佐渡ロングライド(1/2) | オカポンのブログ

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岡本 誠 OKAMOTO Makoto

2024年5月19日(日)、サイクリングイベントの佐渡ロングライドに参加しました。初めての参加ですが210kmを無事に完走。所要時間は11時間31分でした。※制限時間は約12時間。
大会ページ 佐渡ロングライド  

 

全体まとめ、大会前日 (大会当日、大会翌日


■参加者数 1,721人 完走約1,600人
■コース  大会サイトコース紹介
■走行結果ルート Google Map

■エイドステーション(AS) 全7ヶ所。
相川AS、入崎(にゅうざき)SS、鷲崎AS、両津AS、多田(おおだ)AS 水分と菓子を補給。両津ASではカレーライスを食べた。
小木AS、素浜(そばま)AS  スルー

■走行結果データ
CatEye STRADA SLIM (車輪計測)
210.29km 10h53m10s Av19.3km/h Mx57.4km/h
Polar Pacer (GPS計測)
208.97km 11h34m46m Av18.0km/h Mx57.5km/h up1425m down1420m 5:56-17:30

■区間速度(エイドステーション、区間距離、累計距離、区間時間、累計時間、区間速度、累計速度)
入崎SS 42km  42km  116分 116分  21.7km/h 21.7km/h
両津AS  61km 103km 190分 306分 19.3km/h 20.2km/h
多田AS 35km 138km 128分 434分 16.4km/h 19.1km/h
素浜AS 46km 184km 167分 601分 16.5km/h 18.4km/h
ゴール     26km 210km  91分  692分 17.1km/h 18.2km/h
■コンディションノート
天候:晴~曇、気温18.0~24.4度、風0.2~3.2m(概ね無風)
ウエア:半袖ジャージ、アームウォーマー、サイクルパンツ。ウインドブレーカーを背ポケットに入れたが使わなかった。
感想:暑くも寒くもない快適な気温。トンネル内は少し寒かった。
■走行感想
小木AS(エイドステーション)の先、約170km地点の江積(えっつみ)漁港からの激坂が本当にキツかった。斜度は10%~15%。ギアをインナー・ロー(F34R34)に入れて時速6kmで歩くように登るが、キツくて蛇行する場面もあった。それでもなんとか歩かずに完走できた。
足は攣らなかった。小木AS以降は尻が痛くなった。時々ペダルを止めて尻を上げたりずらしたりした。
トイレは、約130km地点の鴻ノ瀬鼻灯台で小を1回のみ。
後半、多数の自転車に追い越された。それも同じグループや同じ人に何度も。上りや平坦でかなりの速度差で抜かれた。下りは体重があるので自分の方が速かったりする。自分が追い越したのは登り坂で歩いていた数人だけ。
同じグループや同じ人に何度も追い越されるのは、自分の休憩時間が短く、トイレなどの停止がないためだろう。
これまでのサイクリングイベントで最長・最凶。去年初参加したホノルルセンチュリーライド(160km)は最後まで気持ちよく走れたが、佐渡は終盤が苦しく辛かった。170km走った後に、10%を越える激坂が3本もあるのは異常。これより辛かったサイクリングは、2007年に東京から糸魚川まで338kmを18時間38分かけて走った時ぐらいしかない。
過去の記録から、完走できるか半々の心境で臨んだが、苦しみながらも完走できたので、達成感はとても大きい。
■費用 66,066円
参加費 12,000円  システム利用料 636円
交通費 33,790円  
 新幹線 大宮~新潟 10,130円 新潟~東京 7,380円(トクだ値30) Suica 1,230円
 ジェットフォイル 新潟~両津 7,050円 両津~新潟 6,440円 手荷物運賃(往復) 1,040円
 バス 新潟駅~佐渡汽船(往復) 520円
宿泊費 19,640円 Airbnb

■メディア

新潟ニュースNST 佐渡全島が舞台の“佐渡ロングライド”に約2000人
UX新潟テレビ21公式チャンネル UXニュース5月19日OA

UX新潟テレビ21公式チャンネル 高低差130m!立ちはだかる「ゼット坂」 力尽きても

UX新潟テレビ21公式チャンネル 佐渡ロングライド~ナレーションなしの動画

■事前準備
・エントリ
2023年12月23日、スポーツエントリーにて「2024佐渡ロングライド210」の申し込み。2023年9月に完走したホノルルセンチュリーライドに続くサイクリングイベントとして、佐渡ロングライドを選んだ。
・宿
佐渡へは前泊・後泊しないと行けない。エントリーの同日に、Airbnbから大会会場の近く民泊を予約した。Bookin.comで最寄りの宿はなかった。
・新幹線
車で佐渡(フェリー)または新潟まで行くことも考えたが、費用がかかるので輪行。4月中旬にえきねっとで新幹線の事前受付を申し込む。トクだ値で帰りは30%割引で購入。行きは申し込み不成立となったが、第1希望だけでなく第2第3も申し込めば当たったのだろうか。仕組みがよく分からない。
・ジェットフォイル
5月17日にネットで予約する。QRコードがメールが返ってきたが、それで乗船できる訳ではない。窓口で搭乗券を発行する。
・車検証
5月上旬、佐渡ロングライドの最終案内が送られてきた。その中に自転車検査証という書類があり、形式的なチェックだと思っていたら、自転車専門店にて検車して結果を受付時に提出するとあった。
5月16日に自転車検査証の内容を気付き、グストGUSTOを購入した中野島の自転車POPへ行き検車してもらった。検査は無料。問題はなかった。

・脛毛を剃る
5月16日、ロードバイク乗りの嗜み(たしなみ)として、乾電池シェーバーで脛毛を剃る。
 

■大会前日、5月18日(土)
佐渡へ移動し、受付を行う。当日受付はない。
5:05 南多摩駅まではロードバイクで行く。

5:13 輪行袋は前輪だけ外すタイプ。超速FIVE。後輪も外すタイプは手間と時間がかかり、手が汚れたりディレーラーを傷つけたりする。

ディスクブレーキはパッドが閉じないようスペーサーを入れる。


かさばるヘルメットも入れる。


5:35 のろのろ作業しても20分で完了。


大宮駅まで南武線、武蔵野線、埼京線で行く。チケットは券売機で事前に発行済。


新幹線の行き先は様々。上越新幹線とき303号に乗る。


新幹線に乗り慣れていないので、車両の色だけでは上越新幹線かどうか分からない。


緑色は東北新幹線か。


7:27 上越新幹線が入ってきた。


東海道新幹線とは異なり「特大荷物スペースつき座席」はない。早いもの勝ち。バイクを立てて、立て掛けた。もし場所が空いてなかったらどうするのだろうか。他の車両まで移動させるのか。

新潟県は東北電力の管轄だが電車内は60hz。


駅弁「東北復興弁当」を食べる。

JR東日本とJR西日本の冊子があるのが上越新幹線らしい。


新幹線の路線を確認。


越後湯沢。マンションの先の山の上にリフトが見える。


湯沢高原ロープウェイ。なぜロープーウェイと発音するのだろう。


水田が広がる。新潟に来た感じ。


9:05 新潟駅に到着し、佐渡汽船(新潟港)行きの路線バスに乗る。輪行が何人もいるので間違いない。


9:33 佐渡汽船の乗り場。ジェットフォイルとフェリーがある。


自転車の手荷物券を購入。520円。クレジットカードが使える。


9:39 乗り場の食堂で早めの昼食。ジェットフォイルは11:30新潟~両津。


岩のりながもそば。840円。ながもは左の緑の海藻。正式名アカモク。


フェリーだと2960円で行ける。ジェットフォイルは7050円。


アクアをフェリーで運ぶと19,390円。あまり高くない。


輪行が多いので、搭乗口の先へ置くよう言われる。


輪行袋に荷札を付ける。これも輪行が多いため。


搭乗券と手荷物切符。


11:14 乗船。ジェットフォイルつばさ。


輪行が先に乗船。


船内で乗員に輪行袋を渡す。乗員がまとめて置いてくれる。


1階の客室。座席はすべて指定。


リュックは座席の前に置いた。


非常時の案内。


佐渡では4つの耐久スポーツイベントが毎年開催されている。


ジェットフォイルの速度は67km/h前後。1.5m浮上するそうだ。


NHK-BS、メジャーリーグ大谷の試合を放送。


佐渡ヶ島が見えた。山が切り立っている。


両津港。


12:39 下船。


隣にフェリーのときわ丸が停泊。


12:47 輪行袋は乗員が通路まで運んできてくれた。


両津港の前。港から大会会場まで移動するシャトルバス(3000円)があったが申し込まなかった。


ロードバイクを袋から出す。


こちらは10分ぐらいで作業は完了。


13:10 記念写真。


スマホを取り付け、宿の鍵を受け取る金井温泉を目指す。道程は12km。


13:20 両津港周辺の街並み。


13:26 ウェルシアとほっともっと。自宅のまわりと同じ。


国道350号。島内唯一の国道。


5%を越える上り。


先に山が見えて、あまり島らしくない。


国道を外れ金井温泉へ向かう。


13:59 金井温泉に到着。


ここで宿の場所を教わり、鍵を受け取る。温泉に無料で入れたが、宿から遠いので利用しなかった。


宿の住所はなく、簡単な地図のみ。大坪ビルの301号室。


敷地内の貯水池の蓮がきれいだった。


佐渡総合病院。


住所がわからないので、中堀亭(トンカツ)を目的地にGoogleMapに従って走ったが、どうも別の店を目指していたようだ。田んぼが広がる所に来てしまった。


14:34 目的地を修正して 進路変更。


佐渡博物館。町に戻った。


15:01 ずいぶん迷ったが、宿の大坪ビルに到着。ここまで23.06km走った。


大坪土建という会社の社員宅を民泊として提供しているようだ。

中は一人で泊るには広すぎ。


ロードバイクは3階まで担ぎ上げて室内に置いた。


台所、電子レンジ、冷蔵庫。


風呂、トイレもきれいだった。


4階屋上に行くと、太陽光パネルが敷き詰められていた。海が見える。


参加受付会場の河原田小学校へ歩いて行く。本町の交差点から先は商店街なのだが、車道で露天販売が行われていた。


商店街はシャッター通りとなっていて、寂れた感じが否めない。


商店街の先に諏訪神社がある。


参加受付を済ませたロードバイクを数多く見かけた。


15:30 参加受付会場。


参加受付。


スマホでQRコードにアクセスし、名前と生年月日を入力する。


ゼッケン引換証を見せてゼッケンを受け取る。


受け取ったら完了を押す。


拉致被害者救出の署名に参加する。中にいた方は、曽我ひとみさん。佐渡の出身で佐渡市の拉致被害者対策係に4月から勤務を始めた。


署名してバッジ(500円)を購入した。


イベントのステージ。スポンサーが書かれている。


ツール・ド・フランスでもおなじみのMAVICカー。MAVICはフランスの自転車部品メーカー。このイベントでは参加者のパンク修理などのサポートを行っていた。


日本海。


様々なメーカーが出店している。


日本製ロードバイクのYONEX。


会場には飲食屋台も参加している。これは台湾料理の慶幸屋(ちょうさちや)。


魯肉飯(ルーローハン700円)とパインビール(570円)を注文。


15:50 公園のベンチでいただく。


地元の桶を太鼓にした演奏。


16:50 最寄りのローソンへ行き、


明日の朝食と今日のおやつを買う。


佐渡簡易裁判所。


17:30 宿に戻りゼッケンなどを準備。


大坪ビルの別室はグループで宿泊しているようだ。


18:10 ロードバイクを積んだ車をよく見る。夕食で出かけるが、最寄りの食事処「いとう」は見つからなかった。


18:30 トマト&オニオンというファミレスに行く。関西中心に展開。関東には1軒しかなかった。


オニオン尽くしハンバーグをいただく。


宿に帰る。機器の充電が大変。20時過ぎには寝てしまう。

 

大会当日、大会翌日へ続く。