実録「執着を手放す」の巻 | おかんのちゃぶ台☆しゃべりと歌でココロにアプローチする主婦 ・ ババーランド(仮)代表

おかんのちゃぶ台☆しゃべりと歌でココロにアプローチする主婦 ・ ババーランド(仮)代表

あなたに、伝えたい。
ちゃぶ台で紡ぎ出されるコトバたち。
1968年生まれの、女 兼 妻 兼 母 兼 主婦
心理学・セラピー・カウンセリングあたりを得意技に
オールマイティに暮らしています。
そんな"おかん"の日々の雑記。すべては、愛ですよ、愛。

3月6日日曜日

ここのところ、毎週毎週、ほんとにエキサイティングな週後半を過ごしておりまして。
今週も、やはり、ありました。


職を転々としておりますと、こう、
かつてお世話になりましたボスも数名おいででしてですね。
お話する機会もあるわけですよ。


今回も、かつてのボスに、お時間いただきましてですね、ちょいと、他で耳にしたことを確認に行ったわけなんですが。

その件については、あっさり確認が取れ、まあ、しばらくぶりにお会いするんで、って四方山話ですわね。

お付き合いくださりながらも、
「相変わらず、よーー喋るんで、安心したわ(笑)」
と言われる始末なんですがorz

ふとした話題に、
「私、遺恨が残ってるんです…」
てボヤいたら、以下の流れ…
「それは、徹底的にやらにゃいかんだろう。いつまでも残るよ、そりゃ」
「うー。そうなんですー、ほんとはそこでやらにゃいかんかったのに、私、嫌になっちゃったんです」
「それなのに、ここで言ってても、ほんの2%もスッキリするか?」
「きっと、そんなもんですー」
「おかんて、そんなんだっけ?」
「いや、きっと、いつもなら、『あんな奴は知らん構わん』て言う気がする…」
「そうそう、もっとさっぱりしてたと思うで?」
「うーん。なんでだー?」
「そんなおかんは、カッコ悪いで?」
ええっ!?
その視点はなかった!
私、カッコ悪いのかー!!
うわー、すごいショック…。

そのときは、これ以上の時間もなくて、まあ、なんとなーく、話はおさまったのですが…。

帰って、夫セイに話せば
「うん、おかんらしくないよ、とオレも思う」
仕事で会うた現ボスにも
「それを言えば、いつもとは違うわな」

がーん、がーん。

あかんやん、私。

自分の何を見てたんだろう……

……

ん?
自分の?何を?

…あっ。

自分の何も見てないわ!!



がーん、がーん、がーん!


でも、私、ちゃんと
「嫌になっちゃったんです」
て言うてるやん。
なのになんで、遺恨になったんやろ?

…て、何が嫌になっちゃったのかな?

敵と徹底的にやり合ったとして、
私の方の疑問が解けたとしても、
自分が思う以上に、自分が悪く言われると思うと嫌だ。
と思ってる自分はダメじゃないのか?
やり合うのを辞めたくせに、
そんなこと、思ってちゃダメなんじゃないのか?
だから、
「悪く言われたら嫌だ」なんて言っちゃいけないんじゃないの?

て、グルグル回る。


私か!

ダメなのは、私じゃん!


敵を許すとか、そんなん以前に、私だった。

いいんだって。
自分で思うくらいは。
「腹立つだもん」て。
「あんなヤツに、これ以上悪く言われたら、傷つくだもん」て。
「これ以上傷つきたくないんだもん」て。
「こないだやり合った、あれだけで、すごい傷ついただもん」て。
「それなのに、何も無かったかのように振る舞う相手が気に食わんかっただもん」て。

「…つらかっただもん。だれも気づいてくれなくて慰めてもくれないだもん」…だれも、じゃないね、私だよね。




だから、物わかりいい振りしてたら、わからなくなっちゃって、自分の気持ちの問題まで、相手のせいにしちゃってた。

そりゃ、その事件の核心は、追求しないことで、解決されずに残ることになるのだけど。

実は、それもまた、相手の問題であって、こちらに引き受ける必要がない、と気付けなかった。

遺恨になんてする必要も、全くなかったのだ。

何に気をつかってたんだろう??




あーあー。なーんだ。
気付いてみたら、
また、つまらない「執着」かー。

だから、カッコ悪かったんだよー。


もう、ガッカリ。


みんなにエラソーに言ってたアタシは何だったのか?

すみません。

全方位土下座で。
五体投地で。

申開きの余地もないです。




ええ、
ほんとに、びっくりしました。



そうやって、気付いて、
口に出したら、
全く、気にならなくなった。
ウソのようだ。

ま、どこかで生きてるんだろうけど、別にいんじゃね?
「友だちリスト」から外れてりゃ、見ないで済むし。
第一、もう、友だちじゃないんだし。


天下の大勢に影響なし!




ただ、最後に現ボスは言った。
「おかんはそう言うけど、それだけのことを、されたんだよ。それは、自分が知ってる限りのおかんでは、よほどのことだよ」

目からウロコ。
涙より先に、ウロコ。

そんなふうに、自分に対して、そんなに優しく考えたことなかった!

「ほんと、ボス、優しいよねぇ…!」

「当たり前だ、知らんかったか!!」

……ちっ。褒め損か(笑)









素敵な毎日を。

愛をこめて。

おかん。