おてつたび、壱岐、全般 | オカポンのブログ

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岡本 誠 OKAMOTO Makoto

2023年8月2日から17日まで、おてつたびという仕組みを通じて、九州壱岐のホテル・壱岐ステラコート太安閣にてアルバイトをして、壱岐を観光しました。

ブログの構成は次の通りです。
おてつたび・壱岐ステラコート平安閣 アルバイトと生活
おてつたび・壱岐・第0~1日 前泊、移動 
おてつたび・壱岐・第2~4日 郷ノ浦港、島一周サイクリング

おてつたび・壱岐・第5日 一支国(いきこく)博物館
おてつたび・壱岐・第6~7日 岳ノ辻(たけのつじ)東、小島神社、はらほげ地蔵、ツインズビーチ、鬼の足跡
おてつたび・壱岐・第8~9日 塞神社、壱岐の蔵、イルカパーク、永田ダム、岳ノ辻西、オリーブ園

おてつたび・壱岐・第10日 市営フェリー、大島海水浴場
おてつたび・壱岐・第11~13日 黒崎砲台跡、猿岩、鬼の窟古墳、原の辻(はるのつじ)遺跡、松永安左エ門記念館
おてつたび・壱岐・第14~16日 フェリー、移動

■事前勉強
壱岐観光ナビに、多くの情報が掲載されていました。観光スポットだけでなく、交通手段からブログ記事まで盛りだくさん。検索機能もあります。記事の一覧のページがあると更に良いと思いました。

司馬遼太郎の街道をゆくの「壱岐・対馬の道」をKindleで読みました。歴史的な話が多いので、壱岐市立一支国博物館に行きたくなると思います。対馬と壱岐の人物比較も面白かった。また読み返すつもりです。

■壱岐の感想
・海が美しい
島をロードバイクで巡り、様々な海の景色を楽しみました。鬼の足跡などの岩場、遠浅でゴミ一つないビーチ、湯本の島が並ぶ景観、大島の珊瑚大橋から見た海の色の変化など、どれも素晴らしかった。大島海水浴場では魚の群れの中で泳ぎました。


・平地や農地が多い農業の島
深江田原平野(ふかえたばるへいや)を走った時は、これが島とは思えませんでした。田んぼが広がり、本州の米どころのように見えた。また、山間部には棚田、海岸に面した田んぼなど、農地が多い。牛乳も壱岐産を飲んでいました。
 

・ロードバイクの天国
大型トラックがほとんどなく車が少ない。舗装路面がきれい。10%以下の緩やかな勾配の道が多くゆるいカーブもある。ロードバイクが走るのに最高の環境です。ツール・ド・壱岐が毎年6月頃に開催されて人気なのも分かります。
 

・メディアが進んでいる
壱岐専用のテレビチャネルがあり、市議会や祭りの中継が放送されていました。また、壱州人辞典という無料パンフレットが芦辺港ターミナルにあり一部いただきました。壱岐で活躍する百人の紹介とインタビューが写真付きで載っていて、その充実ぶりに驚きました。
 

■観光ベスト3
どこも素晴らしいスポットですが、あえてベスト3を選んでみました。


・壱岐市立一支国博物館
壱岐は対馬と並び大陸との間に位置し、魏志倭人伝には一支国(いきこく)という重要な国として書かれています。この博物館では弥生時代の豊かな壱岐をジオラマと出土品で解説しています。3階のシアターでは古代を再現した動画を観た後、窓のシャッターが上がってリアルの原の辻遺跡を一望する演出があり感激しました。さらにスタッフの詳しい説明も良かった。

 

・大島海水浴場
壱岐の郷ノ浦港から市営フェリーで大島という離島に行きます。所要時間は1時間程。運賃は440円。大島港から大島海水浴場まで徒歩で10分。ビーチにはベンチとシャワーとトイレと水飲場がありますが、誰ひとりいません。堤防の周りの岩場には魚の群れが至るところに。フィジーや沖縄に匹敵する魚の多さでした。

 

・壱岐の蔵
壱岐は麦焼酎の発祥の地。壱岐の蔵酒造へ電話して蔵を見学しました。熟成の容器がシェリー樽、瓶、ステンレスの3種類があり味わいが違います。それらを試飲して、下戸の私でも違いがよく分かりました。

以上