GPSで追跡 | ヨメトメ戦記

ヨメトメ戦記

2014年10月アルツと診断されて以降、ガンとして独居を貫いたシュートメと、トメ嫌いな鬼嫁の毒吐き記録。独居で約10年踏ん張ったが、2023年12月頃から急激に進行、ついに2024年6月、認知症専門病棟に医療保護入院となる(現在入院中)

今月からGPSを使い始めた。

契約したのは、コレ↓

 

サイズはキッズケータイほど。

大きくも小さくもなく、思ったより軽かったのはよかった。

非常時は真ん中のボタンを押して通話も可能なのだが、

誤操作が多そうなので、あえて通話機能は「無し」で契約。

目立たないよう小さい巾着袋に入れて、トメのカバンに括り付けた。

「これなに!?」と無理やり外されたりするのでは・・と心配したけど

今のところ大丈夫みたい。

 

もう一つの心配は、カバンを持たずに出かけることだったが

玄関ドアに貼り紙をした効果か、持って出てくれている。

貼り紙には

「防犯のため、出かける時は

①カバンをもって ②カギを閉めて それから出かけましょう」

と書いた。

心配性なトメには、「防犯のため」、この文言が効くのである。

 

装着翌日、さっそくトメの朝の行動を追跡してみた。

このところ、朝のデイお迎え時間前になると自宅から離れて

川むこうの土手を歩いていることがある、と報告を受けていたからだ。

8時頃、位置情報を取得すると「自宅」にいる。

8時30分も「自宅」、変化なし。

すると8時50分、動きがあった! 「自宅」から離れた場所にいる!

ここからは5分おきの「連続位置チェック」をオン。

次に示された位置情報は、案の定、川むこうの土手だった。

介護員さんに聞いていた通りだ!!

もうお迎えが来る時間なのに、なぜその時間にいなくなるの??

 

ハラハラしたが、直後の9時05分には、もう位置情報は「自宅」に戻っていた。

9時10分にはデイに向かう道中となり、9時20分無事施設に到着。

きっとお迎えに来た職員さんが、土手のトメをみつけて声をかけてくれたか

連れ戻してくれたかして、送迎車に乗れたんだろう。やれやれ。

 

聞いていた情報を、ほぼリアルタイムで、遠隔地からも確認できるのは

とても便利なGPSだけれど、精神上は決していいもんじゃないね。

浮気の証拠をつかむためにダンナをGPS追跡する奥様って、

こういうハラハラどきどきと、どう付き合ってるんだろう。

けっこうメンタル強くないと、かえって疲弊しそうだけれど・・。話が違うかw

 

我が家が契約した「ココセコム」は、位置情報のみわかればいいという

最もシンプルなタイプの契約なので、月々1200円(税込1320円)。

過去に持たせていたガラケーよりコストはかからない。

充電器は、介護施設に預けたけど、フル充電すれば300時間以上使えるので

充電の手間も思ったほどかからなそう。

とりあえず、徘徊対策はこれでなんとかなるかな。

 

あとは排泄問題。ああ、こっちは頭が痛いよ。。。