介護区分変更が却下されて以降、私の脳内スイッチが切り替わった気がする。
「なんとしてもトメを施設に入れる」モードになったのだ。
これまでも、スイッチはオンになっていたけれど
電源ずーっと点けっぱなしってのは、案外、ズルズルなのである。
事実、私の待機電力は着々と消費されていたのに
状況はあまり変わらなかった。
でも、今は違う。
「徘徊(のおそれ)」と「排泄トラブル」がここまで来たら、
もう、自宅での一人暮らしなんて、絶対に無理。
それは私だけの意向ではなく、もはや家族・親族・介護スタッフの
総意であることは間違いない。
ということで、具体的に動き出したことの一つが
前々記事にも書いた「入所前の入院」だ。
過日、当初の受診予定を繰り上げて、大学病院の主治医と面談した。
(もちろんトメ抜き)
ケアマネからアドバイスをもらったことを伝え、
一旦入院させていただき、24時間の生活状況や病状の確認をしたのち、
施設に入所させたいと思っていることを伝えた。
当初、主治医は、「入院してから入所する」という流れをご存じなかったようで
入院させてくれというコチラの要望の意図が、わかってらっしゃらなかった。
おそらく、認知症専門医ではなく精神科医だからなのか?
いずれにしても、大学病院は総合病院でもあり、精神科で入院するとなると
いわゆる「隔離病棟」になってしまうし、場合によっては拘束もあるとのことで、
私自身もうーーーん。
ところが、その後、院内ソーシャルワーカー等に相談してくださったらしく
主治医から直接、電話連絡がきて
「大学病院への入院は難しいですが、○〇病院になら連携できますので
紹介状を書きます」
とのこと。きゃーー! やったーー!
でも、喜ぶのはまだ早い。
もし入院するとなった場合、待機日数はどれくらいなのか
病棟ベッドの空き状況(待機人数)はどうなのか?
先走りすぎかなと思いつつ、〇〇病院に電話したら、
「そういう状況であれば、最短で、来週か再来週くらいに入院も可能です」
まじか!
こちらがびっくりするくらい、スピーディーに話が進みそう。
主治医の先生ありがとう、〇〇病院よありがとう、である。
あとはケアマネに報告、もろもろ相談して、手続きを進めるだけだ。
早速ケアマネに連絡したら、あいにくのシフトで明日まで休み。
でもちょうどこの週末、月1回のケアプラン確認の打ち合わせで面談予定だったし
その時に、直接会って相談すればいいだろう。
なんにしても、入院先のメドが立ったことは本当に喜ばしい。
自分の通院で留守にしていた夫に、大喜びで報告。
「入院先、メドが立ったよ! これで施設入所が近づいたねえ~」
・・・あれ?
なんだか夫の反応が薄い。
一体どうした。
通院先でなにか良からぬことでも言われたのか、検査数値が悪かったのかと
心配したが、それとは関係なかった。
というか、その後の彼の言葉↓↓↓に私は唖然・・・。
「ねえ、なんで入院させるんだっけ?」
えっ??
その後、軽く夫婦喧嘩になったことは言うまでもない。
夫よ、しっかりしてくれ。
あなたの親でしょ!!!
・・・・・・・・・・・・・
イライラもやもやの回復に、ピッチピチのホヤ食べました。あとはアナゴの白焼き。
当然、日本酒もぐびぐび。