日本一長い路線バス・八木新宮特急バスに乗り、日本一大きい村である、十津川村までやってまいりました。
後は、今日のお宿に向かうだけ( ´艸`)
十津川温泉に宿泊するのは、15~6年ぶりなのかな?
楽しみに本日のお宿に向かいます(*^^)v
行者民宿 十津川温泉 太陽の湯
今日はここでお世話になります。
バス停で言いますと、十津川温泉の次のバス停、蕨尾口が一番近いですが、十津川温泉バスセンターから歩いても10分くらいなので、問題ありません。
玄関に入りますと、ツキノワグマの剝製がお出迎え(;'∀')
とても愛想のいい女将さんがお出迎え下さり、受付を済ませてお部屋に案内くださいました。
GW中は満室のようで、私は眺望のないお部屋でしたが、雨露がしのげれば全く問題ありませんし、お部屋もきれいで、TVもなく、静かなお宿でしたね。
お風呂は3つありまして、2つが露天風呂、ひとつが内風呂で岩風呂になっています。
お風呂はそれぞれ、内側から鍵を閉めるシステムで、貸し切り状態になりますから、満足度は高いですね(^^)v
私も露天風呂に入りましたが、眺望もよくて、貸し切りで、本当に良かったですよ(∩´∀`)∩
これが夕食です。
メインはボタン鍋で、締めにうどん。アマゴのフライ、鹿のカツ、お刺身、山菜、さんま寿司、めはり寿司に酢の物、ミカン。「ご飯ものが足りないでしょう?」とお櫃に白ご飯。
このボタン鍋がとってもおいしかったです!最高でした!
おなかも満足!明日の玉置神社参拝を楽しみに、床に就きました。
令和6年5月5日(日)
朝5時に起床しまして、目覚ましも兼ねまして、お宿の周囲をお散歩。
朝7時から朝食をいただきました。
シンプルですが、とってもおいしくいただきました。
これで9500円( ゚Д゚)お安い!
満足度MAX!であります!
朝は雲がすごかったのですが、徐々に開けてきました。
いいお参りになりそうだ(*^^)v
お世話になりました(人''▽`)
とっても気に入りました。これから定宿にさせていただきたいと思います。女将さん以下、スタッフの皆さんも親切ですし、他のお宿よりもお安いし、露天風呂貸し切りが凄いですね。
玉置神社へは、十津川村村営バスにて向かいます。完全予約制で、当日申し込みは不可。
で、ここで奇跡があったんですよ(;^_^A
バスセンター近くのコミュニケーションストア「ふくおか」さんでコーヒーを飲んでバスを待っていますと、うら若き女性から声をかけられました。
「お正月に新宮でお会いしたのですが、覚えていらっしゃいますか?」
日記にも書いていますが、大変お美しい女性に神倉神社前バス停で声を掛けられ、神倉神社の案内をし、熊野本宮へのバスもご一緒し、途中で下車されたのですが、翌日、熊野那智大社でもお会いした女性なのです。これだけなのですが、この行衣を着た変なオヤジに声をかけてくださった事と、美しい方だったので覚えていたのです。
お名前はNさんとさせていただきますが、フランス人の男性とご一緒されておられまして、偶然にも玉置神社へ村営バスにてお参りされるそうなのです。
十津川村で再会するとは思いもしませんでした。バスの時間までお話をさせていただきまして、08:44発のバスで玉置神社へ向かいました。
玉置神社
旧郷社。大峯奥駈道第十靡(玉置山)。
私のHN「玉置の森」の由来の神社でございます(*^^)v
2018年以来、6年ぶりのお詣りでございます。
昔の方が良かった、等という野暮な事は言いますまい。
駐車場は満車状態。とっても多くの皆さんに玉置神社を知っていただけた事は素晴らしいことであります。知る人ぞ知る存在よりは良いかもしれませんけども、一抹の寂しさもあるのは事実であります。
この日はいいお天気なので、参道も明るい参道ですね。
しかし、玉置神社独特の雰囲気も残っています。
参道もすっかり整備されています、良いことです。
まずは山の神にお参りし、玉置神社へのお詣りの許可をいただき、お取次ぎ願います。
お手水の龍さんもお元気そうで何よりです。
6年ぶりですか。
戻ってくることができました。本当に感慨深い。奥駈ではありませんが、こうしてお詣りが叶ったことは嬉しい限りです。
十津川でお会いした方や、お宿の女将さんも「玉置の神様に呼ばれたんやね!」と呼ばれた、とよく仰います。私はそういう考え方は好きじゃないのですが、天河さん以上にお詣りし辛いお宮ではありますから、そう言いたくなるのも理解はします。
しかし、HNにするくらい大好きなお宮さんなので、今日の参拝は嬉しいですね。
まずはお詣り、の前に、御祈祷を申し込みます。
何故か?と申しますと、今回の参拝ですか
滞在時間が少ない!
のですよ。バスは09:24に玉置神社に到着し、出発が11:10と1時間40分程度しかないのです。えっ?充分じゃん?
とんでもない!
私は3時間は最低でも欲しい!でないと玉置神社を十分堪能することなんてできません!バスの運転手さんや神職さんから「バスなら直ぐに御祈禱の受付をしてください」って言われました。GWで参拝者が多い上、御祈祷の申し込みも多く、現在は神楽殿で御祈祷を斎行している関係上、1度にできる人数が限られているんだそうです。
神楽殿に向かい、御祈祷の申し込みをいたしました。
今回、14年ぶりに御祈祷を申し込みました。御祈祷内容は
邪気退散
でお願い申し上げました。玉置神社は悪魔祓い、邪気祓いで有名であります。最近、まぁ、仕事上で色んな事が重なり、精神的にちょっとお疲れ気味(-_-;)
熊野なる玉置の宮の弓神楽 弦音すれば悪魔退く
と、悪魔退散が御神徳でもあり、男性が扮する巫女神楽も例大祭で受けたこともあります。
久々に玉置神社の御祈祷を受けましたが、太鼓を叩きながらの大祓詞奏上が無くなっており、極々普通の御祈祷内容となっていました。
まぁ、神職さんや宮司さんが変われば、御祈祷内容も変わるのは致し方がない面はありますが、少し寂しい気持ちが拭えないのも事実です。でも、今回の神職さんは、とっても丁寧な御祈祷を執り行ってくださいましたので、不満はありませんよ。玉串奉奠もありましたしね。
御札を持って、本殿より先に向かう聖域へまいりましょう!
玉石社
修験者は本殿より先に勤行を行い、また地元の皆さんも「玉置神社の元」と認める聖域であります。
私もお札を置いて、仏式にて錫杖を振りながら勤行させていただきました。
とっても気持ちの良い、一陣の風が吹き抜け、私の大好きな玉置神社の雰囲気が蘇ってきました。初めて訪れた時の感動が少し蘇ってきました。あの時も今日のような晴天でした。
玉置神社の滞在時間は短いですが、他を削ってでも、玉石社のお勤めはしっかりと行わなければなりません。
お勤めを終えますと、後ろで他の参拝者さんが待っていてくださっていました。ご迷惑をかけたと同時に待っていてくださった事に対する感謝の気持ちが浮かんでまいりました。
その中にNさんとフランス人の男性もいらっしゃいました。
Nさんは既にお詣りしていたそうなのですが、私が玉石社に向かうのを見て、お経をお上げすると思い、またお見えになったそうです。
Nさんに玉石社の説明をさせていただきましたが、Nさんは英語が堪能で、フランス人の男性に通訳して説明されていました。
霊石三ツ石神祠。三石社。
御祭神は、磐裂神、石折根神、軻遇突智神。
こちらでもお勤め申し上げました。ここも大好きな聖跡であります。
しかし、惜しむらくは時間が無い事( ;∀;)
日記は続きます。