令和5年11月12日(日)
この日は、朝から小雨が降っていましたが、私は清荒神さんへ月参りする日なので、荒神さんが何とか雨を止めてくださるだろう、と思って出掛けますと、流石荒神さん!(^^)v
雨は止みまして、無事に月参りすることができました。
毎月ご紹介しておりますが、改めまして清荒神さんをご紹介してまいりたいと思います。
阪急宝塚線清荒神駅は、大阪梅田駅から約31分で到着。運賃は290円になります。
駅から緩やかな坂を約1キロ登ってまいります。
まずはこの参道鳥居さん。「日本第一清荒神」と扁額にあります。元々は踏切のところにあったそうですが、戦後に移設された模様。
地元ボランティアの方々が清掃活動をされておられました。
清荒神さんまでは、清荒神参道商店街を歩いてまいります。
早朝なので開いているお店は少な目でした(;'∀')
飲食店のみならず、神具店や占いのお店、雑貨屋さんもあり、楽しみながら登ることができますよ。
私のブロ友さんのお店もございます(^^)v
大燈篭。
大正11年4月に建立、奉納され、高さ約8mで宝珠が三宝荒神様の紋章の形に作られており「三宝荒神様の大燈篭」と言われています。
この大燈篭は、平成7年の阪神淡路大震災で一部損壊、修復された際に、左側の燈篭に三宝荒神様の紋章(火炎宝珠)のような影が現れ「三宝荒神様の奇蹟」と言われているそうです。
確かに火炎宝珠のような影が確認できますでしょ?
祓禊橋
明治44年に設置。橋ができるまでは、参拝の為に荒神川まで降り身体を清め、清荒神さんにお参りしていたそうですよ(;'∀')
そして、ここが現世と神聖なる場所との境界とされています。
坂を登り切りますと、正面に屋台、左手に駐車場が見えてきます。
お車の場合、国道176号線の宝塚歌劇場前交差点を北へ約2キロで到着。約380台の無料駐車場があります。
また、宝塚駅から清荒神行バスが日祝日限定で運行されています。230円で、1時間に1本程度あります(4月1日~9月30日は運休)。
山門まで屋台が並びます。
明石焼き、堅焼、漬物屋さん、神具店などバラエティに富んでいます( ´艸`)
蓬莱山 清荒神清澄寺
真言三宝宗大本山。
寛平8(896)年、宇多天皇の勅願寺として創建。当初は、現在の場所より東西の方角、売布きよしガ丘付近にあり(旧清、として史跡あり)七堂七十二坊という大規模な伽藍であったそうです。
その後、幾度となく兵火などにより焼失、再建を繰り替えしましたが、荒神社は何れも火災の難から逃れたそうで、江戸初期から中期ごろに現在の地に移ったそうです。
昭和22(1947)年「三宝三福」の教理に基づき、真言三宝宗が開かれまして、総本山となりました。
私は、清荒神さんに月参りしていますが、弁護士で元大阪市助役を務めた、大平光代さんがヤ〇ザの妻~離婚~ホステスの道から脱却し、再起を誓い、17年間毎日参拝した事で有名ですね。
著書「だから あなたも生きぬいて」は素晴らしい本ですよ。
天堂。
三宝荒神尊王、大聖歓喜天、十一面観世音菩薩、寶生如来、隨求明王を祀る。
お線香と蠟燭をお上げし、「大勝金剛荒神尊王勤行式」に則りお勤め申し上げています。
仏説大荒神施輿福徳圓満陀羅尼経です。
浴油堂。
三宝荒神・歓喜天尊の合行如法浴油供が、法主により華水供一座、浴油供二座の計三座行われています。不在の日も、自ら、その間のお勤めを前日または数日前から行う「拝み越し」を修しているそうです。
清荒神さんの御祈祷は、参座することはできません。宝山寺の場合は、24時間開いていますから、深夜に天堂にて参座することは可能ですけれどもね。
護法堂。
大勝金剛転輪王(如来荒神)、歓喜童子、弁財天を祀ります。
荒神影向の榊
三宝荒神さんが影向した榊で、その話に感銘を受けた宇多天皇により「日本第一清荒神」の称号を下賜されました。
榊の下には、お賽銭が入っており、そこに供えられたお賽銭をいただいて帰り、次回参詣されたとき、そのお賽銭を倍にしてお返しするという風習があります。
いただいたお賽銭を紙に包んで財布に入れておくと小遣銭に不自由しない、貯金して種銭にすると良いそうですし、また次に参詣されるまでそれを「御守」として持っていると吉事がある、と言われています。
手前から眼神祠、龍王堂(善女龍王を祀る)、経蔵。
続きます。