ヨメトメ戦記

ヨメトメ戦記

同居なんてまっぴら御免な鬼嫁と、それはコッチのセリフだよと吠えるシュートメ。一人暮らしの義母の異変に気づいてから現在までのアレコレを、ヨメが一方的につぶやきます。
※2014年10月アルツハイマー型認知症と診断
※2020年12月現在、要介護1キープ中

2.13の激しい地震は、マジで怖かった。

まだ収まらないのか、もう勘弁してくれと手を合わせるほど

揺れている時間が長くてしばらく震えが止まらなかった。

ライフラインこそ断たれなかったからよかったけれど

(よかった、なんて言えない被害の地域もありました。すみません)

これは10年目の戒めなのだ、きっと。

 

泥縄で、その日の晩に非常持ち出しリュックを再チェック。

コロナ対策が全くできてないことに気づいて

消毒関係グッズとマスクを追加。

食料も一部、賞味期限が切れていたし

ラジオの乾電池も切れていた。反省。

 

トメ宅には、地震後すぐ電話した。

なにせ、地震がなくても崩れそうなボロ家である。

これだけの揺れだと、相当ヤバイはず。

と思いきや、電話の向こうは「大丈夫だぁ」といつもの調子。

ほんとかいな??

とりあえず、停電も断水もなかったようでホッ。

 

で、地震から一週間後の週末、ようやくトメ宅へ。

ええ、一週間まるっと放置しましたが、それがなにか?(笑)

ぱっと見た感じでは特に被害はなさそうだったが

家の中に入ったら、それなりに大変だった。

 

家具などは、転倒防止のアレコレが効いたようで影響なし。

ただ、仏間の写真だとか、茶箪笥の中の人形だとか

飾っていたものたちが総じて倒れたり落っこちたりしている。

よくもまぁ、一週間ずっとそのまんまにしてましたな~と

呆れるほど、トメは何もしていなかった。

生活に直接関係のないものだから、と言ってしまえばそれまでだけど

義父の遺影も傾いたままとは、可哀そうなお義父さん。

メンドクサくて片付ける気にならない、ってのも

ニンチさんあるあるなんだろうね。

 

意外に被害が大きかったのが「内壁」である。

ヒビや亀裂、土壁やモルタルの剥がれが、あちこちに出来ていた。

ざっと数えただけでも大小20か所ほど。

いやはや、これは困った。

東日本大震災でも内壁はけっこう崩れてしまったので

耐震補強と内装リフォームをしたのだけれど、

キレイにクロスを貼り直したところが壊れていて、ガックリきた。

どうせ壊れるなら、別の場所にして欲しかったよ・・。

 

とりあえず、そのままでは壁がボロボロ崩れてくるので

ホームセンターで買ったシール式の壁紙シートで応急処置を試す。

当面はこれでなんとかなりそうな気もするが、

所詮は応急処置レベルだから、万全とはいいがたい。

また地震がきたら、壁の崩落エリアが拡大するのは必至だ。

 

さて、どうしよう。修理すべきか。

夫は、「どうしようかなあ」と無気力な返事。

もともとDIYは苦手、古新聞を紐でくくるのさえ下手くそな

実用生活能力検定万年不合格人間なのだ。

アテにはできないとわかっちゃいるけど、せめて意見は言えよ!

アンタの親の家でしょうが! と吠えたくなる。吠えないけど。

 

正直、鬼嫁としてはトメの家には興味も愛着もないので

修理しようが放置しようがどっちでもいいのだ。

夫もその点は同じで、トメがいなくなれば実家は処分と決めている。

反してトメは、自分の家が大好きだし一番大事。

そうアピールする割には行動が伴ってなくて

修理修繕どころかお手入れするのもノーサンキュー。

お化け屋敷みたいな破れ放題のカーテンも買い替え拒否だし、

床や壁はガムテープだらけ。みっともない。

これでどこが「大事な家」だっていうのかね?

アン・ルイスじゃないけど、あぁ矛盾。

 

考えてみたら、もともとガタがきてる家だし。

修理修繕しようと思えば対象箇所はいーーーっぱいある。

人間と同じ、長年使ってるから古くてガタガタだ。

古民家と呼べるほど良質の家でもないから、修理意欲も沸かない。

むしろ、家に住めなくなるくらいの不具合が出たら

トメをショートステイ体験させる絶好のチャンス、という企みの方が膨らむ。

あぁいっそ、そうなればいいのに。


ちなみに、屋根も気になっている。

10年前は、屋根瓦が崩れたため雨漏りしてしまった。

多少なりとも以前よりは頑丈にしておいたはずだが、

被害の有無は大雨が降らないとわからない。

何事もないことを祈るのみ。

いや、鬼嫁的には何事かあってもいいのか。

あぁ矛盾w

 

認知症のトメがいつまで一人暮らしを続けられるか、

オンボロの家がいつまで持ちこたえられるか、

トメと建物の耐久性対決だ。