'19-'20シーズン DFLスーパーカップ(ドルトムントvsバイエルン) | Day Dream Believer

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Guten Tag!!!

 


我が親愛なる
バイエルン・ミュンヘン。

 


新シーズンの到来を告げるDFLスーペルカップは、
シグナル・イドゥナ・パークにて
ドルトムント(BVB)との対戦となりました。
結果的に0-2でバイエルンはドルトムントに敗れ、
あまり重要視されていませんが、シーズンの最初の
タイトルを逃してしまいましたダウン
※試合は現地時間で8月3日(土)に開催されました。

 


バイエルンの欠場者は以下の通りです。

 

■リュカ・エルナンデス
■セルジュ・ニャブリ

 


さて、試合の方ですが、
負傷離脱者を除き、お互いに主力を揃えた一戦は
バイエルンのハイプレスをかわしたドルトムントが
いきなりバイエルンゴールへ襲い掛かります。
前半1分も経たない時間でしたが左サイドを
持ち上がったゲレイロからマイナスのクロスを受けた
ロイスが一瞬止まってシュートスペースを作ると
ダイレクトで左足シュート。
ここは好調なノイアーが弾き出しピンチを免れます。

 


更には前半14分、ドルトムント陣内でのバイエルンの
ミスパスをカットすると、裏へ抜けたアルカセルが、
ゴール前から飛び出してきて阻もうとしたノイアーの
動きを見ながら無人のゴールへ向けて放ったシュートは
右ポストの外側へ外れていきます。

 


前半20分にもBVBはゴールキックからバイエルンの
プレスを誘い込み、それを上手くかわして
カウンター気味に縦にロングパスを送ると、
受け取ったロイスが抜け出します。
これはキミヒがストップをかけたものの、
重ねて上がってきたゲレイロがシュートまでこぎ着けますが
またもノイアーがブロック。今度は足でセーヴします。

 


ここまではホームゲームとなるドルトムントが
押し気味に試合を進めます。
バイエルンはボールを持っても迅速に4-4-2の
ブロックを形成するドルトムントの守備を簡単には
崩せず、サイドからのアクセスを試みるしかありませんが、
左サイドのライン際でコマンがボールを持った際、
後方内側でサポートに回ると思われたアラバがドルトムントの
DF間のギャップを突いて裏へ抜け出すとコマンからの
パスを受け取ってクロスへとつなげます。
これは効果的なシュートまではいきませんでしたが
バイエルンもコンビネーションの充実ぶりを発揮します。

 


また、バイエルンは前線からの積極的なハイプレス…特にゴレツカが
ドルトムント陣内PA付近での守備からインターセプトに成功すると
ドルトムントの守備陣形が整う前にフリーのコマンが
シュートを放ちますが、これはGKヒッツがノイアーに負けじと
好セーヴを見せ、ここでも得点は生まれません。

 


バイエルンの攻撃は、左は仕掛けられるコマンが居座りながらも
右はニャブリが欠場していましたが、高い位置取りのキミヒと
味方に合わせて位置取るミュラーとトリッソを絡めたパス交換からの
崩しにより終盤はドルトムントに代わって試合のペースを
握ったバイエルンでしたが、前半は両チームスコアレスにて終了。
後半へ続く…。

 


後半に入って立ち上がりの3分、
バイエルンは中盤でチアゴがボールキープするも、ロイスから
プレッシャーを受けライン際に追いやられてしまい、
苦し紛れに後方へ返したパスをサンチョに奪われてしまいます。
インターセプトに成功したサンチョはそのままゴール前まで
持ち上がると、バイエルンの4人の選手が彼を抑えにかかります。
しかし、そこでゴール前でフリーとなっていたアルカセルが
サンチョからのパスをダイレクトに右足でゴール右へ押し込み、
0-1とドルトムントが先制します。

 


ここから拮抗していた試合は動きを見せ始めます。
同点に追いつきたいバイエルンは、右SBであるキミヒが中盤に
位置取りフィニッシュワークに参加、またゴレツカの
前への推進力がより一層押し出されます。
後半13分には、ゴール目で相手数人を引き付けた
レバンドフスキが右大外にいたキミヒへ渡し、キミヒから
ゴール前へクロスを送ると、今度は左サイドから
飛び出してきたコマンが相手と競りながらも強烈な
ジャンピングヘッドを叩き込みますが、これはヒッツに阻まれます。
更に後半21分にはその右SBであるキミヒが中央をドリブルで
持ち上がり、最終的にヒッツに阻まれシュートまで打てないものの
見せ場を演出します。

 


しかし、より前がかりとなったバイエルンに対してより
裏を取りやすくなったドルトムントが後半24分、
自陣PA付近でインターセプトすると、ゲレイロから右サイドの
サンチョへパスが出されると、サンチョがそのままゴール前へ
ドリブルで持ち込み、ノイアーの股を抜く技ありのシュートで
ドルトムントが追加点を奪い、0-2となってしまいます。

 


その後はスコアが動くことはなく、試合はドルトムントが勝って
DFLスーパーカップのタイトルをゲットして終了。
バイエルンは終盤、当事者達も周りも認識済みであろう、
コマが少ないことにより効果的な交代策が取れなかったことも
あるかと思います。
でも仮にこの試合に勝っててもシーズンには何等か影響する訳で、
その対策が打てるよう、今のバイエルンに足りないものを
補って欲しいように思います。

 


ゴール

 

▼バイエルン

 

ゴールなし

 

▼ドルトムント

 

後半3分:パコ・アルカセル
後半24分:サンチョ

 

■出場メンバー

 

◯バイエルン

 

GK:ノイアー
DF:キミヒ、ズーレ、ボアテング、アラバ(→レナト・サンチェス)
MF:ゴレツカ、チアゴ・アルカンタラ(→パヴァール)、トリッソ
FW:ミュラー(デイヴィス)、レバンドフスキ、コマン

 

監督:ニコ・コバチ

 

○ドルトムント

 

GK:ヒッツ
DF:ピスチェク(→ヴォルフ)、トプラク、アカンジ、シュルツ
CMF:ヴィツェル、ヴァイグル
OMF:サンチョ(→ラーセン)、ロイス、ゲレイロ(→ハキミ)
FW:パコ・アルカセル

 

監督:ルシアン・ファーヴル

 


では、Tschuess!!!(V)o\o(V)