4年ぶりの那智の滝神秘ウォークは感動まみれ(;´∀`)~後編 | 玉置の森のブログ

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修験道のお山を中心に登拝しています(^ー^)

雨脚は強くなり、雷鳴⚡⚡⚡が響く中、那智山内に参入してまいります。

 

TさんもKさんも、年齢は重ねていらっしゃいますが、元々、山ガール、アルピニストでもありますが、ご職業柄(お二人とも看護師)、コロナですっかり山には登らなくなり、とても不安になっていらっしゃいました。

 

Ricoさんは、いつも元気印( ´艸`)

 

愛宕山や稲荷山で拝見して、大丈夫だと思いましたが、やはり、こんな悪天候、雷が鳴る中で登拝はあまり経験がない様子。那智勝浦町は午前9時34分に、雷注意報が発令されたそうです。

 

雷はそんなに近くはなさそうでしたので、ガイドさんも大丈夫だろうと、登拝しましたが、本来は止めてもいい条件でした。

 

路面状況はもちろんスリッピー。特に登り切ってからのロープ箇所の下りは細心の注意を払い、下っていきました。安全に、確実に。

 

いよいよ、川を渡渉する段になり、ガイドさんは足を置く場所の指示、私は川に入って、皆さんが安全に渡れるようにサポートに徹しました。場所によっては、膝まで川に浸かりましたが、那智の聖なる川の水ですし、4月でもあって、そこまで冷たくもなく、助かりました。

 

渡渉は4か所の予定でしたが、水が結構増水していまして、それ以上になりました。皆さん、服が汚れるとか、そんな事に気を回す事も忘れ、必死に渡渉、私も何度も水に浸かりました。

写真をどうしても、縦に直せないので、これで我慢してくださいませ(;´∀`)

 

二の滝。木葉返しの滝、如意輪の滝、と呼ばれています。ここで、私がお勤め。般若心経と如意輪観音ご真言(頭が真っ白で、ご真言出てこなかった💦)をお唱え申し上げました。

三の滝。馬頭観音の滝。

 

ここでもお勤め。般若心経と馬頭観音ご真言、役行者と熊野大権現の御宝号を奏上しました。

 

ここで、奇跡?が起こりました。

 

雨が止みました、完全に(*^^)v

 

「神仏が、三の滝に着きましたよ、これで修行は終了ですよ!って意味かいな?」と言うと、明るい日差しがグッドタイミングで差し込む、という奇瑞がありました。

 

もうですね、怖いくらいなんですわ、ホンマに(;'∀')

 

それまでの雷雨が嘘のように、晴れ間まで見えてきましたからね。

 

帰りも細心の注意を払いながら下山。途中に秘密の展望スポットや那智千年杉を拝して、下山。いよいよ最後の一の滝である、那智御瀧へ!

実は、午後3時から、別宮飛瀧神社にて、神秘ウォークとは別に、御瀧本祈願所特別祈禱を予約していたのです。

 

これは、御瀧本祈願所にて、神道護摩にてご祈祷を執り行っていただくもので、予約時間を過ぎていたので、慌てて、バタバタしましたが、受付を行い、皆さんに護摩木を書いていただき、参列していただきました。

 

祈願所は、中央が開き、御簾がかかって、そこから那智御瀧が拝せ、大己貴命として祀られ(個人的に那智御瀧は女神と思っております)、右に役行者像、左に不動明王像が祀られ、その中でご祈祷が行われます。

 

参列者全員で大祓詞を奏上し、その中で火炉に火が灯され、わたし達の護摩木が焚かれ、祝詞奏上、金幣拝戴、玉串奉奠が行われました。

 

これで、神秘ウォークも、しっかりと締めることができましたね(*^^)v

 

ここで、Ricoさんと別れ、TさんとKさんには、お車で紀伊勝浦駅まで送っていただき、お別れ。私は那智勝浦観光機構さんに立ち寄って、神秘ウォークのお礼を申し上げました(那智勝浦町カレンダーをもらっちゃいました💦)

 

特急くろしおにて、新しくなった大阪駅地下ホームへ

(;'∀')

 

今回参加くださいました、Tさん、Kさん、Ricoさんには、感謝申し上げます。ありがとうございました。熊野権現、飛瀧権現、役行者さん、林実利師がお呼びになられた特別な皆さんです。そして皆さんすべてが、観光気分ではなく、信仰をメインに、祈りをメインに登拝されておられましたことは、本当にうれしい限りで、丹生川上神社上社さんからお連れした黒龍さんの、お喜びの雷だったのかも?( ̄▽ ̄;)

 

神秘ウォークで訪れる那智の神域、聖域は、本当に神秘的であり、幻想的であり、圧倒的な聖域であります。

 

皆さんも、是非とも、観光気分、登山の延長として訪れるのではなく、神仏に祈りをささげる気持ちで訪れてみてください。

 

来年も、私は参加すると決めましたから、皆さんを9ご案内させていただきたいと思います。

 

最後に、ガイドの東様にお礼申し上げたいと思います、最後の最後でバタバタしましたが、無事に下山できましたのも東様のおかげであります。

 

ありがとうございました。