大峰奥駈道・鍋冠行者堂へ | 玉置の森のブログ

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修験道のお山を中心に登拝しています(^ー^)

急坂を登り切り、これから五番関へ向かいます。

正直なところ、右足首と左の踵の状態が思わしくない(^_^;)思うようなスピードで歩けないのがもどかしいですけど、一歩づつ歩き続けます。
四寸岩山から下りますと、足摺宿に到着します。その手前に三輪山の奥津磐座を思わせるような磐座があります。

手前に宝筐印塔は良いとしても、磐座の上に山伏の石像が安置されていまして、それは不要かな?と(^_^;)
足摺宿の護摩堂内部。蔵王権現が祀られています。

内部には腰を掛ける長椅子💺もありますが、荒天時以外は中では食事や宿泊は控えましょうね(⌒‐⌒)
川上村に突入!

今年、まだ丹生川上神社上社へお詣りできてない(;゜∀゜)ここから遥拝(^o^;)
山桜が散り、桜吹雪の中歩けた区間もありました。粋な演出に感謝します(^∀^)
69靡 二蔵宿
10:48到着。吉野~五番関間では唯一の泊まれる避難小屋です。中も綺麗ですし、水場も近い、毛布もあります。
左の役行者さんを祀る祠で勤行。

少し休憩してから、私は写真では直進、大天井ヶ岳の巻き道・在来道を進みます。

五番関へは、大天井ヶ岳経由で約2時間前後、在来道ですと、約1時間10~20分です。

一長一短がありまして、大天井ヶ岳方面は急坂の登り下りで体力戦です。在来道は、時間は早く、急坂はほぼ無いですが、五ヶ所ほど山抜け、所謂、斜面崩落(補修していますけど)を通過、急斜面のトラバース道なので、雨天時には危険が伴います。

11:00出発。
以前歩いた時にはガタガタでボロボロだった橋が新しくなってました。ありがとうございます(⌒‐⌒)
崩落した斜面には橋が掛けられています。
このように崩落箇所を通過していきます。
この在来道には2ヶ所ほど水場があります。冷たくておいしい水でしたよ(^∀^)
実はこの巨石に出会いたかったのもあります。

写真では全く伝わりませんが、横20m、縦10数mはあろうか、と思われる巨石です。前回利用した時に、とてもインパクトがありまして、また手を合わせたかったんです。写真の下に道があるのですが、そちらで勤行。

勝手に在来道の守護神と思っています(^_^;)
まだまだ山抜け箇所を通過します。雨天時は利用しない方が良いと思いますよ。
いよいよ女人結界門に(゜ロ゜)
五番関
に到着しました。12:15到着。

ここで昼食の為、勤行のあとに大休止。

ここで本山修験宗・聖護院門跡に所属すると言う山伏さんが、普通の登山者のスタイルで登場しました。

とても変わった?方で、ちょっと書けませんけど(^_^;)とても楽しい会話でしたよ(^∀^)

12:50出発しました。
倒木の下を通ります。これは以前からありました。
鍋冠(なべかつぎ)行者堂
に到着しました。

役行者さんがこの付近に来た時、口から火を吹く大蛇🔥🐍に襲われ、食事調理用に持っていた(?)鍋を頭から被り、呪術により退治したそう(^o^;)

行者さん、何を調理して食べるのかいな?

祠の中には鍋を頭から被った行者像が祀られているそうですよ(^∀^)

さぁ、これからが大峰らしくなりますよ。

続く。