパスを受けたツィミカスから
ゴール前へクロスが送られると、これをエル・アラビが
頭で押し込みます。ノイアーはこれを防ぎますが
ボールは既にゴールラインを割っており、
オリンピアコスが0-1と先制します。

 


先制を許したバイエルンですが、
前線の位置を変更を加えたのか、右ニャブリ、
左コウチーニョ、中ミュラーと初期配置から
各ポジションをシャッフルし、オリンピアコスの
守備をかく乱しようと試みます。
それが奏功したのか前半34分、右サイドのキミヒと
そのニャブリのパス交換から一旦後方のハビマルへ
ボールが戻し、ハビマルがゴール前へ縦の
浮き球パスを送るとレバンドフスキの落としを
ミュラーが右足でダイレクトシュートを放ちます。
これはGKジョゼ・サアに弾かれるものの、
こぼれ球に反応したレバンドフスキが押し込み、
バイエルンが1-1の同点とします。

 


オリンピアコスのアグレッシヴな守備に苦しみ、
挙句の果てには相手に先制を許してしまった
バイエルンですが、そこから何とか同点に追いつき、
前半は1-1の同点で終了します。後半へ続く…。

 


後半が始まるとバイエルンは、ハビマルに代えて
トリッソを投入し、おそらくチアゴと中盤の底で
並ぶ配置構成へと変更します。
しかし試合を優勢に進めるのはホームチームである
オリンピアコス。
ピッチの幅を有効に用い、ワンタッチで素早く、
レンジの広いパスを使ってダイナミックに
バイエルン陣内まで攻め入ってきます。

 


ただ、立ち上がりのオリンピアコスの猛攻を
凌いだバイエルンは、相手のCKを抑えると
一旦マイボールとし試合を落ち着かせようとします。
しかし後半9分、バイエルンにアクシデント。
自陣に入れられたボールを前に大きく蹴り出した
リュカが右足首を負傷してしまいます。
治療の為か、しばらくは10人で戦うバイエルンですが、
この5分後にボアテングが交代で出場します。
※この後、リュカは約2ヶ月の離脱と発表され、
 年内復帰は絶望的となります。

 


オリンピアコスほどの豪快さはないものの、
サイドチェンジやチアゴとコウチーニョのコンビ等で
ジワジワと堅実にオリンピアコス陣内へ侵入する
バイエルンは、一時はオリンピアコスにボールを
奪われるもセンターサークル付近でチアゴがフィルター
となって奪い返し、最終的に左サイドからのCKを得ます。
そして後半17分、コウチーニョが蹴ったCKをまず
トリッソが競り勝ち、それをミュラーが落としたところ
レバンドフスキがチョンと押し込み、バイエルンが
2-1と逆転します。

 


更に後半30分、バイエルンがオリンピアコス陣内
ペナルティアーク付近で奪われたボールを奪い返し、
左サイドのミュラーが内側から飛び出したアラバへパス。
アラバから中央のコウチーニョへ渡すと左足シュート。
これは詰めていたオリンピアコスDFに弾かれるものの、
後方でフリーだったトリッソが狙いすましたシュートを
放つとボールはゴール右上隅へ突き刺さり、
バイエルンが3-1とリードを広げます。

 


これで試合を締めたいバイエルンなんですが、
マスラスに代えてFTのゲレーロを投入し何としても
追いつきたいオリンピアコスに一矢を報われます。
後半34分、バイエルン陣内に攻め入ってきた
オリンピアコス。中盤フリーでボールを持っていた
ギレルミがロングレンジのシュートを放つと、
防ぎに入ったチアゴに当たったボールは軌道が変わり、
ノイアーの反応も間に合わずゴールに吸い込まれ、
これで3-2とオリンピアコスが詰め寄ってきます。

 


それでも、残りの時間と4分間あったA/Tでの
オリンピアコスの猛攻をしのぎ切ったバイエルンが
逃げ切りに成功しています。

 


戦績:3勝
得点:13、失点:4
順位:1位

 

 

サッカーゴール

 

▼バイエルン

 

前半34分:レバンドフスキ
後半17分:レバンドフスキ
後半30分:トリッソ

 

▼オリンピアコス

 

前半23分:エル・アラビ
後半34分:ギレルミ

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:キミヒ、パヴァール、リュカ・エルナンデス(→ボアテング)、アラバ
CMF:ハビ・マルティネス(→トリッソ)
OMF:ミュラー(→ペリシッチ)、コウチーニョ、チアゴ・アルカンタラ、ニャブリ
FW:レバンドフスキ

 

監督:ニコ・コバチ

 

○オリンピアコス

 

GK:ジョゼ・サア
DF:エラブデラウィ、ルーベン・セメード、メリア、ツィミカス
CMF:ギレルミ
OMF:ポデンセ、ブハラキス(→ロヴェラ)、カマラ(→ランジェロビッチ)、マスラス(→ゲレーロ)
FW:エル・アラビ

 

監督:ペドロ・マルティンス

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)